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詩集 ツキアカリ

四ノ宮雪子

ツキアカリ


もっと真っ直ぐになりたい

ひねくれて愛想をつかされた君が願う

この先どうやって生きていこう

大きな過ちを犯した君が嘆く

明日に僕の居場所はない

たくさん失敗した君が思う

どうせ誰も見てくれない

落ちこぼれでなんの取り柄もない君が言う

世の中は実に理不尽なものだ

どれだけ頑張っても、結果が全て

どれだけいいことをしても、一度の過ちで全てないことになる

理不尽にまみれた世の中、狭く、冷たい小さな世界を生きる僕たち

弱肉強食

自業自得

悪木盗泉

弱い生き物はたとえどんな茂みに隠れても

たとえどんな方法で免れようも

強い生き物にやられてしまう

何の希望もない

あるのは暗い何かだけ

滑ってうまく掴めない何か

弱い生き物たちはそれを必死に掴もうとする

そんなことしなくてもいいんだよ

もっと周りをよく見てごらん

何もないわけない

もっと探せ

きっと何かがある

諦めは大事だとか往生際が悪いとか言うけどそれがどうした

嚙みつけ

必死にすがれ

お前の大切なものは何だ

この一瞬で壊していいものか

それくらい守ってみせろよ

命を懸けて守ってみせろよ

お前は番人だ

お前の心にあるヒカリを守れ

そのヒカリを消してはいけない

胸に手を当てて感じてみろ

脈打つヒカリの感覚を

必死にお前を助けようとするヒカリを

自分の守るべきヒカリは何が何でも守り抜け

そのためならどんなことでもしてやるとドンと胸を張れ

そうすればきっとヒカリがお前を助けてくれる

暗い中、唯一輝くヒカリはお前のミチシルベになる

照らしてもらったらそれを辿っていけ

お前は一人じゃない

ツキアカリはいつもお前を照らしてくれる

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