if中二病が異世界転移したら

ノベルバユーザー313493

旅の再開とチーム

 「ふぁ~いい湯だ」
 「ホントですね。でもホント間宮さん凄いですね」  
 「ホントなんでも出来て凄いですね」
 「でもよ前の土地はどうするか」
 「そうだな畑にしちゃうか」


 そんな具合に盛り上がる竜次達、あっという間に時間は過ぎて行き盛り上がっていると外から声がした。


 「間宮さんお食事のご用意が出来ているのですが、のぼせてたりはしませんか」
 「大丈夫ですよ~」
 「それはよかったです。もう3時間ほど入っていいられるので心配になり、すみませんでした」
 「そんなに入っていましたか、ありがとうございます」


 そう言って竜次達はお風呂から上がって家にもどった。


 「ごめんお待たせ」 
 「ほんとだよ、3時間も風呂に入ってるなんておめぇは女子か」
 「会話がはずんじゃってね」
 「もぅしょうがないんだから、間宮さん達も来たことですし、いただきましょ」
 「そうだな」


 そうしてメイドさんの作ってくれた料理を食べながら、メイドさんが注いでくれたミルクを飲んで、ラノベの主人公のような夕食を楽しんだ。


 「明日からは冒険を再開しようと思う。そこでアレスさんにはお願いがあります」
 「なんでごさいましょうか」
 「この家があった土地にお店を開くので、手頃な物件を探しておいてください」
 「かしこまりました」
 「他の皆さんはいつも通りでお願いします」


 それだけいうと寝室に戻り眠りに着いた。


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 「では行ってらっしゃいませ」
 「うんとりあえずは6時頃に帰ってくる予定だから」
 「竜次さん、やはり連れていってくれませんか」
 「ダメだ、危ないしもし怪我でもさせたらノイルさんに会わせるかおがない」
 「そうですか・・・わかりました早く帰って来てくださいね」


 そうゆうと、健気に微笑みながら送るサクラと皆に挨拶をして、とりあえずカリウドリアのギルドに行き依頼をうけることにした。


 「とりあえず今回も二人別々の依頼を受けよう」
 「じゃあ、このブラックスコーピオンってのにしようかな」


 そう言って受け付けに持っていく。


 「ブラックスコーピオンの討伐ですね、ではカードをみせてください」


 いつも通りカードをみせて受付をすませようとした。


 「これは、間宮様には公王陛下から姫様の救出と護衛をされたという報告がされました。またギルド本部で検討した結果ランクを7に上げることが決定しましたので、ランクを上げさていただきます」


 そう言うのでカードを渡すとカードの色が白になったことでランクが7になったことがわかる。 


 「あと連れの方で、カリナ様という方がいるそうですが、その方もランク5にできるのですが、いらっしゃいませんか」


 そういうので皆を読んで今までのことを説明した。


 「そうゆうことならお願いするぜ」
 「了解しました」


 そう言ってさっきと同じように色が変わり5になった。


 「あと彼女達もギルドに登録したいのですが」
 「わかりましたか。確かに陛下からは4人いたと伺っておりますのででは早速登録をしましょう」


 そう言って、ナユリとホムラも登録をした。以外なことにホムラは普通の人より少し強い程度のステータスだったので驚いた。
 少し以外なこともあったが全員がギルド登録とランクアップを完了した。


 「じゃあランクも上がったことだし別の依頼探すか」
 「お待ち下さい」


 そう引き留めてきた。


 「チーム登録をいたしませんか」
 「えっとそれってなんでしたっけ」
 「チーム登録とは、依頼をチームでこなせるようになるもので、チーム専用の少し高額な報酬の依頼を受けることも出来ます。またチームでは人数分の依頼を受けることも可能です。
 他にもチームでカードを作りチームとして依頼をこなしていくことでチームランクが上がります。これは個人のランクとは基本的には関係がありません。どうでしょうか」
 「じゃあお願いします」
 「ではカードの発行料として銀貨1枚をいただきます。またこのチームは7が一人と5が3人いるので最初のランクは5となります」


 そうしてカードを作ると竜次が受け取り依頼の張られているボードを見た。


 「そういやよ次はどこを目指すんだ」
 「あぁ言ってなかったな、次はサンドリヒ王国を目指す」
 「ってことはよ、森を抜けるんだな」
 「あぁそうだ」
 「じゃあここら辺がいいですね」


 そう言って俺たちはそれぞれ別々の依頼とついでに森への手紙を届けるチーム依頼を受けた。


 「待って出る前にナユリにはこのロッドを渡しておくよ」
 「ありがとうございます」
 「このロッドには防御魔法が付与されてるから魔力を流すだけで使えるよ」
 「ほぇ~凄いですね」
 「ホムラにはこれ、人間のときに何も出来ないんじゃ困るでしょ」
 「ありがとうございます」
 「これは刀っていって風の刃を飛ばせる。また竜に戻ると爪に巻き付いて刀のときと同じ効果を出せる」


 これで一通り武器を手渡すとチームの依頼主マックさんの所へ向かった。


 「これは仕事のもので早急に森の民族、ゴビ族の長に届けてほしい、またその返事も受け取ってきてくれ。早ければ早いだけ報酬の金額は高くしよう」
 「わかりました。ではいってきますね」
 「頼んだぞ」


 そうして竜次達はゴビ族の住む森に向かった。もちろんAHN-MARKⅠでである。道中依頼の魔物について話し合ったり談笑したりする


 「実はさナユリってかなり大きかったんだよ、しかもしかも触ったらかわいい声を上げてよ。たまらなかったぜ」
 「も~やめてくださいよ。そんなこと言ったらカリナさんは竜次さんのこ#^^$$×☆^+☆#&¥☆・・・
 っはぁはぁなにするんですか!」
 「なにってお前が余計なことを言おうとするからだろ」
 「それはあなたがとんでもないことを言おうとするからでしょ」


 そんな感じで楽しく話している皆を眺めているととても面白かった。


 「ねぇ、竜次さん実はカリナさんって・・・」
 「ほらやめようね」


 よっぽど恥ずかしいらしい、カリナの顔が笑ってない。ナユリがやっとの思いで抜け出そうとしていた。


 「ほらお前達あんまり暴れるなよ」


 そう注意をすると急にやめた。しかしまだ二人はまるで虎と竜のように睨み合っていた。そのままAHN-MARKⅠで揺られること5時間やっと目的の民族がいる村の近くに来たので降りて歩き始めた


 「どんな人たちだろね」
 「この辺は早くから獣人と人間が仲良くなったからな、もしかしたら一緒に暮らしてるかも」
 「へぇ~よく知ってんな」
 「確かに前にこの辺りを飛んだとき獣人と人間が一緒に話しているのをみましたよ」


 そんな具合で話しているとだんだんと村の門がみえてきた。そして門の前に行くと人間と獣人が近づいてきた。


 「こんにちはどのような理由でこられたのかだお」
 「もしかしてこの森を抜けるのに泊めてほしいんじゃないかだお」
 「確かにそうかもしれないだお」


 竜次は口をあんぐりして呆けてしまったが、カリナ達はどうしたのかと竜次をみる。どうやら気にしていないらしい。
 しかしこれは日本人には強烈すぎた。


 「だお、ってふざけてんのかおまえら!!!!!」「おまえら~」「おまえら~」「おまえら~」


 凄まじい竜次の渾身のツッコミは森の中を響きわたった。


 「おお、急にどうしたんだお」
 「こいつら危ない奴等かも知れないだお、長に連絡してくるお」


 そう言って獣人が急いで行こうとするのをカリナが引き留める。


 「待ってくれ、あたし達は依頼で来たんだ」
 「依頼だと、だお?」
 「ああ長にこれを届けて返事が欲しいと」
 「わかったお、ならギルドカードを見せるんだお」


 そうして全員のカードを見せた。


 「わかったお、通っていいんだお」


 そうして獣人、ドロイさんに長のもとへ案内して貰った。その頃にはなんとか竜次もショックから立ち直ることができた


 「確かに受け取った、少し待っていて欲しい」


 竜次達は出されたお茶?のようなものを飲みながら待つことにした。そして30分位まつと長とドロイさんが袋を持ってやって来た。





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