Re-start 異世界生活って結構自分に合っている件
ジャック 出逢い編1
ー2021年夏ー
俺の名前は、星月 隼人39歳。
職業、美容師をしている。
Fantasy Kingdom -online-と言う、最近はやりのゲームのギルドのメンバーだけが集まるオフ会に初めて参加している。
今回のオフ会は某飲食店を貸し切って行われており、俺の所属するアンドロメダと言うギルドは割と若い子が多い。
「こんばんわー、半分くらいの人は初めましてー、キングのサービス開始の時からやってますー、プレイヤーネームRommieですー20歳、大学生ですー。そして、もうすぐ、カンスト出来そうですー!!ちなみに明日誕生日なんで、祝ってくださーい!あはは」
この人がギルドの副リーダーのRommieさんかぁ
「おめでとう!!」
みんなで拍手して祝福している。
「てへぺろー!ありがとうございまーす!そして、本日、チャットでも宣言した通り、ギルドの副リーダーを誰かに変わってもらうためにオフ会に参加してますので、よろしくお願いしまーす!かんぱーい!」
「かんぱーい」
さすが、Rommieは大学生だけあって、元気だな。
時計回りに自己紹介をして行って、俺の番になった。
「この中では、結構年上かな?ちょっと場違いな感じがしてて、ちょっと申し訳ないけど、プレイヤーネームJACKです。半年くらい前にキングをはじめて、オフ会に参加するのは初めてです。よろしく」
結構な人数の為、名前と顔を覚える自信がない・・・
みんなの自己紹介も終わり、これからゲームが始まるようだ。
番号が書かれた紙を箱に入れ、引き当てた番号をもとにペアになって、ゲームをする。
くじを引いて隣へ箱を回した。
「私7番だー!7番誰ですかー?私の相棒はどなたですかー???」
手を振りながらRommieがペアの相手を探していた。
私が紙に書かれた番号を見ると、7番と書かれていて、手を挙げると、直ぐにRommieが隣にやってきて座った。
「わーい!ジャックさん!よろしくお願いします!」
何十人もいる中で、こんなおじさんの名前を覚えてくれていた事がちょっと嬉しかった。
「よろしく、こんなおじさんで申し訳ない」
「えー?同じ趣味の仲間なんですし歳のことなんて気にしちゃダメですよ!それより、作戦!作戦会議しましょっ!」
チーム戦バトルは、同時に同じエリアにあるお宝を最初に手に入れたチームの勝ち。
他のチームに攻撃をしてもOKで、より多く敵を倒してお宝を手に入れればその分、手に入れるポイントが高くなり、最終的にポイントを多く稼いだものが優勝商品がもらえる。
「優勝商品は、会費から300円づつ頂いたじゃないですか、アレをギフトカードにしたんですよー優勝商品で、課金して次回の大型アップデートで実装されるアイテムに注ぎ込むんで、絶対勝ちましょうね!!!」
「カンスト寸前の強者とペアになれるなんて、ラッキーだけど、はじめて半年の若輩者で何だか申し訳ないよ」
「大丈夫です!わたしには無駄に極めたスキルが沢山あるので!お任せください!!優勝して、一緒に新アイテム揃えましょう!!!」
バトルは五組ごとに行われた。
いち早くお宝を見つけた俺たちは、すぐにお宝を取らず、通路の端にRommieさんがトラップを貼って、ポイントを稼ぐ作戦に出た。
「うわー終わった!!!でたよぉ"Nightmare"が!」
「"Nightmare"が相手じゃ勝てない!先にお宝見つけられたら絶対無理じゃんかー!」
みんなが言ってる"Nightmare"って一体なんのことだろうか?Rommieに聞いてみた
「私のあだ名みたいなものです。」
「副リーダーの使うトラップ魔法は、回避不能の魔法でかかったら最後、眠っちゃうんです。だから"悪夢"なんです。しかも副リーダーの歌う歌がまた怖いんですよー」
そうこうしているうちに、1人Rommieの仕掛けたトラップにかかったようで、魔法陣が光り出した。
するとRommieが歌い出した。
「Tili Tili Bon〜♪」
悪夢だー!!と笑いながらみんなが騒ぎ出した。
綺麗な声で歌っている。
ちょっと聞き入ってぼーっとしていると、他のチームが攻撃を仕掛けてきた。
「ジャック!上の通路の敵!狙って!」
「ご、ごめん!油断してた!」
Rommieはその間も歌い続けながら攻撃をしていて、とても器用だった。
「これくらいポイント稼げば、大丈夫かな、ジャック!お宝とっちゃってください!」
俺が宝を取る寸前に、攻撃魔法で眠っている対戦相手を全滅させて、高得点でバトルは終了した。
第1試合が終わって、ランキングを見ると、俺達のチームは450点で一位だった。
1試合の最高ポイントは500ポイント。
罠にかければ50ポイント。
倒せば50ポイント。
倒されたら-100ポイント。
受けたダメージに応じてマイナスポイント。
お宝を取れば150ポイント。
2位のチームと10ポイント差だ。
「わー、やっぱし2位はアンジェラのチームかぁ!絶対負けないからね!」
「望むところだよ〜!」
俺の名前は、星月 隼人39歳。
職業、美容師をしている。
Fantasy Kingdom -online-と言う、最近はやりのゲームのギルドのメンバーだけが集まるオフ会に初めて参加している。
今回のオフ会は某飲食店を貸し切って行われており、俺の所属するアンドロメダと言うギルドは割と若い子が多い。
「こんばんわー、半分くらいの人は初めましてー、キングのサービス開始の時からやってますー、プレイヤーネームRommieですー20歳、大学生ですー。そして、もうすぐ、カンスト出来そうですー!!ちなみに明日誕生日なんで、祝ってくださーい!あはは」
この人がギルドの副リーダーのRommieさんかぁ
「おめでとう!!」
みんなで拍手して祝福している。
「てへぺろー!ありがとうございまーす!そして、本日、チャットでも宣言した通り、ギルドの副リーダーを誰かに変わってもらうためにオフ会に参加してますので、よろしくお願いしまーす!かんぱーい!」
「かんぱーい」
さすが、Rommieは大学生だけあって、元気だな。
時計回りに自己紹介をして行って、俺の番になった。
「この中では、結構年上かな?ちょっと場違いな感じがしてて、ちょっと申し訳ないけど、プレイヤーネームJACKです。半年くらい前にキングをはじめて、オフ会に参加するのは初めてです。よろしく」
結構な人数の為、名前と顔を覚える自信がない・・・
みんなの自己紹介も終わり、これからゲームが始まるようだ。
番号が書かれた紙を箱に入れ、引き当てた番号をもとにペアになって、ゲームをする。
くじを引いて隣へ箱を回した。
「私7番だー!7番誰ですかー?私の相棒はどなたですかー???」
手を振りながらRommieがペアの相手を探していた。
私が紙に書かれた番号を見ると、7番と書かれていて、手を挙げると、直ぐにRommieが隣にやってきて座った。
「わーい!ジャックさん!よろしくお願いします!」
何十人もいる中で、こんなおじさんの名前を覚えてくれていた事がちょっと嬉しかった。
「よろしく、こんなおじさんで申し訳ない」
「えー?同じ趣味の仲間なんですし歳のことなんて気にしちゃダメですよ!それより、作戦!作戦会議しましょっ!」
チーム戦バトルは、同時に同じエリアにあるお宝を最初に手に入れたチームの勝ち。
他のチームに攻撃をしてもOKで、より多く敵を倒してお宝を手に入れればその分、手に入れるポイントが高くなり、最終的にポイントを多く稼いだものが優勝商品がもらえる。
「優勝商品は、会費から300円づつ頂いたじゃないですか、アレをギフトカードにしたんですよー優勝商品で、課金して次回の大型アップデートで実装されるアイテムに注ぎ込むんで、絶対勝ちましょうね!!!」
「カンスト寸前の強者とペアになれるなんて、ラッキーだけど、はじめて半年の若輩者で何だか申し訳ないよ」
「大丈夫です!わたしには無駄に極めたスキルが沢山あるので!お任せください!!優勝して、一緒に新アイテム揃えましょう!!!」
バトルは五組ごとに行われた。
いち早くお宝を見つけた俺たちは、すぐにお宝を取らず、通路の端にRommieさんがトラップを貼って、ポイントを稼ぐ作戦に出た。
「うわー終わった!!!でたよぉ"Nightmare"が!」
「"Nightmare"が相手じゃ勝てない!先にお宝見つけられたら絶対無理じゃんかー!」
みんなが言ってる"Nightmare"って一体なんのことだろうか?Rommieに聞いてみた
「私のあだ名みたいなものです。」
「副リーダーの使うトラップ魔法は、回避不能の魔法でかかったら最後、眠っちゃうんです。だから"悪夢"なんです。しかも副リーダーの歌う歌がまた怖いんですよー」
そうこうしているうちに、1人Rommieの仕掛けたトラップにかかったようで、魔法陣が光り出した。
するとRommieが歌い出した。
「Tili Tili Bon〜♪」
悪夢だー!!と笑いながらみんなが騒ぎ出した。
綺麗な声で歌っている。
ちょっと聞き入ってぼーっとしていると、他のチームが攻撃を仕掛けてきた。
「ジャック!上の通路の敵!狙って!」
「ご、ごめん!油断してた!」
Rommieはその間も歌い続けながら攻撃をしていて、とても器用だった。
「これくらいポイント稼げば、大丈夫かな、ジャック!お宝とっちゃってください!」
俺が宝を取る寸前に、攻撃魔法で眠っている対戦相手を全滅させて、高得点でバトルは終了した。
第1試合が終わって、ランキングを見ると、俺達のチームは450点で一位だった。
1試合の最高ポイントは500ポイント。
罠にかければ50ポイント。
倒せば50ポイント。
倒されたら-100ポイント。
受けたダメージに応じてマイナスポイント。
お宝を取れば150ポイント。
2位のチームと10ポイント差だ。
「わー、やっぱし2位はアンジェラのチームかぁ!絶対負けないからね!」
「望むところだよ〜!」
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