異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

閑話 ゴールデンウィーク


嵩樹がリビングで小説を読んでいるとシャーロットがやってきた

「ねえねえ お兄ちゃん」

「ん、どうした?」

「お兄ちゃんはゴールデンウィーク行きたいところある?」

「うーん、そうだな」

シャーロットにゴールデンウィークに行きたいところを聞かれ考える

「ん? ロッテそもそもこっちの世界にはゴールデンウィークがあるのかい?」

「あるよ」

《まあ、これまでにも異世界から来た人たちがいたわけだしあっても不思議じゃないか》

嵩樹は自分で結論付けて納得し、机の上にあった紅茶に口をつけた

「だって、ぼくが広めたんだもん」

ブーッ

シャーロットの言葉に思わずお茶を吹き出してしまう

「うー べちゃべちゃだよー」

しかも、吹き出した先にはシャーロットが座っており、正面から浴びた彼女の服はかなり濡れていた

「すまんロッテ! 大丈夫か!」

「うん、大丈夫だけど、、、お兄ちゃん、こういうプレイをする時は場所を考えてほしいかな」

「いやプレイとかじゃなくて!? 本当にわざとじゃないから!」

シャーロットの言葉に即座に否定する

「本当かな~ 、、、まあいいや お兄ちゃん許してあげてもいいけど、その代わりにやってほしいことがあるの」

「おうなんだ、俺にできることなら何でもやるぞ」

シャーロットのお願いを聞くことにする

「そんなに難しいことじゃないよ」

「分かった」

内容も聞かないうちに承諾する

「ほんと! じゃあ行こっか」

嵩樹は家の浴室に連れてこられたのであった

「風呂掃除をすればいいのか?」

「えー 違うよ」

そう言うとシャーロットは服を脱ぎ始めた

「お、おい なんで脱ぐ」

「お兄ちゃんも早く脱いでよ」

「いや流石にまずいだろ、まだ正式に夫婦にはなってないんだぞ」

「さっき何でもするって言ったじゃん」

「うぐ、、、」

シャーロットの言葉に言い返せなくなる

そうこうしているうちにシャーロットは生まれたままの姿になっていた

「お、おうふ、、、」

その姿に思わず見とれてしまう

「も~ お兄ちゃんいつまで見とれてるの 結婚すればこの体をお兄ちゃんの好き放題にできるんだから、今は早く服を脱いで」

シャーロットに急かされるように服を脱ぐ

「じゃあ、お兄ちゃんぼくの体を隅々まで洗ってね」

シャーロットはそう言うと風呂椅子に座った

《お、落ち着け俺 ただ女の子の体を洗うだけだ、そう洗うだけ 別にやましいことをするんじゃない》

「あ、お兄ちゃん おっぱいとかおしりは敏感だから丁寧にゆっくり洗ってね」

そう言うと小悪魔的なウインクをした

「・・・」

《俺はただ洗うだけだーーー!!!》

嵩樹の内心はものすごい葛藤があったとかなかったとか



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ロッテちゃんのサービス回でした




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