地球で独身貴族を貫いたお爺さん(元ラノベ作家)は異世界転移して賢者になるそうですよ
お爺ちゃん賢者になる。
ワシはすぐさま重力結界ー圧ーを発動しカミラさんを中心に半径3メートルの重力を上げ動けないようにする。
「ほぅ、魔法使いでしたか。しかも見たこともないものですね。もしや固有魔法でしょうか」
「そうじゃのぅ、固有魔法といえば固有魔法じゃな」
実際はワシが前世で研究して独自に編み上げたものらしいが。
と、そんな細かいことよりも凄いのがなんとカミラさん大助の重力結界を受けても平然とたっているのだ。大助自身重力はそこまで上げてはいないがそれでもかなりの負荷が体にかかっている筈である。
「では次は私からいきますね。実は私こう見えても元はかなり凄腕の冒険者でして依頼の難易度で行くと7程度までは余裕で倒せまして」
「「「7!!」」」
う~む、7というのがどれ程のものかわからんが彼らの驚く声からするとそうとうなんじゃろう。
そんな事を考えているとカミラさんは一気に重力結界を抜け大助に肉薄すると上段から斬りかかってくる。それをとっさに飛行魔法、フライで飛んでよける。そこらか彼女の周辺に空気地雷を設置してガジル達の前へ行き空気障壁を発動衝撃に備えた。
「避けられるとは・・・寸止めするつもりでしたが、なかなかです。
いいでしょう登録を許可します」
あれ?もうこないようじゃ。つまり空気地雷は不要のようじゃ、とりあえず解除するかのぅ。
大助が魔法を解除しようとしたとき、
「まっ・・・」
彼女がこちらへ来ようと動いてしまったのだ。もちろん制止の言葉は間に合う筈もなく━━━
ドグァァァン!!
見事に発動し。一つが発動するとそれに連動して周りのまで発動した。もちろん空気地雷という名前の通り空気を圧縮しただけのものなので怪我をしても軽傷だろうが・・・
魔法を受け揉みくちゃにされるカミラさんを何もすることができずに眺める大助達。
叫び声が聞こえる。地雷にぶつかり飛ばされるとまた他の地雷にぶつかり飛ばされる。現在あの中心はとんでもない事になっていた。
暫くすると髪の毛がボサボサになりどこかやつれたカミラさんが出てきた。
「なんかすまんのぅ」
とりあえず回復を使い怪我などを直す。なんか可哀想な感じになっている。うずくまって何か呟いているので耳を傾けてみた。
「・・・い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い・・・」
おぅかなりのトラウマになってしまったようじゃ。なんかすごく罪悪感を覚える。
てかワシ、この世界に来て数日で罪悪感感じすぎじゃね!?
暫くしてやっとのこと立ち上がった彼女に謝罪を入れる。
「ぐすん、ほんと怖かった、ぐすん、んですから。ぐすん」
「支部長さんすっごく強いんだね!」
「はい、ぐすん、実は私は、ぐすん、帝人族なんです」
「あ~それであんなに強いのか、ってことはよあれは身体強化てやつか?」
「はい、ぐすん、そうです」
う~む、泣かせたワシが言うのもなんじゃが、そろそろ泣き止んでくれんと道行く人の視線が痛い。
「とりあえず。ギルドへ戻らんか」
「そうだな」
「はいです!」
大助達はギルドに戻ると泣き止んだカミラさんから登録をして説明を受けていた。ルールはだいたい以下の通りだ。
・依頼中の事故などによる死傷には一切の責任を負わない。
・依頼の失敗には罰金が発生する場合がある。
・依頼の内容によっては過去の達成度によって受けられないものもある。
ちなみにラノベなどでよくみるギルドランクというものはないようじゃ。代わりに依頼ごとにレベルが設定されておりそれをみて判断するようじゃ。
またレベルはギルドから登録した証として渡されるギルドカードに記載されたステータスより判断するらしい。
「ではこのカードを持って水晶に触れてください」
そういわれて水晶に手を触れると水晶が光だした。するとカードになにやら数字が刻まれていく。ギルドカードの完成じゃ。
ここからカードを記録して貰うことで登録の完了。晴れて冒険者の仲間入りだ。
「これは・・・」
「どうかしたのか」
「・・・賢者です」
「はぃ?」
賢者?なんのことじゃろうか。
「うお!やっぱりか」
「知ってたよ知ってたよ!やっぱりお爺ちゃんは最強だ」
「いや、だからなんのことじゃ??」
「えっと、つまり魔法使い最強クラスってことです」
とりあえず渡されたカードをみてみる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
赤羽 大助
体力 180
攻撃力 10
物理防御力 5
魔力 8054873
魔法防御力 6834039
移動速度 8
魔法
・重力魔法
・時間魔法
・空間魔法
・回復魔法
・炎魔法
・水魔法
・風魔法
・土魔法
・聖魔法
・光魔法
・闇魔法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ん!?魔力と魔防が異常な数値を出しておるな。確かにこれはヤバそうだ。
「ま、とりあえずじいちゃんが最強なのはわかったからさっさと依頼受けようぜ」
「そうじゃな。でもワシのレベルってどれくらいなんじゃ?」
「ん、そりゃ10だろ」
「だよだよ。てかレベル10までしかないし」
「そうなのか?」
とりあえず無事(?)ギルド登録を終えた大助達はレベル3の討伐依頼を受けるとギルドをあとにした。
馬車に揺られること一時間、そろそろ暇になり始めたレイルがバタバタし始める。
「そうだそうだ。お爺ちゃん何か魔法教えて~」
「ん、いいよ。何にするかのぅ?」
「そうだな~攻撃できる強いやつ!」
「そうか、じゃあ棘の槍なんてどうじゃ」
「凄そうな名前だね!それがいい」
「よし、じゃあ━━━━」
ワシは目的地に着くまでの三時間皆にこの魔法を教えた。もちろん直ぐに使えるようになるわけではない。じゃが、そこまで難しくもないから練習すればいつかは使えるようになるじゃろう。
「やっと着いたぜ」
「ふぁ~腰いた~い」
「確かに馬車移動は腰にくるのぅ」
すかさず範囲回復を発動した。
「ふぅ、お爺ちゃんありがとう」
「ささ、さっさと探そうぜ」
今回の依頼内容は街道付近に増えすぎたハリ熊虎の討伐だ。ハリはとても硬く武器として用いられるためそこそこの値段で取引される。
「まってくれ」
「なんですか」
「今探すから」
『我、求めるものはハリ熊虎、我の求めに応じ我を導け!探索』
探索の結果半径10キロ圏内にハリ虎熊は18体いた。もちろん移動してもわかるようにマーカーを打ってある。
「ここから一番近いのは北北東へ100メートル行った先にいる」
「流石賢者!すげぇな」
「さ~て、んじゃいくか」
大助達は一体づつ確実に仕留めてゆき討伐開始から4時間程がたった頃、全てのハリ熊虎を仕留める事に成功した。
「んぃや~狩った狩った」
「ほんとほんと、ザックザクだよ!」
「それにしてもこれだけの素材運びきるのは大変ですね」
「ん~そうだね、ねぇねぇお爺ちゃんなんかいい方法ない?」
「あるぞ。とっておきのやつがのう」
「ほぅ、魔法使いでしたか。しかも見たこともないものですね。もしや固有魔法でしょうか」
「そうじゃのぅ、固有魔法といえば固有魔法じゃな」
実際はワシが前世で研究して独自に編み上げたものらしいが。
と、そんな細かいことよりも凄いのがなんとカミラさん大助の重力結界を受けても平然とたっているのだ。大助自身重力はそこまで上げてはいないがそれでもかなりの負荷が体にかかっている筈である。
「では次は私からいきますね。実は私こう見えても元はかなり凄腕の冒険者でして依頼の難易度で行くと7程度までは余裕で倒せまして」
「「「7!!」」」
う~む、7というのがどれ程のものかわからんが彼らの驚く声からするとそうとうなんじゃろう。
そんな事を考えているとカミラさんは一気に重力結界を抜け大助に肉薄すると上段から斬りかかってくる。それをとっさに飛行魔法、フライで飛んでよける。そこらか彼女の周辺に空気地雷を設置してガジル達の前へ行き空気障壁を発動衝撃に備えた。
「避けられるとは・・・寸止めするつもりでしたが、なかなかです。
いいでしょう登録を許可します」
あれ?もうこないようじゃ。つまり空気地雷は不要のようじゃ、とりあえず解除するかのぅ。
大助が魔法を解除しようとしたとき、
「まっ・・・」
彼女がこちらへ来ようと動いてしまったのだ。もちろん制止の言葉は間に合う筈もなく━━━
ドグァァァン!!
見事に発動し。一つが発動するとそれに連動して周りのまで発動した。もちろん空気地雷という名前の通り空気を圧縮しただけのものなので怪我をしても軽傷だろうが・・・
魔法を受け揉みくちゃにされるカミラさんを何もすることができずに眺める大助達。
叫び声が聞こえる。地雷にぶつかり飛ばされるとまた他の地雷にぶつかり飛ばされる。現在あの中心はとんでもない事になっていた。
暫くすると髪の毛がボサボサになりどこかやつれたカミラさんが出てきた。
「なんかすまんのぅ」
とりあえず回復を使い怪我などを直す。なんか可哀想な感じになっている。うずくまって何か呟いているので耳を傾けてみた。
「・・・い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い、飛ぶ、怖い・・・」
おぅかなりのトラウマになってしまったようじゃ。なんかすごく罪悪感を覚える。
てかワシ、この世界に来て数日で罪悪感感じすぎじゃね!?
暫くしてやっとのこと立ち上がった彼女に謝罪を入れる。
「ぐすん、ほんと怖かった、ぐすん、んですから。ぐすん」
「支部長さんすっごく強いんだね!」
「はい、ぐすん、実は私は、ぐすん、帝人族なんです」
「あ~それであんなに強いのか、ってことはよあれは身体強化てやつか?」
「はい、ぐすん、そうです」
う~む、泣かせたワシが言うのもなんじゃが、そろそろ泣き止んでくれんと道行く人の視線が痛い。
「とりあえず。ギルドへ戻らんか」
「そうだな」
「はいです!」
大助達はギルドに戻ると泣き止んだカミラさんから登録をして説明を受けていた。ルールはだいたい以下の通りだ。
・依頼中の事故などによる死傷には一切の責任を負わない。
・依頼の失敗には罰金が発生する場合がある。
・依頼の内容によっては過去の達成度によって受けられないものもある。
ちなみにラノベなどでよくみるギルドランクというものはないようじゃ。代わりに依頼ごとにレベルが設定されておりそれをみて判断するようじゃ。
またレベルはギルドから登録した証として渡されるギルドカードに記載されたステータスより判断するらしい。
「ではこのカードを持って水晶に触れてください」
そういわれて水晶に手を触れると水晶が光だした。するとカードになにやら数字が刻まれていく。ギルドカードの完成じゃ。
ここからカードを記録して貰うことで登録の完了。晴れて冒険者の仲間入りだ。
「これは・・・」
「どうかしたのか」
「・・・賢者です」
「はぃ?」
賢者?なんのことじゃろうか。
「うお!やっぱりか」
「知ってたよ知ってたよ!やっぱりお爺ちゃんは最強だ」
「いや、だからなんのことじゃ??」
「えっと、つまり魔法使い最強クラスってことです」
とりあえず渡されたカードをみてみる。
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赤羽 大助
体力 180
攻撃力 10
物理防御力 5
魔力 8054873
魔法防御力 6834039
移動速度 8
魔法
・重力魔法
・時間魔法
・空間魔法
・回復魔法
・炎魔法
・水魔法
・風魔法
・土魔法
・聖魔法
・光魔法
・闇魔法
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ん!?魔力と魔防が異常な数値を出しておるな。確かにこれはヤバそうだ。
「ま、とりあえずじいちゃんが最強なのはわかったからさっさと依頼受けようぜ」
「そうじゃな。でもワシのレベルってどれくらいなんじゃ?」
「ん、そりゃ10だろ」
「だよだよ。てかレベル10までしかないし」
「そうなのか?」
とりあえず無事(?)ギルド登録を終えた大助達はレベル3の討伐依頼を受けるとギルドをあとにした。
馬車に揺られること一時間、そろそろ暇になり始めたレイルがバタバタし始める。
「そうだそうだ。お爺ちゃん何か魔法教えて~」
「ん、いいよ。何にするかのぅ?」
「そうだな~攻撃できる強いやつ!」
「そうか、じゃあ棘の槍なんてどうじゃ」
「凄そうな名前だね!それがいい」
「よし、じゃあ━━━━」
ワシは目的地に着くまでの三時間皆にこの魔法を教えた。もちろん直ぐに使えるようになるわけではない。じゃが、そこまで難しくもないから練習すればいつかは使えるようになるじゃろう。
「やっと着いたぜ」
「ふぁ~腰いた~い」
「確かに馬車移動は腰にくるのぅ」
すかさず範囲回復を発動した。
「ふぅ、お爺ちゃんありがとう」
「ささ、さっさと探そうぜ」
今回の依頼内容は街道付近に増えすぎたハリ熊虎の討伐だ。ハリはとても硬く武器として用いられるためそこそこの値段で取引される。
「まってくれ」
「なんですか」
「今探すから」
『我、求めるものはハリ熊虎、我の求めに応じ我を導け!探索』
探索の結果半径10キロ圏内にハリ虎熊は18体いた。もちろん移動してもわかるようにマーカーを打ってある。
「ここから一番近いのは北北東へ100メートル行った先にいる」
「流石賢者!すげぇな」
「さ~て、んじゃいくか」
大助達は一体づつ確実に仕留めてゆき討伐開始から4時間程がたった頃、全てのハリ熊虎を仕留める事に成功した。
「んぃや~狩った狩った」
「ほんとほんと、ザックザクだよ!」
「それにしてもこれだけの素材運びきるのは大変ですね」
「ん~そうだね、ねぇねぇお爺ちゃんなんかいい方法ない?」
「あるぞ。とっておきのやつがのう」
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