異世界に飛ばされた僕は≪槍術士≫として生きていく

天元神楽

第六話 ロッテ


「タカキ、、、何してるの?」

ピキパキ パリン

窓ガラスの罅はさらに広がり、机の上に置いてあったグラスが割れた

「あ、あのフィーアさん?これは不可抗力で決してわざとではなくてですね、、、」

嵩樹は必死に弁明を試みる

「触ったんでしょ」

「いや、でもそれは仕方なく、、」

「でも、触ったんですよね」

「それはそうだけど、、」

「触ったのよね」

「、、、はい」

フィーアの尋問によりついに認めたのであった

「タカキ そこに正座」

「はい、、、」

その後、小一時間程フィーアから説教を食らうのであった



「本当にタカキは節操がないんだから」

「いや、だからあれは不可抗力で、、」

「ん?」

「いえ、何でもないです」

フィーアに完全に逆らえなくなるのであった



気を取り直して、シャーロットから話を聞くことになった

「それでシャーロットさん懐かしい匂いというのはどういう事ですか?」

「ロッテでいいよ えーとね、お兄ちゃんから昔住んでいたところと同じ匂いがしたんだよね」

それを聞いたフィーアと嵩樹はかなり驚いた

《まさか》

嵩樹は意を決して聞いてみることにした

「ロッテは転移者なのかい?」

「うーん 半分正解かな ぼく転生者だから」

《やっぱりそうか》

シャーロットの答えに納得する

「この世界にはたくさんいるの?」

嵩樹は次の質問をした

「あんまりいないと思うよ 長い間生きてきたけど、会ったのはお兄ちゃんで3人目だから」

「この世界での転移者の扱いはどうなの」

「そうだね 見つけたら即、拘束することになっているよ」

答えを聞いた嵩樹とフィーアは身構えた

「大丈夫だよ お兄ちゃんは私が守ってあげるから」

「それはどういう」

シャーロットがどのような意図で言っているのかわからなかった

「えーとね ぼくこれでもそれなりに偉いんだよね だからお兄ちゃんは僕のものだよってわかるようにしておけば誰も手が出せないわけ」

嵩樹は話を聞いて納得した

「それによって何か制約はあるの」

「ほとんどないよ 年に一度はぼくの所に来てくれればいいから」

制約がほぼないのに等しいことを聞いた嵩樹はどうすればいいのか聞くことにした

「どうすればいい?」

「そんなに難しいことじゃないよ」

「そうなの」

「うん、お兄ちゃんはただぼくのことを抱くだけでいいよ」

「そうか抱くだ、、、えーと それはハグという事かな」

聞き間違いだと思い聞き直す

「正確に言うと、ぼくを妊娠させればいいんだよ」

「え、えーーーーーー!?」

嵩樹は開いた口が塞がらなかあった

「安心してねお兄ちゃん ぼく初めてだし、前世では男の子だったけど中学生の時に死んじゃったからそういう経験ないよ」

「えーーーーーー!?」

さらなる爆弾を投下するのであった



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キャラ盛りすぎた、、、なんだよ 処女TSろりババアって誰得だよ!!!


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