話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

王子の僕には変態の姉がいる

ルルザムート

第1話 妹の誕生日 part2

エレナの部屋の前…


変態の声「だからさ、えーちゃん!ヤらない?」
アーサー「」

剣を抜き、少しだけドアを開けてから投擲体制を整え、部屋の中の変態目掛けて…
アー「…えいっ」
投げた

変態「キャッ///」
剣の刺さった音と変態のキモい鳴き声を確認してから部屋に入る
アー「はあ、全く…」

ピンクまみれの部屋を見回して真っ先に目に入ったのは頭に剣が刺さって倒れている下着姿の姉さんと…
フラルド「」キュウ

おそらく脱がされかけたであろう乱れたパジャマを着た少女がベッドの上で上半身を起こして僕を見ていた。彼女が悪魔の血を濃く継ぐ僕の妹、エレナ・アルコット、王位継承権第3位
エレナ「お、お兄ちゃん?」
アー「おはよう、エレナ」

エレナに挨拶しつつ姉さんに刺さった剣を乱暴に引き抜く
フラ「ああっ///もー!もう少し優しく抜いてよ…///」
アー「…いつもいつも」チッ
舌打ちしつつ剣を収める

アー「姉さん、いい加減にしないと本気で怒るよ…?あと服着ろ」
フラ「あらん、また顔が怖いわん」
アー「」イライラ

…断言できる、会話をしていてここまでストレスが溜まる吸血鬼は姉さんの他に誰もいないし、今後現れない、絶対に

つーか早く服着ろよ…
姉さんははっきり言ってスタイルがいいし顔もいい、だがそれで意識しているのがバレたら姉さんは更に悪ノリする

アー「あー!早く服着てよ!」
怒りでストレスと恥ずかしさを隠しつつ近くに脱ぎ捨ててあった姉さんの服を姉さんに投げつける

フラ「もー、仕方ないなーあーちゃんは…」
どうやらやっと姉さんも服を着る気になったらしい、危うく僕も爆発寸ぜーーー

フラ「私Sは得意じゃないんだけど…Mの弟がそう望むなら仕方ないわね!」
お姉ちゃん気づかなくてごめんねーといいながらどこかからロウソクとロープを取り出す姉さん、僕はそれを見て…

アー「」
ぷっちん
エレナ「…なんの音?」
フラ「まるで何かが切れたみたいな…あらあーちゃん、まだ縛ってないんだから動いちゃダメじゃない」


姉さんを無視してエレナの隣に行く
アー「エレナ、先に父さん達のところへ行きなさい、俺と姉ちゃんは話がある」
フラ「!!!」
エレナ「えっ、あの…お兄…ちゃん…?」
アー「行きなさい」
エレナ「で、でもパジャマのままーーー」
アー「行 き な さ い」
エレナ「はっ、はいっ!」

恐ろしいものでも見たように脱兎の如く部屋から飛び出して行くエレナ

アー「…」
流石にエレナには悪いことしたな…でも今は…

アー「2人きりだな、姉ちゃん」
フラ「あ、あーちゃんったら!えーちゃんの部屋なのにっ///大・胆♡」
発情する姉ちゃんをガン無視して何故かポケットにあったヒゲメガネを姉ちゃんにかける

フラ「さあ!あーちゃん!」
姉ちゃんはメガネを全く気にせず迫ってくる
フラ「2人っきりの時をーーーぐえっ!」
完全に射程距離に入ったのを確認し、メガネ越しに姉ちゃんをぶっ飛ばす

アー「姉ちゃん…?今日はエレナの誕生日なの分かってるよね?せめて今日くらいは自重しようとは思わないの?」
フラ「いたた…誕生日だからこそ私の愛を…ってなんでMの私が殴られて痛がってるの!?ま、まさか…!」
そう、ギャグの空気で無理矢理ダメージを通すバカらしい技…

フラ「『マゾ・ブレイカー』ッ…!」
アー「姉ちゃん」
フラ「ふにぁ?」
頰をさすりながらゆっくり俺の目を見る姉ちゃん

アー「覚  悟  は  で  き  て  る  ?」
フラ「あ、あーちゃん、ちょっぴりタンマーーー」

ぎにゃあああああ!!!



2012年 9月20日 8時00分
食事の間
(日本時間 9月20日 21時00分)



アー「お父様、お母様、おはようございます」
フラ「お、おはよ…」
姉さんを連れてお父様のクラマとお母様のローズ、そしてエレナがいる食事の間へと入る

お父様「おはよう!ん?フラルド、顔が少し腫れてるじゃないか、大丈夫か?」
フラ「え?あ、ああ!ちょっとそこで転んじゃって…全然大丈夫だよ?」
お父様「そうか?ならいいんだが」
お母様「…ふふ」

アー「はあ…」
さっきはストレスに負けてついやってしまった、もっと精神を鍛えないと…

お父様「とりあえず食事にしようか」
お母様「ええそうね、みんな〜席につきなさい」
お母様の言葉で僕らは席についた

お父様「みんな席についたな?それじゃ、いただきます!」
お父様以外「いただきまーす!」

食事の前の挨拶をし、僕らはお父様の作った食事を食べ始める、悪魔や吸血鬼の食事とはいっても人間の料理に少量の人の血や魂の欠片を混ぜただけなので人間達との食文化だけは大差ない

…余談だが朝昼夜と食事の支度をしているのはメイド達ではなくお父様だ、それも僕らの分だけではなくメイド達の分も作っていて、お父様の料理を食べたいという理由だけで使用人として働きたいという者も少なくない、それくらいお父様の料理は美味しい。あ、ちなみにお母様の料理はーーー

アー「…うっ」
思い出すんじゃなかった…

エレナ「…んぐ!?」
ミルク(たしか魂入り)を飲んでいたエレナが何かに驚いてミルクを吐き出した
…?エレナが普段使ってるコップってあんなのだっけ?

フラ「えーちゃん、それ私のコップよ〜」
エレナ「え?あ、ホントだ」
ああ、そういうことか

エレナはお父様の悪魔の血、姉さんはお母様の吸血鬼の血がそれぞれ濃く出ているから飲む物も違う、少量なら飲めるが多すぎると気分が悪くなるらしい

アー「…」ゴクッ
うん、美味しいコーヒーだ
ちなみに半悪半鬼の僕は食べ物飲み物で気分が悪くなることはない

フラ「大丈夫よ〜誰だって間違えることくらいあるわ〜はい、えーちゃんのコップ」
まあ、血液と魂は大きく味が違うから今みたいに飲む前に気付く…ん?

エレナ「ん、ありが…あれ?」
多分エレナも気づいたんだろう、なんで姉さんがエレナのコップを持ってるんだ?

そう思い姉さんの方を見ると
フラ「んく、んく、プハーッ!妹の味がする〜♪」
なるほど姉さんの仕業か、どうやらまだ懲りてないらしい

アー「姉ちゃん…マジでいい加減にーーー」
ヒゲメガネを取り出そうとしたところをお母様の言葉が遮った
お母様「まあまあ、エレナが特に嫌がってる訳じゃないしいいじゃない」

アー「でも、お母様…」
確かにエレナは嫌なことは嫌とはっきり言える子だからそうなのかもしれないが…

お父様「父さんも母さんと同意見だ、エレナがいいならいいだろう」
お父様にも言われてしまった…うーん

アー「エレナ」
エレナ「私は嫌じゃないよ!お兄ちゃん!」
当の本人が嫌じゃないなら…
アー「…エレナがそう言うなら」

フラ「うんうん!流石私の妹!」
そう言ってモフモフとエレナの頭を撫でる姉さん
エレナ「ありがと…ねへへ♪」

アー「…」
なんか姉妹というより仲の良い親子に見えてきた…まさかエレナも近い未来…
妄想エレナ「ウフフ…ねぇ、お兄ちゃん…ヤらない?」
アー「ッ…」ゾッ
こ、怖いっ!本気で怖いよ!鳥肌立つよ!

エレナ「お兄ちゃん、汗かいてるよ?暑いの?」
アー「い、いや、何でもないよエレナ」
フラ「あーちゃんもしかしてエッチなことでも考えてたんじゃない?」ニヤニヤ
アー「…」いらぁっ…!

フラ「あ、あーちゃん!ちょっと悪ノリし過ぎただけよ!許して、タンマ!」
僕は朝食が終わった後、迷いなく姉さんの部屋に行き、姉さんが人間界で集めたコレクション…アダルトな映像が記録ダビングされた映像記録用水晶、計37個を1つ残らず斬り壊し、日課としているため息をついた
フラ「に、人間界でコツコツ集めた私のコレクションが…い、いやぁあああああ!!!」


第1話 part3へ続く



↓プロフィール
フラルド・アルコット
性別 女
年齢 20歳
身長 155㎝
体重 秘密
血液型 O
髪の色 桃
目の色 緑
胸 G
武器 魔法弾(主 炎、サブ 風)
好きなもの 家族、アダルト系
嫌いなもの 王族の仕事

母の吸血鬼の血を濃く継ぐアルバシオン国王女、王位継承権第2位
家族思いの変態吸血鬼
周りをあだ名で呼ぶ
普段、露出度が犯罪ギリギリの夢魔サキュバスのような挑発的な服を城内外問わず着用しており人間界に行く時もそれは変わらない
最近の悩みは弟との距離と肩凝り
時々(半年に1度程)メイド達に次元の穴ワールド・ホールを開いてもらっては人間界に行き、気に入った女子中学生や女子高生を部屋に誘ったり、ビデオ屋でアダルトなDVDを自分の水晶に勝手にダビングしたりしている(入店拒否されると困るのでこの時だけ服装は普通にしている)
ふざけているが魔界で最強と言ってもいい実力を持っている…らしい

「王子の僕には変態の姉がいる」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「冒険」の人気作品

コメント

コメントを書く