詩集 ツキアカリ
運命
 
空をかける天の川
藍色のキャンパスはもう、真っ白なミルクで汚れている
私の頰を伝う涙たちは
夢となって、静かに消える
風が、星が、月明かりが、
どうして私を生かすのか
あぁ、そうか、そうなんだね
私は神の子、女神の生まれ変わり
誰もいないこの雲の上で
今宵あなたと踊り明かそう
でも、どうして、どうしてなの、
生かすも殺すも全部私次第なのに
私をつないだこの足かせは
この地に喰いつき離れないの、
空をかける天の川
藍色のキャンパスはもう、真っ白なミルクで汚れている
私の頰を伝う涙たちは
夢となって、静かに消える
風が、星が、月明かりが、
どうして私を生かすのか
あぁ、そうか、そうなんだね
私は神の子、女神の生まれ変わり
誰もいないこの雲の上で
今宵あなたと踊り明かそう
でも、どうして、どうしてなの、
生かすも殺すも全部私次第なのに
私をつないだこの足かせは
この地に喰いつき離れないの、
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