神様のやり直し~転生して鍛え直す~

サバかん

十話

朝から玄関をどんどん叩く音が聞こえる。
「イラリオ様はいらっしゃいますか!」

とりあえず話に行く。
「僕だよ」

「国王様が…ゼェ、ゼェお呼びになってますハァ、ハァ」

こんな朝から?まあ学園もあるし行くか。

「すぐ行けます。」

そして謁見が始まる

「久しいなイラリオよ。息災であったか?」

「は。国王様もご健勝なこと何より」

「うむ。それよりお主の魔力が∞とは真か?」

「その通りでございます」

周りの騎士やら魔道士がざわつく

「静粛に」

「それでだ。お主にはあることを試して…「大変です王様!」」 

傷だらけの兵士が駆け込む。

「何事じゃ!」

「近くのホプキンズ迷宮の魔物があふれでた模様です。」

「そうか」
考え込む王様。嫌な予感がしたが気のせいかな? 

「そうだ!リオよお主、一人で沈めてこい。ダンジョンもぶっ壊せ。王命だ」

はぁ?!余裕だけど

「承知しました。小一時間で終わらせます。」

いっちょやるか

数分後。
俺は今大量の魔物の軍勢を、神の瞳の千里眼で観察してる。

よし、行くか。

「やあ魔物たち!どこへいくのかな?」

俺は神の瞳で魔物たちの意識を強制的に引き寄せる

「付与魔法爆裂魔法威力上昇、属性攻撃強化、地面硝子化防止、範囲拡大、詠唱威力上昇」

そして俺は詠唱を開始する。

「汝、全てをその身に沈める地獄の業火なり。逃げるものなき業火、その爆発は天を裂き、星をも砕く。地獄の扉を今ここに、最期の爆裂を今ここに、破壊魔法、炎魔法複合魔法、地獄爆発エクスプロージョン

さてこんなものかな。

魔物は一匹たりとも残らなかった。

後は迷宮のみ。

迷宮に到着した。

「破壊魔法元素破壊エレメントクラッシュ

これを使うと元素が破壊されるため物体は崩れる。そしてなにも残らない

空いた穴は土魔法で塞いだ

「うっしこんなもんかな。転移」

俺は王城へと転移して王様に報告する。

「王様、ただいま終わらせました。」

そこかしこからヤジが飛ぶ

「ほんとうか?」

「ええ、神に誓って」

俺が神だけどね

「見てきてもいいかな?」

疑心暗鬼の目線

「ええ勿論」

騎士団長っぽい人とアイコンタクトひとつで調査に行った。

「また、結果次第で呼び出すことにする。」

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