異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

特別編 ?????


ロウネア王国王都のとある建物の地下にその者たちは集まっていた

「ゼクスの奴 俺たちを呼び出しといて手前自身は遅刻かよ」

「まあいいではありませんか、これにも彼なりの考えがあるのでしょう」

「坊ちゃま そんなにかっかしていると、もてないわヨン」

「黙ってろ カマキリ野郎!」

「ウフン! そんなことを言ってはダメヨン」

「ちっ、気色悪い」

コツンコツン

集まっている者たちが話していると足音が近づいてきた

「皆さんお揃いのようでキシシ」

「遅いぞ ゼクス!」

「申し訳ありません 躾に手間取ってしまってねキシシシシ」

「本当に好きね~ 今度は何を飼ってるのヨン」

「キシシ ドワーフの雄ですよ ねーさんキシシシシ」

「あら~ 今度私にも一体ちょうだいヨン」

「分かりました 届けさせますキシシ」

ゼクスと呼ばれた男と性別の判らない者が会話をする

「ゼクス殿 ガリュス殿 そろそろよろしいかな」

「おっと、これはすまないキシシ」

「ごめんなさいネン ゴーファ君」

男の一言でそれぞれが自分の席に着く



「それでは晩餐を始めさせていただきます」

「ちっ」

「キシシ」

「ンフ」

今、王都の地下に於いて禍々しい者たちの晩餐が始まろうとしていた



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完全に伏線を張るための回ですね
この者たちの正体はいかに!!!




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