作成中止

はうたゆしか

72 アツアツの喧嘩


「ハァ、ハァ…」

ミヅキはリタらのバーへ着き、中へ入る。

「リタ!」

「ミヅキさん!?」

マギやオルがイェーガの男と戦い、リタは敵に捕らわれていた。

マリネはシイが守っている。

召使い2人も、戦線から下がっていた。

「あっれー!思ったより早く着いちゃったねぇー!」

イェーガの男は幼い口調で話す。

「お前ぇ!リタを離せ!!」

黄緑色の髪の毛の男はあははっと笑う。

「やだなぁ、お前じゃなくてスバルって名前がちゃんとあるんだけどお!」

「なんだこいつ、本当にイェーガか?」

「ミヅキさん、油断は禁物です」

右腕をおさえ、マギがミヅキに言う。

「奴は上級のナタストーンばかり扱います」

スバルの目が黒く光る。

「まぁー戦うのは好きだけどねえ?」

スバルがオルのほうにスっと手のひらをむける。

「まずい!オル!!」

マギが叫ぶと同時にオルの体がスバルの手のひらに吸い寄せられた。

「なんだ?!なんの力だ?!」

ミヅキが慌ててマギに問う。

「わかりませんが、彼の手のひらは物を吸い寄せるんです。気をつけてください」

「なんだそれ…くそっ、待ってろリタ!オル!」

ミヅキは拳に火を灯し、スバルに突っ込む。

「いいねぇ!こーいう、アツイ戦いを待ってたんだよねぇー!」

スバルの拳にも火が灯る。

ガツン!!

「イェーガ!お前らは何がしたいんだ!」

ミヅキの言葉に、スバルは無邪気に笑う。

「アツアツの喧嘩かなぁー!」

「ふざけんのも……」

ミヅキはもう片方の指から火弾を乱射した。

「たいがいにしろおおおおお!!!」

無数の火弾はかわせる量ではない。

「っほ!面白いねえ!!」

スバルは口から火を吹き、火弾にぶつけた。

「!?」

火のナタストーンは体内から火を出すことはできない。

「どうなってるんだ…?!」

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