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詩集 ツキアカリ

四ノ宮雪子

重想い


貴方のことを思ってどれくらいがたったでしょう

私の中ではそれは限りなく零に近く、だけど円周率のような無限の可能性も秘めているの

今こうしてお手紙を綴る中、貴方はいったい何をしているのでしょうか

きっと夢の中で私と遊んでいるのでしょう
きっと明日の私を想像して明日が待ちきれないのでしょう

テスト勉強を放り出して貴方のことだけを考えてます

いつもつけてる交換日記も振り返ればもう半分くらいになったね

私は昨日貴方にハグをした
とても強く強く
とても強く

貴方への愛はどこにどのくらい入れればいいの?
正直有り余ってしまってどうしようかとしているよ

いいの?他の人にあげちゃっても

ダメだよね、そんなことしたら貴方は悲しむもの

ごめんね、意地悪なことをして
でもそんな時の貴方ほど可愛く愛おしいものはいないわ

もし今ここに首輪があれば貴方につけてあげたい

どこにもいかないで、私のあげる環境だけで生きて欲しいの

あなたにプレゼントするものは腕時計にしよう

同じ時を、同じだけ、一緒に過ごしていたいもの


貴方は私の1つになっちゃったの
だから貴方がいないと私は立つこともできやしない

ましてや貴方を抱きしめることもね

いつもありがとう
その感謝の気持ちこそ、ずっと隅に残り続ける蜘蛛の巣のように細く、強くあるのよ

支えてくれてありがとう
守ってくれてありがとう
こんな私を愛してくれてありがとう

今度は僕が守る番だよ

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