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詩集 ツキアカリ

四ノ宮雪子

初夏


風鈴の音色がそよ風に煽られ空に舞う

それと同時に夏の始まりを告げる蝉の声はしんと、消え去った

束の間の休息、ひと時の静寂、静止的空間

滴る汗と氷菓子は私のシャツにシミとなり再び、夏が動き出す

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