異能があれば幸せとか言ったヤツ誰ですか??
第143話『自涜』
「はぁーあ。めんどくさかった……。」
ため息を吐きながら、テルヒコは寮室の玄関扉を開けた。
時刻は午後19時。太陽が、名残惜しそうにこちらを見つめる頃。
「ま。収穫はあったけどね〜」
テルヒコは、舌舐めずりをしながらそう言うと、スマートフォンのロックを解除する。
慣れた手つきで、写真アプリを立ち上げ、そこにある『お気に入りフォルダ』を開く。
すると、画面いっぱいに、全裸の女児たちの姿が映し出された。
何も5〜10歳ほどの齢であり、体格、場所、時間帯等も全く疎らな大量の写真。
そして何よりも異常なのは、どの写真に映る女児たちは例外なく血塗れであり、身体に致命的な損傷を負っているか、既に事切れている。という点だ。
耐性を持たぬ人が見れば、それだけで卒倒しかねないような写真。その数、約200枚。
そう。彼、初由テルヒコは、出動命令が下された際に、自身の好みである年端もいかぬ少女を嬲り殺し、その様を写真や動画で撮り納めていたのだ。
ある時は橈骨動脈を切りつけ、血液大量に失われることで、末梢から徐々に冷たくなり、冷や汗をかき、顔面が青白く変色していく様を楽しみ、またある時は、切開した腹部に、切断した少女の手足を詰め込み、それを踏みつけて楽しんでいた。
そして本日も同様に、あの少女を撮影していた。
テルヒコは、日常動作のように、そのフォルダの1番下、最も新しい動画をタップした。
拡大されたその画像は、目を背けたくなるような、見るも無惨な少女の亡骸。
それを見るなり、口角を鋭く、高く上げ、息を荒げ始める。
そのまま自室に鍵をかけ、ソファーに座ると、手元にティッシュを用意し、ズボンを半脱ぎにする。
自慰行為を始めたのだ。
健康な青少年であれば、何ら不思議ではない行為である。
だがそれは、画面に映し出された少女の姿によって、底知れぬ不気味さと、恐ろしさを生み出していた。
「…………はぁ………はぁ…………」
切なげな吐息を漏らしながら、勃起した自身の性器を擦る。
あの時の『続き』に思いを馳せながら、画面を見つめる。
身体が火照り、全身にじんわりと汗をかく。
しかしそれらを全く意に介さず、行為を継続する。
あの時できたなかったこと、したかったこと、させたかったこと、それらを脳内で想像しながら、光を失った画面の少女と見つめ合う。
腹部の切創を踏みつけたい。気管の切創に挿入したい。眼球を抉り出し、空っぽの眼窩に射精したい。
彼女の恐怖に怯える顔が、絶望する顔が、命乞いする姿が、何よりも、ゆっくりと、確実に、死んでいく彼女を、見たい。見たい。見たい。見たかったのだ………。
「ぁっ…………うぅっ…………!」
殺していたはずの声が、口から漏れる。
それとほぼ同時、陰嚢が収縮し、亀頭から精液が噴き出す。
粘度の高いそれを、ティッシュペーパーで受け止め、屑籠へと投げ入れた。
未だ治まらぬ怒張を衣服に収めることも忘れ、天井を仰いだ。
「萩澤キョウカ…………。邪魔しやがって……………」
ポツリと呟いた。
あの時キョウカさえ来なければ、部屋で自慰などせずとも、“ナマ”で“シ”ていたはずだったのだ。
冷静さを取り戻してから、沸々と怒りが込み上がってくる。
「はぁ…………」
ため息を一つ吐くと、テルヒコはシャワールームに向かった。
ため息を吐きながら、テルヒコは寮室の玄関扉を開けた。
時刻は午後19時。太陽が、名残惜しそうにこちらを見つめる頃。
「ま。収穫はあったけどね〜」
テルヒコは、舌舐めずりをしながらそう言うと、スマートフォンのロックを解除する。
慣れた手つきで、写真アプリを立ち上げ、そこにある『お気に入りフォルダ』を開く。
すると、画面いっぱいに、全裸の女児たちの姿が映し出された。
何も5〜10歳ほどの齢であり、体格、場所、時間帯等も全く疎らな大量の写真。
そして何よりも異常なのは、どの写真に映る女児たちは例外なく血塗れであり、身体に致命的な損傷を負っているか、既に事切れている。という点だ。
耐性を持たぬ人が見れば、それだけで卒倒しかねないような写真。その数、約200枚。
そう。彼、初由テルヒコは、出動命令が下された際に、自身の好みである年端もいかぬ少女を嬲り殺し、その様を写真や動画で撮り納めていたのだ。
ある時は橈骨動脈を切りつけ、血液大量に失われることで、末梢から徐々に冷たくなり、冷や汗をかき、顔面が青白く変色していく様を楽しみ、またある時は、切開した腹部に、切断した少女の手足を詰め込み、それを踏みつけて楽しんでいた。
そして本日も同様に、あの少女を撮影していた。
テルヒコは、日常動作のように、そのフォルダの1番下、最も新しい動画をタップした。
拡大されたその画像は、目を背けたくなるような、見るも無惨な少女の亡骸。
それを見るなり、口角を鋭く、高く上げ、息を荒げ始める。
そのまま自室に鍵をかけ、ソファーに座ると、手元にティッシュを用意し、ズボンを半脱ぎにする。
自慰行為を始めたのだ。
健康な青少年であれば、何ら不思議ではない行為である。
だがそれは、画面に映し出された少女の姿によって、底知れぬ不気味さと、恐ろしさを生み出していた。
「…………はぁ………はぁ…………」
切なげな吐息を漏らしながら、勃起した自身の性器を擦る。
あの時の『続き』に思いを馳せながら、画面を見つめる。
身体が火照り、全身にじんわりと汗をかく。
しかしそれらを全く意に介さず、行為を継続する。
あの時できたなかったこと、したかったこと、させたかったこと、それらを脳内で想像しながら、光を失った画面の少女と見つめ合う。
腹部の切創を踏みつけたい。気管の切創に挿入したい。眼球を抉り出し、空っぽの眼窩に射精したい。
彼女の恐怖に怯える顔が、絶望する顔が、命乞いする姿が、何よりも、ゆっくりと、確実に、死んでいく彼女を、見たい。見たい。見たい。見たかったのだ………。
「ぁっ…………うぅっ…………!」
殺していたはずの声が、口から漏れる。
それとほぼ同時、陰嚢が収縮し、亀頭から精液が噴き出す。
粘度の高いそれを、ティッシュペーパーで受け止め、屑籠へと投げ入れた。
未だ治まらぬ怒張を衣服に収めることも忘れ、天井を仰いだ。
「萩澤キョウカ…………。邪魔しやがって……………」
ポツリと呟いた。
あの時キョウカさえ来なければ、部屋で自慰などせずとも、“ナマ”で“シ”ていたはずだったのだ。
冷静さを取り戻してから、沸々と怒りが込み上がってくる。
「はぁ…………」
ため息を一つ吐くと、テルヒコはシャワールームに向かった。
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