いつかまたあの場所で
最強ギルド
アリア 『うそ・・・』
エクウェス 『嘘じゃないし、俺そんなにバカに見えるか』
アリア 『いや、そうじゃなくて同じだったから』
エクウェス 『同じってなにがだよ・・・』
そこまでいってエクウェスも一つの可能性に気がついた。
エクウェス 『まさか・・・いや、そんなのあるわけがない!どんな確率だよ』
アリア 『あり得るんだから仕方がないじゃない。だって私も東治大に通ってるもん。それに今日、休講だった講義はひとつだけ、つまりあなたと、私は同じ学部のそれも同じ学科ということになる。』
そう、今日東治大で休講になったのは。物理学科の量子力学だけだったのだ・・・
エクウェス 『まぁこの話はここらへんにしてクエスト行こうぜ』
エクウェスは無理やり話題転換に入った。なぜならこのまま話続けるととても大変なことになる気がしたからだ。
アリア 『そうだね、何かクエストに行こ・・・』
アリアもエクウェスの、考えを読み取ったのか直ぐに同意した。するとそこへ急に横槍が入った。
『お~いいいかげん無視すんのやめてくれない』
そう言って声をかけてきたのは†ランサー†というエクウェスのフレンドだった。
†ランサー† 『ねぇさっきから声かけてんのに無視すんのやめてくれない!?』
エクウェス 『あ、お前いつからそこにいた?』
†ランサー† 『ひどい、この仕打ちひどすぎる』
アリア 『え~っとどちら様ですか、きくところエクウェスのお友だちのようですが』
†ランサー† 『お、わるいな俺は†ランサー†名前の通りジョブはランサーで最高職の竜使いだ、夜・路・死・苦!なんちってな。エクウェスところでさこの可愛い嬢ちゃんは誰なんだ』
エクウェス 『あぁこいつはアリア、ジョブはクレリックで2次転生の職はプリーストだ、ついでに俺のギルドの唯一のギルメンでもある。』
と、まぁこんな感じて軽く紹介した。†ランサー†は初期からの知り合いでこのゲームでは超大手ギルド、"黒の王国"の2代目ギルマスをやっていたりする実は凄いやつだ。
 †ランサー† 『えぇー!お前がギルド作ったのか名前はなんていうんだよ』
アリア 『あ、そういえば私も知らない。何ていうの』
エクウェス 『いや、アリアお前はなんで知らないんだよ。名前はフォルティッシムス聖教会だ』
†ランサー† 『なんだそのヤバそうな新興宗教みたいな名前はww』
アリア 『うん、フォルティッシムスというのは別としてなかなかいいとおもうよ、私たちにピッタリじゃない』
†ランサー† 『どこがだよ!だっせぇよ』
アリア 『え、だってエクウェスは騎士って意味で、私のアリアはオペラの独唱、ソロパートって意味だから。どちらも協会には欠かせないし、フォルティッシムスっていうのは最強って意味でエクウェスは確かに最強の一人だよ、ほらピッタリじゃない』
†ランサー† 『確かにそういわれると・・・いや、でも最強はエクウェスだけで、むしろ最強は俺のギルドだし・・・』
暫しの沈黙、てかさすが東治大!博識だ。するとエクウェスは誰かと連絡をとり始めた。そして暫くして†ランサー†がニコッというエモをすると話始めた。
†ランサー† 『よし決めた。エクウェスうちのギルドと同盟を組もうぜそれで・・・』
エクウェス 『は?なに言ってるの、寝言は寝て言えよ』
†ランサー† 『最後まで聞けって、それで俺をお前のギルドに入れてくれよ』
またも沈黙、エクウェスとアリアは『こいつはなにを言ってんだ』という意味を持たせて†ランサー†にジト目のエモを送った。
†ランサー† 『まぁもうこんな時間だしまた明日、答えを聞くから10時にインしてくれよ』
そう言うと勝手に話を終えてログアウトしてしまった。
エクウェス 『緊急会議を行う、議題は"†ランサー†をギルドに入れるか、また黒の王国と同盟を組むか"についてだ!
はい、アリアさんどうぞ』
アリア 『†ランサー†についてと同盟については賛成です。それはつまりイベントで大きな協力を得られるということになるからです。また†ランサー†が、このギルドに来るということは事実上黒の王国はフォルティッシムス聖教会の下部ギルドになるということで、一躍最強ギルドの一角となることができます』
エクウェス 『うむ、確かに。最強ギルドの一角となればギルドバトルのようなイベントでも上位に入れるか・・・』
そんな具合の茶番を繰り広げている2人、実はこのとき既に4時をまわっていたがそんなことに気がつくこともなく。ようやく終わったかというときには既に6時をすぎていた。
エクウェス 『結論、議題"†ランサー†をギルドに入れるか、また黒の王国と同盟を組むか"について・・・』
アリア 『ごくっん』
エクウェス 『どちらも・・・許可する。
理由 黒の王国との同盟ではイベント等でのこちらの利益が大きいこと、また装備やメンバーの一時的な移動が可能ということからである。
†ランサー†については彼をメンバーとすることで実質的な黒の王を下部ギルドとすることが出来るからである。
以上を今回の結論の理由とし、今夜10時より彼らを受け入れる。これにて緊急会議を終了とする』
そう言うと俺達はログアウトした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「お兄ちゃ~ん、朝だよ、ご飯だよ!」
今日のモーニングコールは妹だった。俺は寝てしまいたいという衝動に刈られたが体にムチ打って起き上がると扉を開けた。すると名にかにあたる感触と共に声が聞こえた。
「いた!」
みるとそこには鼻をおさえてうずくまる妹の姿があった。大丈夫かと顔を覗き込もうとすると、キッ!と鋭い視線を浴びせられた。
「もぅ!なんで急に開けるの!?てかなんで今日に限って起きてんのさ」
「あ、あぁ友達と話してたら寝るの忘れちゃってな」
「なぁ~に~、またゲームしてたの、もうちゃんと寝なくちゃダメでしょ。もし次に寝ないでゲームしてたら、捨てるからね」
「ハイハイ」
始まってしまった、妹のお母さんモード。これが始まると本当にめんどくさい。
「そんなに怒ってばっかりだと皺が増えるぞ」
「も~お兄ちゃんのばか」
そう言うとおりていった。床をドンドンと鳴らしながら、やっぱりまだ子供だった・・・
俺は朝ご飯を食べると直ぐに仕度をして大学へ向かった。今日は朝一で講義があるのだ。大学までは最寄りから8駅程のところにある。講義室へと向かうと俺は辺りを見回した。必修科目ではないのでもしかしたら居ないかもしれないが、思わず見てしまうのだ。しかし誰もがネトゲをするような子にはみえなかった。
そうして講義が終わった、今日は選択科目だけなのでわからなかったが、やはりなかなか気になってまともに講義が聞こえなかった。
家に着いたが鍵がかかっていたので仕方なく鞄を漁って、鍵を取り出すと無造作に鍵穴に入れてひねる。
ガチャ
「ただいま~」
そうは言って見たがやはり誰からの返事もない。いやむしろ返事があったら怖いのだが・・・
俺は自分の部屋に行くと直ぐにパソコンを立ち上げてゲームにログインする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《エクウェスがログインしました》
アリア 『遅かったじゃん、もしかして最後まで講義受けてたの』
エクウェス 『まぁな』
アリア 『あっそ、お疲れ様』
エクウェス 『そりゃどうも』
 そんなふうに軽い挨拶を済ませると俺達はクエストに向かった。
エクウェス 『もうすぐ夏だろ、次の大型アップデートでハウジング機能が実装されるって噂でな、今やってるクエストが終わったら家の素材集めしないか』
アリア 『なんで素材集め』
エクウェス 『前やってたネトゲでもハウジング機能があってその時は土地を買って、素材を集めないと家が作れなかったん、だ、よ!』
そういうと同時に相手を切り伏せてクエストをクリアした。
アリア 『そうなんだ、じゃあ立派な家がほしいからいっぱいそれっぽいの集めないとね』
そう言うと早速カフェに戻って必要そうな物の相談を始めた。
エクウェス 『確かにこのゲームにある素材からすると、このれらのものが必要だと思うな』
そう言うとリストを作り表示した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・桑の木片 ・タタナラの墨各種 ・人食い花のツル
・粘土質な土 ・ヌタガエルの粘液 ・鉄塊
・砂鉄 ・オオツシマキの糸 ・世界樹の丸太
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エクウェス 『とりあえずこんなものだろ』
アリア 『世界樹の丸太ってどうやって入手するの』
エクウェス 『あ~まだやったことないか。あれば超上級クエストで入手するんだけど、これが1ヶ月に1回しか来なくてな。手持ちが10本しかないんだよ。それにこれは1回しか受けられないうえに、いろいろなSSRアイテムの強化に必要だったりするから、高値で売れてなまぁ10本持ってるだけでも十分だがとれるならとった方がいい。それにもし余ったら売ればいいから』
アリア 『そうなんだ、よしじゃあ今あるのはギルドの倉庫に全部しまって、とりあえず他の素材を全て追加で1万づつ集めよう』
エクウェス 『いや、そんなに要らないと思うけど』
アリア 『いいの、余ったら売ればいいから。あと世界樹の丸太、今有り金全部使って買えるだけ買うよ』
エクウェス 『わかったよ』
エクウェスは察した。どうやらアリアさん市場操作に出るらしい。
アリア 『よし、じゃあとりに行こ』
そう言うとこの後の俺達はひたすら素材集めをしながら世界樹の丸太が出るたびに、すべてを買っていった。そして夕飯を食べて、お風呂に入って、また素材集めをしてなどをしていると9時半となった。
アリア 『とりあえず現在の出費は179,800,000ベルね。で世界樹の丸太は172本と合計が182本かまぁまぁね』
エクウェス 『あの・・・アリアさん口調変わってませんか』
アリアの熱意がすごすぎて思わず敬語になってしまった。
アリア 『確かに少し語気が強くなってたたもね。でもさ家を作れるんだよ。凄いじゃんどうせ作るなら立派な家がいいからさ』
エクウェス 『そっかじゃあ頑張って一番凄いのを作ろうな』
そうやって二人が決意していると。あいつがやって来た。
†ランサー† 『おう!どうだい決まったか』
エクウェス 『あぁ、同盟もお前がうちのギルドに入るのもOKだ、ただ確認するけど黒の王国はフォルティッシムス聖教会の事実上の下部ギルドになるってことでいいんだな』
†ランサー† 『おうよ、それで問題ない。なんせ"孤高の騎士"様がいるんだからな』
エクウェス 『そ、そうかじゃあ同盟申請した後でフォルティッシムス聖教会への加入申請出してくれ』
そういうと直ぐに同盟申請がきた。それを承認しすると†ランサー†からの加入申請がきた。承認、これでよしと。これで事実上家のギルドは最強ギルドの一角になったわけだ。
エクウェス 『早速だが、今度の世界樹のイベントなんだがギルド全員で攻略に行ってくれ』
エクウェス 『嘘じゃないし、俺そんなにバカに見えるか』
アリア 『いや、そうじゃなくて同じだったから』
エクウェス 『同じってなにがだよ・・・』
そこまでいってエクウェスも一つの可能性に気がついた。
エクウェス 『まさか・・・いや、そんなのあるわけがない!どんな確率だよ』
アリア 『あり得るんだから仕方がないじゃない。だって私も東治大に通ってるもん。それに今日、休講だった講義はひとつだけ、つまりあなたと、私は同じ学部のそれも同じ学科ということになる。』
そう、今日東治大で休講になったのは。物理学科の量子力学だけだったのだ・・・
エクウェス 『まぁこの話はここらへんにしてクエスト行こうぜ』
エクウェスは無理やり話題転換に入った。なぜならこのまま話続けるととても大変なことになる気がしたからだ。
アリア 『そうだね、何かクエストに行こ・・・』
アリアもエクウェスの、考えを読み取ったのか直ぐに同意した。するとそこへ急に横槍が入った。
『お~いいいかげん無視すんのやめてくれない』
そう言って声をかけてきたのは†ランサー†というエクウェスのフレンドだった。
†ランサー† 『ねぇさっきから声かけてんのに無視すんのやめてくれない!?』
エクウェス 『あ、お前いつからそこにいた?』
†ランサー† 『ひどい、この仕打ちひどすぎる』
アリア 『え~っとどちら様ですか、きくところエクウェスのお友だちのようですが』
†ランサー† 『お、わるいな俺は†ランサー†名前の通りジョブはランサーで最高職の竜使いだ、夜・路・死・苦!なんちってな。エクウェスところでさこの可愛い嬢ちゃんは誰なんだ』
エクウェス 『あぁこいつはアリア、ジョブはクレリックで2次転生の職はプリーストだ、ついでに俺のギルドの唯一のギルメンでもある。』
と、まぁこんな感じて軽く紹介した。†ランサー†は初期からの知り合いでこのゲームでは超大手ギルド、"黒の王国"の2代目ギルマスをやっていたりする実は凄いやつだ。
 †ランサー† 『えぇー!お前がギルド作ったのか名前はなんていうんだよ』
アリア 『あ、そういえば私も知らない。何ていうの』
エクウェス 『いや、アリアお前はなんで知らないんだよ。名前はフォルティッシムス聖教会だ』
†ランサー† 『なんだそのヤバそうな新興宗教みたいな名前はww』
アリア 『うん、フォルティッシムスというのは別としてなかなかいいとおもうよ、私たちにピッタリじゃない』
†ランサー† 『どこがだよ!だっせぇよ』
アリア 『え、だってエクウェスは騎士って意味で、私のアリアはオペラの独唱、ソロパートって意味だから。どちらも協会には欠かせないし、フォルティッシムスっていうのは最強って意味でエクウェスは確かに最強の一人だよ、ほらピッタリじゃない』
†ランサー† 『確かにそういわれると・・・いや、でも最強はエクウェスだけで、むしろ最強は俺のギルドだし・・・』
暫しの沈黙、てかさすが東治大!博識だ。するとエクウェスは誰かと連絡をとり始めた。そして暫くして†ランサー†がニコッというエモをすると話始めた。
†ランサー† 『よし決めた。エクウェスうちのギルドと同盟を組もうぜそれで・・・』
エクウェス 『は?なに言ってるの、寝言は寝て言えよ』
†ランサー† 『最後まで聞けって、それで俺をお前のギルドに入れてくれよ』
またも沈黙、エクウェスとアリアは『こいつはなにを言ってんだ』という意味を持たせて†ランサー†にジト目のエモを送った。
†ランサー† 『まぁもうこんな時間だしまた明日、答えを聞くから10時にインしてくれよ』
そう言うと勝手に話を終えてログアウトしてしまった。
エクウェス 『緊急会議を行う、議題は"†ランサー†をギルドに入れるか、また黒の王国と同盟を組むか"についてだ!
はい、アリアさんどうぞ』
アリア 『†ランサー†についてと同盟については賛成です。それはつまりイベントで大きな協力を得られるということになるからです。また†ランサー†が、このギルドに来るということは事実上黒の王国はフォルティッシムス聖教会の下部ギルドになるということで、一躍最強ギルドの一角となることができます』
エクウェス 『うむ、確かに。最強ギルドの一角となればギルドバトルのようなイベントでも上位に入れるか・・・』
そんな具合の茶番を繰り広げている2人、実はこのとき既に4時をまわっていたがそんなことに気がつくこともなく。ようやく終わったかというときには既に6時をすぎていた。
エクウェス 『結論、議題"†ランサー†をギルドに入れるか、また黒の王国と同盟を組むか"について・・・』
アリア 『ごくっん』
エクウェス 『どちらも・・・許可する。
理由 黒の王国との同盟ではイベント等でのこちらの利益が大きいこと、また装備やメンバーの一時的な移動が可能ということからである。
†ランサー†については彼をメンバーとすることで実質的な黒の王を下部ギルドとすることが出来るからである。
以上を今回の結論の理由とし、今夜10時より彼らを受け入れる。これにて緊急会議を終了とする』
そう言うと俺達はログアウトした。
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「お兄ちゃ~ん、朝だよ、ご飯だよ!」
今日のモーニングコールは妹だった。俺は寝てしまいたいという衝動に刈られたが体にムチ打って起き上がると扉を開けた。すると名にかにあたる感触と共に声が聞こえた。
「いた!」
みるとそこには鼻をおさえてうずくまる妹の姿があった。大丈夫かと顔を覗き込もうとすると、キッ!と鋭い視線を浴びせられた。
「もぅ!なんで急に開けるの!?てかなんで今日に限って起きてんのさ」
「あ、あぁ友達と話してたら寝るの忘れちゃってな」
「なぁ~に~、またゲームしてたの、もうちゃんと寝なくちゃダメでしょ。もし次に寝ないでゲームしてたら、捨てるからね」
「ハイハイ」
始まってしまった、妹のお母さんモード。これが始まると本当にめんどくさい。
「そんなに怒ってばっかりだと皺が増えるぞ」
「も~お兄ちゃんのばか」
そう言うとおりていった。床をドンドンと鳴らしながら、やっぱりまだ子供だった・・・
俺は朝ご飯を食べると直ぐに仕度をして大学へ向かった。今日は朝一で講義があるのだ。大学までは最寄りから8駅程のところにある。講義室へと向かうと俺は辺りを見回した。必修科目ではないのでもしかしたら居ないかもしれないが、思わず見てしまうのだ。しかし誰もがネトゲをするような子にはみえなかった。
そうして講義が終わった、今日は選択科目だけなのでわからなかったが、やはりなかなか気になってまともに講義が聞こえなかった。
家に着いたが鍵がかかっていたので仕方なく鞄を漁って、鍵を取り出すと無造作に鍵穴に入れてひねる。
ガチャ
「ただいま~」
そうは言って見たがやはり誰からの返事もない。いやむしろ返事があったら怖いのだが・・・
俺は自分の部屋に行くと直ぐにパソコンを立ち上げてゲームにログインする。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《エクウェスがログインしました》
アリア 『遅かったじゃん、もしかして最後まで講義受けてたの』
エクウェス 『まぁな』
アリア 『あっそ、お疲れ様』
エクウェス 『そりゃどうも』
 そんなふうに軽い挨拶を済ませると俺達はクエストに向かった。
エクウェス 『もうすぐ夏だろ、次の大型アップデートでハウジング機能が実装されるって噂でな、今やってるクエストが終わったら家の素材集めしないか』
アリア 『なんで素材集め』
エクウェス 『前やってたネトゲでもハウジング機能があってその時は土地を買って、素材を集めないと家が作れなかったん、だ、よ!』
そういうと同時に相手を切り伏せてクエストをクリアした。
アリア 『そうなんだ、じゃあ立派な家がほしいからいっぱいそれっぽいの集めないとね』
そう言うと早速カフェに戻って必要そうな物の相談を始めた。
エクウェス 『確かにこのゲームにある素材からすると、このれらのものが必要だと思うな』
そう言うとリストを作り表示した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・桑の木片 ・タタナラの墨各種 ・人食い花のツル
・粘土質な土 ・ヌタガエルの粘液 ・鉄塊
・砂鉄 ・オオツシマキの糸 ・世界樹の丸太
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エクウェス 『とりあえずこんなものだろ』
アリア 『世界樹の丸太ってどうやって入手するの』
エクウェス 『あ~まだやったことないか。あれば超上級クエストで入手するんだけど、これが1ヶ月に1回しか来なくてな。手持ちが10本しかないんだよ。それにこれは1回しか受けられないうえに、いろいろなSSRアイテムの強化に必要だったりするから、高値で売れてなまぁ10本持ってるだけでも十分だがとれるならとった方がいい。それにもし余ったら売ればいいから』
アリア 『そうなんだ、よしじゃあ今あるのはギルドの倉庫に全部しまって、とりあえず他の素材を全て追加で1万づつ集めよう』
エクウェス 『いや、そんなに要らないと思うけど』
アリア 『いいの、余ったら売ればいいから。あと世界樹の丸太、今有り金全部使って買えるだけ買うよ』
エクウェス 『わかったよ』
エクウェスは察した。どうやらアリアさん市場操作に出るらしい。
アリア 『よし、じゃあとりに行こ』
そう言うとこの後の俺達はひたすら素材集めをしながら世界樹の丸太が出るたびに、すべてを買っていった。そして夕飯を食べて、お風呂に入って、また素材集めをしてなどをしていると9時半となった。
アリア 『とりあえず現在の出費は179,800,000ベルね。で世界樹の丸太は172本と合計が182本かまぁまぁね』
エクウェス 『あの・・・アリアさん口調変わってませんか』
アリアの熱意がすごすぎて思わず敬語になってしまった。
アリア 『確かに少し語気が強くなってたたもね。でもさ家を作れるんだよ。凄いじゃんどうせ作るなら立派な家がいいからさ』
エクウェス 『そっかじゃあ頑張って一番凄いのを作ろうな』
そうやって二人が決意していると。あいつがやって来た。
†ランサー† 『おう!どうだい決まったか』
エクウェス 『あぁ、同盟もお前がうちのギルドに入るのもOKだ、ただ確認するけど黒の王国はフォルティッシムス聖教会の事実上の下部ギルドになるってことでいいんだな』
†ランサー† 『おうよ、それで問題ない。なんせ"孤高の騎士"様がいるんだからな』
エクウェス 『そ、そうかじゃあ同盟申請した後でフォルティッシムス聖教会への加入申請出してくれ』
そういうと直ぐに同盟申請がきた。それを承認しすると†ランサー†からの加入申請がきた。承認、これでよしと。これで事実上家のギルドは最強ギルドの一角になったわけだ。
エクウェス 『早速だが、今度の世界樹のイベントなんだがギルド全員で攻略に行ってくれ』
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