Re-start 異世界生活って結構自分に合っている件
ジャック 出逢い編2
殆ど、Rommieのおかげで、勝ち進めて、決勝は俺達のチームとアンジェラのチームだ。
みんな楽しそうにモニターに映し出された試合を眺めている。
「今回もうちのギルドのツートップによる対決だ!」
「今回はどっちが勝つのかな!?」
このゲームをはじめて半年の俺ですら、この2人の名前を知っている。
サービス開始からずっとこの2人はこのゲーム内では有名で知らない人は居ない程なんだとか・・・
何でそんなに有名なのかと言うと、いつも、イベントの時など、スピードクリアランキングで、必ずこの2人の名前が上位に出てくるからだ。
それ以外にも、いろんなフィールドでこの二人を見かける。
試合開始直後から、Rommieとアンジェラの一騎討ちが始まって、呆気にとられていると、
「ジャック!私はアンジェラの足止めをしておきます!お宝を向こうより先にとってきてください!!!」
「わ、わかった!」
とは言ったものの、スマホを触る指さばきがハイスピードだし、モニターに映る分身の動きは、同じプレイヤーとは思えないほどだった。
相手チームの相方も画面に釘付けになっている間に何とか、お宝を手に入れておきたい!
さっきから、殆ど何もしないうちに試合が終わってるから、最後くらい貢献しておきたい。
決勝はステージのあちこちに、ランダムでトラップが仕掛けられていて、中々思うように前に進めない。
観戦している何人かが、トラップの回避法を教えてくれて、何とかなっていると言った感じか。
大きな歓声が上がり、モニターを見るとRommieとアンジェラは互いに究極魔法を出すための詠唱に入っていた。
「アンジェラ〜覚悟してよねー」
「Rommieこそー覚悟しなさーい!」
この通路、まだ見てなかったな!ここにあるといいが・・・!?
「Rommie!見つけたよ!お宝!」
「させませんよ!」
アンジェラの相棒に後ろから突然攻撃され、自分の分身は一時的に動けなくなってしまったが、タイミングよく、トラップが発動したおかげで、アンジェラの相棒は通路から下層へ落ちていった。
みんなは大盛り上がりだ。
究極魔法が放たれ、2人のHPゲージは赤くなっている。
「ジャックさん!早く!」
俺がお宝をGETすると、バトルは終了して、また歓声が上がった。
スコアは?
「ダメージ受けすぎたー!アンジェラ、マジ強すぎだよー」
「Rommieこそ!私残りのHP10切ってた」
みんな、結果がでるのをモニターに釘付けになっている!!!
画面が暗くなった後、優勝者の名前が表示された。
どっちだ!?
『Rommie&JACKペアの勝利 』
うぉーーーー!と歓声が上がりRommieはジャンプして喜んでいて、アンジェラ達は悔しそうにしていた。
「やった!やったー!ジャックさんのおかげですよー!」
「いや、俺何もしてないし・・・」
!?
Rommieが俺に抱きついて喜んでいて、驚いてしまった。
若い子にこんな風に触られるのは初めて、ちょっと、どうしたらいいかわからない・・・とりあえず、頭をなでてみると、何となく、抱きつくRommieの腕の力が強まったような・・・
1位から3位のペアに優勝商品が手渡され記念撮影をした。
Rommieとツーショットで一枚。
上位3組揃って1枚。
参加者全員で1枚。
ドッと疲れた気がする。
おじさんにはテンポの速さについて行けないな・・・
ゲーム後は連絡先交換タイムが始まり、沢山の人達と交換した。
Rommieがまた隣に戻ってきてくれて、連絡先を交換しながらみんなと話し始め、気がつけば、若い子ならではの恋愛トークが始まっていた。
「ねー、アンジェラとRommieはまだ大学生でしょー?彼氏はいないのー?」
「私達、お互い、最近別れたんですよー!ねぇ?Rommie」
「あぁ、うん。やっぱ、趣味の同じ人じゃないとダメですね。とりあえず、しばらく彼氏はいらないですねぇ。あはははっ」
へぇ彼氏いないのか。
「わかるよ、趣味が違うと会話も続かないしね。俺も経験ある」
「ジャックさん分かりますか!そうなんですよー!向こうから告白してきて、好きになるかもしれないから付き合って!って言ってきたくせに、結局、相手にされないからってポイ!ですよ!?思い出したらムカついてきた!!!」
「いや、アレはRommieがかまってあげ無さ過ぎが原因だと思うけどね」
「アンジェラ酷い!!!」
「あははは」
有名人のアンジェラとRommieに質問責めで、おじさんが隣にいて良いのかちょっと不安になってくる。
異性のタイプの話題になって、2人がまた答えている。
「私とRommieはタイプも似てるのー!歳上のおじ様がタイプ!」
「紳士ね。イケオジね。チャラ男は論外ね。アンジェラとは確かに趣味も大体、似てるよねぇ」
へぇ紳士的な男性がタイプなのか
「Rommieも私も基本イケメン紳士に弱いよねぇ」
「そう。大人の余裕ってのに弱いかなぁ・・・ってもう!私の事はいいからっ!」
ふーん、じゃ暇だし、紳士的な男を演じてみるか・・・
今度は仕事の話に変わっていた。
みんな楽しそうにモニターに映し出された試合を眺めている。
「今回もうちのギルドのツートップによる対決だ!」
「今回はどっちが勝つのかな!?」
このゲームをはじめて半年の俺ですら、この2人の名前を知っている。
サービス開始からずっとこの2人はこのゲーム内では有名で知らない人は居ない程なんだとか・・・
何でそんなに有名なのかと言うと、いつも、イベントの時など、スピードクリアランキングで、必ずこの2人の名前が上位に出てくるからだ。
それ以外にも、いろんなフィールドでこの二人を見かける。
試合開始直後から、Rommieとアンジェラの一騎討ちが始まって、呆気にとられていると、
「ジャック!私はアンジェラの足止めをしておきます!お宝を向こうより先にとってきてください!!!」
「わ、わかった!」
とは言ったものの、スマホを触る指さばきがハイスピードだし、モニターに映る分身の動きは、同じプレイヤーとは思えないほどだった。
相手チームの相方も画面に釘付けになっている間に何とか、お宝を手に入れておきたい!
さっきから、殆ど何もしないうちに試合が終わってるから、最後くらい貢献しておきたい。
決勝はステージのあちこちに、ランダムでトラップが仕掛けられていて、中々思うように前に進めない。
観戦している何人かが、トラップの回避法を教えてくれて、何とかなっていると言った感じか。
大きな歓声が上がり、モニターを見るとRommieとアンジェラは互いに究極魔法を出すための詠唱に入っていた。
「アンジェラ〜覚悟してよねー」
「Rommieこそー覚悟しなさーい!」
この通路、まだ見てなかったな!ここにあるといいが・・・!?
「Rommie!見つけたよ!お宝!」
「させませんよ!」
アンジェラの相棒に後ろから突然攻撃され、自分の分身は一時的に動けなくなってしまったが、タイミングよく、トラップが発動したおかげで、アンジェラの相棒は通路から下層へ落ちていった。
みんなは大盛り上がりだ。
究極魔法が放たれ、2人のHPゲージは赤くなっている。
「ジャックさん!早く!」
俺がお宝をGETすると、バトルは終了して、また歓声が上がった。
スコアは?
「ダメージ受けすぎたー!アンジェラ、マジ強すぎだよー」
「Rommieこそ!私残りのHP10切ってた」
みんな、結果がでるのをモニターに釘付けになっている!!!
画面が暗くなった後、優勝者の名前が表示された。
どっちだ!?
『Rommie&JACKペアの勝利 』
うぉーーーー!と歓声が上がりRommieはジャンプして喜んでいて、アンジェラ達は悔しそうにしていた。
「やった!やったー!ジャックさんのおかげですよー!」
「いや、俺何もしてないし・・・」
!?
Rommieが俺に抱きついて喜んでいて、驚いてしまった。
若い子にこんな風に触られるのは初めて、ちょっと、どうしたらいいかわからない・・・とりあえず、頭をなでてみると、何となく、抱きつくRommieの腕の力が強まったような・・・
1位から3位のペアに優勝商品が手渡され記念撮影をした。
Rommieとツーショットで一枚。
上位3組揃って1枚。
参加者全員で1枚。
ドッと疲れた気がする。
おじさんにはテンポの速さについて行けないな・・・
ゲーム後は連絡先交換タイムが始まり、沢山の人達と交換した。
Rommieがまた隣に戻ってきてくれて、連絡先を交換しながらみんなと話し始め、気がつけば、若い子ならではの恋愛トークが始まっていた。
「ねー、アンジェラとRommieはまだ大学生でしょー?彼氏はいないのー?」
「私達、お互い、最近別れたんですよー!ねぇ?Rommie」
「あぁ、うん。やっぱ、趣味の同じ人じゃないとダメですね。とりあえず、しばらく彼氏はいらないですねぇ。あはははっ」
へぇ彼氏いないのか。
「わかるよ、趣味が違うと会話も続かないしね。俺も経験ある」
「ジャックさん分かりますか!そうなんですよー!向こうから告白してきて、好きになるかもしれないから付き合って!って言ってきたくせに、結局、相手にされないからってポイ!ですよ!?思い出したらムカついてきた!!!」
「いや、アレはRommieがかまってあげ無さ過ぎが原因だと思うけどね」
「アンジェラ酷い!!!」
「あははは」
有名人のアンジェラとRommieに質問責めで、おじさんが隣にいて良いのかちょっと不安になってくる。
異性のタイプの話題になって、2人がまた答えている。
「私とRommieはタイプも似てるのー!歳上のおじ様がタイプ!」
「紳士ね。イケオジね。チャラ男は論外ね。アンジェラとは確かに趣味も大体、似てるよねぇ」
へぇ紳士的な男性がタイプなのか
「Rommieも私も基本イケメン紳士に弱いよねぇ」
「そう。大人の余裕ってのに弱いかなぁ・・・ってもう!私の事はいいからっ!」
ふーん、じゃ暇だし、紳士的な男を演じてみるか・・・
今度は仕事の話に変わっていた。
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