落ちこぼれな俺と神聖精霊

ボラオ

悪のプロローグ2

東京にある精霊騎士養成学校、そこのとあるパソコンが陳列した暗闇の教室で、壊軌(かいき)と精霊、そして部下と思わしき人物が3人いた。教室は暗く姿はシルエットだけ。この前、精霊に壊軌と呼ばれていた男の身長は、150代後半か160代前半で体型は普通。髪型はソリッドショート。

そして、壊軌はスマホで通話していた。

「そうか。No.3が捕まったか、、、まぁ、緋桜火聖はこの程度では相手にならないだろう。あぁ、今、当日の動きを確認しているところだ。もう準備は既にできている、あとは部隊を分担して待機するだけだ。お前も自分の部隊に戻り、待機しておけ」

そう言って、通話を終了させた。すると、さっきまで黙っていた大柄な男が喋り出す。顔は暗くて見えないが身長は180代後半ぐらい、髪型は角刈り。

「なぁ壊軌!俺は一体どこまで緋桜をやっていいんだ?もし、弱かったら殺しちまうかもしれないからよ!どっちかと言えば俺は弱ければ殺したいけど!どうなんだ?」

すると壊軌は、、、

「雑魚なら殺せばいい、、が、その後にまだデカイのが待っている、、、才能を先に潰すか後で楽しみながら悔しむ顔を見て潰すかどっちかを選べ!言っとくが、そいつ以外は殺すな!“一箇所に集める”のが目的だ!デカイやつの為だ!我慢しろよ。」

最初の方は冷めた声だったが、最後の方は少し声を大きくして言い放った。すると、大柄の男は、、、

「それなら、、、後の方が楽しいな!あと、壊軌、今回の計画の目的は俺だって理解している!言われなくても計画優先で動くぜ!」

男はそう言って、部屋から出て行った。

「君たちも、計画優先で頼む。」

「ああ、わかってるよ!リーダー!」

と、身長が170後半でメガネをかけた細身の男がそう言った。

「もちろん!壊軌くんは私たちのリーダーで、親友だからね!」

ロングヘアーで身長は160前半でボンキュッボンの女子がそう言った。

壊軌は窓側へと移動し、外を見つめながら、、

「緋桜火聖、、、次はどうする?」

そう言った、、、

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