コンビニが異店しました!~いらっしゃいませ!こちら世界樹中央店でございます!~

出無川 でむこ

プロローグ

私の名前は飯河 武(いいかわ たける)
年齢は28歳、趣味はゲームと整理整頓です。
セレブン・ファーソンのコンビニエンストアの店長しています。
悩みは、目つきが悪い事で喧嘩売られていると勘違いされることです。


「て、てんちょー!」
18歳の女子高生ぐらいの女の子が慌てながら近づいてくる。
彼女の名前の一ノ瀬 巳紅(いちのせ みく)
茶毛のボブカットの女の子です。
趣味はゲームと散歩
来年から受験生だ。
ここのコンビニエンストアの店員しています。


「勇者さんと魔王さんがぁー!」
一ノ瀬は涙目になりながら外に向って指を指す。
その直後、激しい爆発音が聞こえた。



ドォン!!


「ひぃいいいい!もうだめだぁ・・・お終いだぁ・・・。」
どっかのセリフで聞いたことあるような気がしますけど、気にしないでおきましょう。
一ノ瀬は震えながらオープンケースの端に縮こまった。


「一ノ瀬さん・・・。そろそろ慣れましょう」
「店長ー!これを慣れろというのは無理なのでは!?」
しかし、これが日常ですので慣れないのは無理があるような気がしますけど・・・。


そとは、鉄の音がぶつかり合った音が聞こえる。
もうかれこれ20分は経ってる・・・、他のお客様がに迷惑が掛かるのでそろそろ止めないと・・・。
私は自動ドアの先にいる二人を止めにいくのであった。


自動ドアの先には、コンビニの制服を着て戦っている、二人の少女がいた。
お互いにいがみ合っているようです。


「だーかーらー!!揚げ物は揚げたてのファソチキに美味しいに決まってる言ってるじゃないですか!」
こちらの剣を持ってる。金髪のポニーテールの綺麗な青い目をしている女の子は、
勇者のファレス=ロウ=ソレイさん。
年は16歳、職業はコンビニ定員
趣味は食べることと新商品を買うこと。


「ちーがーいーまーすー!レブンくんナゲットの辛口でーすー!!」
こちらの赤髪でねじ曲がった黒い角がついている、真紅の眼を持つ少女は、魔王のミディア=オクレア
年は2142歳、職業はコンビニ店員
趣味は、マンガと働く事。


「まぁた、やってるよ!お嬢ちゃん達!いい加減仲良くしてくれなですかねぇ?」
「うちの者がすみません・・・。」
「ワハハハ!良いってことよ!その代わりおまけしてくれや!」
「はい、考えておきますね。」
こちらのガタイの良い優しいおじさんは、ガンジンさん。
僕達の宿泊施設を作ってくれた大工職人だ。


私は拡声器を取り出して、二人に言う。
「そろそろ、やめませんと働いていない分は給料は無しにしますよ。」


それの気づいた二人は背筋をビクッとして、顔を青くした。
「「す、すみませんでした!そ、それだけは!!」」と言って瞬間移動と同時に綺麗な90度のお辞儀をした。
しかも息ぴったり、実は仲がいいのでは?


「まぁ、良いですしょう、お店に戻って働きますよ。」
「はい!」
「はーい」
やる気がある声と、ちょっと気だるそうな声を出す二人はお店に戻った。


今日も一日、コンビニで元気に働くのであった。


「ここにきて1年かぁ・・・」
そう、この異世界に来てから1年がたったのだ。
そう呟くと・・・、お客様が入店して来た。
「「いらっしゃいませ!こんにちは!」」
勇者と魔王がお辞儀をして、お客様に挨拶をするのであった。


「あれから随分と成長したな」
しみじみと思い出すのであった。
「イイカワ店長さん!」
「店長!」
魔王と勇者は、私に近づいて上目遣いをする。


「「今日も一日!よろしくお願いします!」」


そう言って、今日も異世界コンビニ生活が始まるのであった。

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