俺の学年が勇者として召喚されたが、俺は早速腹黒王族にマークされたようです

イミティ

クリスマスパーティー 後編





 「悪い、ポン酢取ってくれ」
 「ちょい待ち……ほれ」
 「サンキュー」


 「っぁ~~、ヤバイ!? 山葵わさびが、山葵が鼻にィ!?」
 「見栄張って山葵付けすぎるからだよ」
 「か、叶恵、コップとってくれない?」
 「美咲ちゃんもか……」


 樹が風呂に入り終わって、ようやく夕食となった現在。


 二つ出したテーブルの上には様々な品物が並んでおり、しゃぶしゃぶをやりつつ、寿司やらケン〇ッキーフライドチキンやら焼き串やらなんやら、まぁ色々とだ。


 2人ほど涙目になっている奴がいるが、まぁ自業自得というかなんと言うか。


 「なぁ、今更だけどさ、この食べ物どうやって割り勘すんだ? レシートあるなら計算としとくが」
 「ん? あぁそれ俺が払うよ。これ合計したら数万円は普通に行ってるし、一人8000円ぐらいとかお前ら払えるか?」
 「いや、払えるには払えるが……まぁ財布が厳しくなるな」
 「わたしも……でも流石に刀哉君からの奢りっていうのもちょっと……」
 「そうよね……」


 別に気にしなくていいんだがなぁ、と思うものの、まぁこれは感情の話だろうなと。俺だって同じ立場だったら流石に困る。


 「ん~、じゃあさ、何かお金以外の別のことで返してくれよ」
 「それなら……でも何で返せばいいの?」
 「1回だけ何でも言うこと聞くとか?」
 「ん? いま何でもって……」
 「悪い今のなしで」


 冗談なのにな。


 「まぁでも何でもいいぞ。後で返してくれれば。それに、今は悩むよりも食べようぜ。美味いし」
 「う~ん、まぁそうか。後で考えればいいもんな。うんうん。じゃあちょっとポテト取って?」
 「凄いな。さっきの今でその遠慮の無さに俺は感動するよ」


 どうやってお返しするか考えてた相手に取ってとか凄いな樹。ある意味その肝は尊敬するわ。


 というか、しゃぶしゃぶ俺やってるんですけど? お前らの分までやってるのに更に頼むとか鬼畜じゃないですかね?
 そう悪態をついても取ってあげる俺よ。まぁ、頼まれるのがいいと言うか、頼られるのがいいというか。


 「ほらよ」
 「サンキュ。ついでに飲み物───」
 「流石に取りにいけ!」


 どこまでも厚かましいやつだ全く。


 「あぁ、なんかテレビ観るか?」
 「うん? この時間帯って何やってるっけ」
 「今年は世界の恐怖の夜がやってるぞ。見る?」
 「おぉ! なんか怖いやつってお泊りっぽいな!」
 「子供かお前は」


 なんだよ"お泊まりっぽい"って。
 テレビをつけると、まだ始まったばかりなのか、第4位から始まった。時間的に多分まだ始まったばかりのはず。


 『結構雰囲気あるなぁ』


 仲のいい2人組で夜の廃墟を探索している映像で、カメラを持った人が感慨深げに呟いている。


 『おい、流石に怖くないか?』
 『いや怖くないって。お前はビビリだな』
 『うるせ』


 カメラに写っている男性が呟くも、結局は行くことに。俺だったら迷わず引き返すけどな。怖いか怖くないかと言われたら怖いだろうし。


 そして、中へと入っていくにつれて、不可解な現象が起き出す。


 パンパン!!


 『うぉ!? おい、今の聞こえたか?』
 『あ、あぁ。なんか、倒れたような……』


 突如として鳴り響く音。しかし、カメラの持ち主はここまで来たらということなのか、臆することなく奥へと進む。それに引きずられるように、連れの男性も前方をライトで照らしつつ進む。


 怪奇音が鳴り響く。それに合わせて、たまに美咲と叶恵から「ひっ!」というような声が漏れる。叶恵はともかく、美咲も怖いのダメなのか?


 その瞬間、突如として、崩れ落ちていた天井の隙間から女性が降ってきた。


 『『うわぁぁぁ!?』』
 「「キャーー!?」」
 「うぉっ!?」


 逃げ惑う2人組と、驚いて二人で抱き合ってる叶恵と美咲、そして意外にも反応した拓磨。
 二人はともかく、拓磨は純粋に驚いただけらしい。見た感じなんか怖がってもいないし、つまらないなぁ。そういう俺もそこまでじゃなかったが。


 樹はあれだろうか。普段軽い性格なのに、こういう時だけは『幽霊なんてものは数学的に考えて存在しない』なんてことを漏らすタイプなのだろうか。つまり、最初に死ぬタイプか?
 取り敢えず全く驚いてもいないし怖がってもいないしということで。


 『お分かりいただけただろうか?』
 「分かった! 分かったからもう流さないで!」
 「さ、最初は驚いたけど二回目なら流石に……」


 バン! と効果音と共にまた女性が落ちてくる


 「ッ!! ほ、ほら大丈夫よ!」
 「その、めっちゃ肩がブルって震えてたのは突っ込んだ方がいいのか?」


 なお、叶恵は「ひゃあ!?」と可愛らしい声を漏らしていた。それに反応したのは樹だな。


 そして、動画はまだ続く。どうやら今ので終わりじゃないようだ。


 『はぁ、はぁ、はぁ……お、おい? 大丈夫……あれ? ○○○名前!! どこだ!?』


 逃げ惑った2人だが、いつの間にかもう一人がいなくなっていたことに気がついたカメラの人は、辺りを見渡す。既に廃墟からは出ているが、友人が出てくる気配はない。


 「こういう方がやっぱ怖いよな」
 「逃げた後がまだあるヤツ?」
 「そうそう」


 お分かりいただけただろうかで終わるやつと、それでもまだ続くやつだと、続く方が怖い気がする。まぁ個人差だろうが。
 終わったと思わせたところにまだあるからだろうか。


 友人が居ないことに焦ったカメラの人は、少し立ち止まった後、意を決したかのように廃墟へと戻り始めた。


 「おぉ、友達思いのやつだなぁ」
 「刀哉だったら行くか?」
 「女子だったら行く。樹か拓磨だったら行かん」
 「差別だ!」
 「区別だ」


 男は自力で頑張れ。拓磨は微妙な顔でこちらを見ているだけだぞ? 何も言わないのは、恐らくツッコミを入れたところで、今の樹のように轟沈するのが目に見えていたからだろう。


 廃墟へと戻ると、そこは先程よりも明らかに崩れたり荒れたりしていた。今の一瞬の間で何が、とナレーターも言ってる。
 それでも奥、先ほどの場所まで行くカメラの人。男前過ぎる。


 そしてそこには、友人が倒れていた。


 『○○○名前!! 大丈夫か!!』
 『……うし、ろ……』
 『え……?』


 カメラの人が駆け寄ると、友人は意識を取り戻して、すぐにカメラの人の後ろを指さした。
 言われたように振り向くと、通路の先から先ほどの女性が四つん這いで高速で這ってきていた。


 「キャーーーー!!?」
 「イヤァァァァァ!!?」
 「お約束だなぁ」


 その後、カメラが放り出され『映像はここで途切れていた』というナレーションが入り、第三位へと移行した。


 先ほどよりも一段階ギアを上げた二人の叫び声が響く。家は完全とまではいかないものの、ある程度は防音だから全然問題ないっていうね。じゃなかったら近所迷惑もいいとこだな。


 なお、その後何度も絶叫したのは言うまでもない。




 ◆◇◆




 「───っと、もうこんな時間かぁ」


 ふと時計を見れば、既に11時に差し掛かっているところであった。


 「ホントだ。何気に今日は長かった気がする」
 「それはつまらなかった訳じゃないよな?」
 「違う。濃い一日だったっていう話だ」


 拓磨が顔の前で手を振りながら弁解した。まぁ俺も今日は長く感じたし、似たようなものなのかもしれない。
 既に樹も夢現ゆめうつつだ。こいつ、いつも案外早く寝てるのかね。


 やっていた人生ゲームを名残惜しいが片付けて、部屋の割り振り。


 「取り敢えず樹と拓磨はここリビングでいいか?」
 「大丈夫だ」
 「う~す」


 コタツを端に避けて、隣の和室から布団類を持ってきて二人分敷いて、これでオーケー。


 「電気はそこ。オレンジの照明にはこのリモコンだ」
 「了解。歯磨きしてさっさと寝ますかね」
 「おう。そうしろ。というか樹も歯磨きしてから寝ろよ?」
 「う~す」


 大丈夫だろうか? 先程から同じことしか言ってないのだが。


 「叶恵と美咲は……妹の部屋でいいか。丁度二部屋だし。女子の部屋だから抵抗ないだろ?」
 「え、えぇ。大丈夫だけど……その、貴方一人暮らしよね? 何故妹さんの部屋があるのかしら?」
 「建築の話をする時は流石に俺だけじゃなくて家族で居たんだが、予算はあったから色々と要望取り入れてたんだ。その中の一つで妹達が結構泊まりに来る予定とか言ってな。それで妹達の部屋を造った。予告通り何度も泊まりに来てるから、無駄にはなってないんだが」
 「そ、そう……」


 ちなみに部屋には入らないようにしている。流石に妹と言えど、女子の部屋に無断で入る真似はできない。


 「んで俺は部屋だが、何かあったら来てくれ。階段登ってすぐの部屋だ」
 「りょーかい」
 「分かったわ」
 「うん」
 「拓磨と樹は間違っても二人の部屋に入るなよ? 美咲達と妹達のために」
 「分かってる」


 樹は既に応答なしか。やられたな、こりゃ。
 と思ったら半ば意識を放り出した状態で歯を磨いていた。器用なやつだなぁ。


 さっさと歯を磨いて、しっかりと戸締りをしてから美咲と叶恵を妹の部屋に案内しておいて、俺も自分の部屋へ移動。
 ベッドへと飛び込み電気を消して就寝だ。
 ちなみに、独り言でおやすみなどとは呟きません。




 ◆◇◆




 翌日。
 何事もなく夜を終えることが出来たらしい。いや、何も期待してないよ? マジで。


 ただ夢で拓磨と樹が俺を夜這いしに来るのはマジで死ぬかと思った。夢の中での貞操はどうにか守られたが、二度と現れないでほしい。
 恐らく叶恵達を意識しすぎて、逆に男が現れたんだろうな。気をつけよう。


 そんなこんなで起きた今日。窓のカーテンを開けたら、なんという事か。


 「雪……」


 辺り一面銀世界。それも結構な量だ。


 「さながらクリスマスプレゼントか。一日過ぎてるが……あっ」


 クリスマスプレゼントで思い出した。そう言えば、今日のために4人分のクリスマスプレゼント用意してたんだっけか。


 ───普段から色々と世話になってるような気がするし、ここらでお返ししておいてもいいだろ。


 コンコン。


 『刀哉君~、朝だよ~』
 「りょーかい。今行く」


 扉越しに叶恵の声が聞こえてきた。どうやらいつもの様に起こしに来たらしいが、残念なのは起きても料理が無いことか。何せ叶恵に任せたらアウトだからな。メシマズ属性付きの幼馴染なんだよ。


 が、今回は違った。


 「刀哉君起きたのね」
 「お、刀哉起きたな」
 「朝は取り敢えず適当に昨日の残りとプラスで味噌汁だ」


 台所に立つ3人。おい、多い。立つ人数が多すぎるだろ。


 だが一応役割分担というかそんな感じのようで、いい連携で冷蔵庫から昨日の品の残りを出し、レンジでチンし、既に調味料や器具を把握したらしい美咲が味噌汁を作っている。


 何気におたまに掬って「うん、丁度いいわね」と味見してるのが様になってます。


 「お前ら起きるの早いな。まだ6時半だぞ」
 「いや、なんとなくな。人の家だと早起きしちゃうというか」
 「私もそんなところね」
 「俺は単に携帯のタイマーを早めにセットしておいただけだ。家主より遅く起きるようじゃ示しがつかないからな」
 「そんな礼儀を友人同士で気にするなよ」
 「親しき仲にも礼儀ありだろ?」


 拓磨の笑みが嫌に突き刺さる。そのイケメンスマイル、俺にもください。美咲と叶恵が落ちてないのが驚きなぐらいだ。


 そして俺が何かするまでも無く準備が整い、何気に豪勢な朝飯となる。


 「えと、頂きます」
 「「「「頂きます」」」」


 示し合わせたかのように俺の後に復唱する4人。仲いいな。即興でそんなん出来るなんて。疎外感を覚えます。


 取り敢えず昨日食ったヤツはまぁ美味いのが分かってるので、ある程度食ったら味噌汁へ。


 「……うん、美味い。自分で作ったのより美味い」
 「そ、そうかしら? 普通に作っただけなのだけど……」
 「やっぱりあれだ。家庭の味というかさ。人に作ってもらうと違うとかか? 後は愛情が篭ってるみたいな感じがする」
 「あ、愛情!?」
 「マジか樹。美咲、毎朝俺のために味噌汁作ってくれよ。金出すぞ?」
 「……その最後の一言が無ければ赤面ものだったのにね」


 だってそのままだったら実質プロポーズじゃん。ここはしっかりとね。


 「……私も料理作れるようになりたいなぁ」
 「大丈夫! 叶恵さんの料理なら美味しいって!」


 おっと、ここに哀れな子羊が。何も知らずにいると痛い目にあうぞ?
 具体的にいえば、インフルエンザを任意で引き起こせるぞ。




 ◆◇◆




 「さて、忘れ物はないか?」
 「大丈夫だ」
 「問題ない」
 「繋げるのは止めてくれないか? それは忘れ物があっちゃうパターンだから」


 フラグってどこまで力を持ってるんだろうな? 運命ぐらいなら軽くねじ曲げられそうだと思えてしまうのは何故か。
 ふと、そこであることを思い出す。


 「っと、危ない危ない。悪いが俺が忘れ物してたわ」
 「あん? ここはお前の家だろうが」


 怪訝な顔をする樹に、俺は一つ笑う。待っててくれと言い、急いで部屋に取りに行って戻ってくる。


 「ほれ」


 一人一つ、ラッピングをした箱状のものをやる。


 「刀哉君これは?」
 「いいから開けてみろって。大体予想ができてるだろうが」


 ここまでやられたら、普通気がつくよな。
 4人は、美咲と叶恵と拓磨は丁寧に、樹は割と雑にラッピングを解く。性格が見えるな。


 「わぁ! ハートのチョーカーだ!」
 「私のはシルバーのネックレスね」


 女子2人には首のアクセサリーを送ってみた。別に俺の趣味じゃないぞ? マジでマジで。


 なお、チョーカーも本当に似合うと思ったからで、趣味じゃないからな!
 にしても、チョーカー……首輪……SM特殊なプレイに思えちゃう俺は汚れてるのかな。


 「女子に贈り物なんてほとんどしたことないから、どうだろうと不安だったんだが……」
 「ううん。すっごく嬉しいよ!」
 「えぇ、女の子からは何個か贈り物もらったことあるけど、男の子からは初めてよ。それに、このネックレスも可愛いし、素直に嬉しいわ」


 あれ? 美咲拓磨から贈り物貰ったことないのか?
 そう思ったが、今は聞く場面じゃないと空気を読んでスルーし、代わりに男陣営へ向く。


 「お前らはアクセサリーとか付けるイメージないから、キーホルダーにしてみた」
 「キーホルダーって、これ……」


 叶恵と美咲とは違い、なんとも微妙そうな顔をする2人。喜んでくれると思ったんだがな。


 「何で俺を模したキーホルダーなんだよ!」
 「右に同じく」
 「いや、丁度最近キーホルダー作りにハマってたから。写真見ながら作ってみた。嫌か?」
 「嫌じゃないんだが……」
 「複雑な気分だ」


 2人に送ったのは、2人を模して作ったキーホルダー。しかも自分で言うのもなんだが結構な力作だと思っている。
 色付けもしっかりしてあって、台とかがあればフィギュアにも早変わり……なのだが、あまり嬉しくないのか?


 「仕方ない。じゃあこれもやろう」
 「おおう……って、う、いやまぁこれもアレだが、嬉しいな……」
 「た、確かに……」


 新たに渡したのは、俺達5人が写真を撮る時みたいに集まっているのをイメージして作った、やはりキーホルダー。五人も居るから少し大きくなったが、こっちの方が感動度的には嬉しいと思う。


 なお、服装はクリスマスバージョンとして、サンタ風の衣装にしてみた。


 「どうだ? 良い感じで昨日と今日の思い出っぽくないか? 雪も降ってるし」
 「……まぁな。その、なんと言うか、サンキュー」
 「あぁ、ありがとう。こう言ってはアレだが、大切にするぞ」
 「おう、そうしてくれや」


 何となく照れているような感じの2人。うん、嬉しいというかそういうのは分かるんだがよ。頼むから頬を染めるのはやめてくれ。
 だがこの雰囲気でそんなことを言えるはずもなく、こちらも同じくスルー。


 「と、刀哉君! それ私にもちょうだい!」
 「あ、わ、私にもくれないかしらっ」
 「おわっ!? っと……はいはい。実はそういうと思って、ちゃんとお前らの分も用意してあるんだ」
 「え? なにそれ凄! 刀哉ってエスパーか何か?」
 「残念だがエスパーじゃなくてサイコメトラーかな?」
 「その返しは予想出来ねぇな」


 ともかく、俺は2人にそれぞれを模したキーホルダーと、5人が集まっているキーホルダーを渡す。


 「えへへ……大事にするね!」
 「お揃いね。クオリティも高いし……私も大切にするわ」
 「あぁ、そうしてくれると嬉しい」


 やっぱ男じゃなくて美少女が頬を染めてくれた方が嬉しいよな。目の保養的にも、精神衛生上にも。


 「さぁて、そうと決まればアレだな。最後に庭で雪合戦でもしてこうぜ」
 「お、ナイスアイデアだ樹! お前ら手袋持ってんだろ? 最後にやろうや」
 「そうだな。結構雪降ってるみたいだし、良いんじゃないか?」
 「うん!私雪合戦得意だよ!もう2年ぐらいやってないけど」
 「あら、じゃあ私も」


 ということで、結局最後は雪合戦を。
 拓磨と美咲、樹と叶恵がチームで……俺は今回、何故か主役ということで1人に。


 「ハッハー! 喰らえ!」
 「スマッシュ!」
 「えい!」
 「刀哉君許してね!」
 「お、お前らっ!? っの!!」


 その後、十数分掛けてどうにか勝ったのだが、次の日は予想通り筋肉痛でした。


 なお、この日は俺の思い出となっているのだが、その後の正月も中々波乱万丈の日々であった。
 その話は、また今度で。


 「隙あり!」
 「ぶべっ!?」


 倒れた樹からの攻撃がもろに顔面クリーンヒットした俺は、そのままバサンと背中から雪に倒れるのであった。









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