僕らの心には魔物が住んでいる
3話
俺はあえて敬語を使わず上から目線で話す
この世界で弱さを見せたら何されるか分からないからだ
「そんな怖い顔しないでよー…別に僕は喧嘩売りに来たわけじゃないよ?弱いものいじめとか嫌いだし」
ニコッと口角だけが更に上がる
「ただ、ちょっと君の事が気になっただけ…君ってあんまり目立たないし、能力だって未知数じゃん?」
目立たないというか目立ちたくないが正解だけどな
「…そこら辺の、一般人レベルだ」
「ふぅーん…あっそういえば僕の名前しらなよね?教えてあげる」
「別にいい」
「僕は関崎 透!」
俺の話を無視して自分の名前を言った
そして、よろしくねと言わんばかりに俺の前に手を差し出してくる
俺は渋々関崎の手を握る
関崎は嬉しそうにぶんぶんと握り返してきた
「ってか…お前授業いいのか?」
見たところサボり魔では無さそうだが
「あっ、忘れてた!」
にんまりと笑ってた口は丸くなり
急いで屋上の柵の方に向かっていった
「…じゃあ、また会おうね!唐須君」
そう言って関崎は屋上から飛び降りた
普通なら驚いて見に行くがこの世界はコレが[日常]だ
恐らく何かの能力で助かるだろう
……「ってか俺の名前教えたっけ」
……でもまぁ、俺と楓がいつもいること知ってるぐらいだから名前ぐらい知っててもおかしくないか
深く考えず、俺も自分の教室に歩いて戻って行った
教室に入ると1時限目は終わっていた
「おっ、今日戻ってくるの早いね」
人が数人倒れている上に座っている楓
「おう…」
ヒソヒソと横目で話し合う人達
これもなれた景色
自分の机まで行きイスに座る
どうやらまだ2時限目の授業は始まってないようだ
…授業っと言っても真面目に受けるやつなんて1人もいない
正直勉強なんてしたって意味は無い
なぜなら自分の人生なんて生まれた時に配られたカードで全て決まるのだから
この世界で弱さを見せたら何されるか分からないからだ
「そんな怖い顔しないでよー…別に僕は喧嘩売りに来たわけじゃないよ?弱いものいじめとか嫌いだし」
ニコッと口角だけが更に上がる
「ただ、ちょっと君の事が気になっただけ…君ってあんまり目立たないし、能力だって未知数じゃん?」
目立たないというか目立ちたくないが正解だけどな
「…そこら辺の、一般人レベルだ」
「ふぅーん…あっそういえば僕の名前しらなよね?教えてあげる」
「別にいい」
「僕は関崎 透!」
俺の話を無視して自分の名前を言った
そして、よろしくねと言わんばかりに俺の前に手を差し出してくる
俺は渋々関崎の手を握る
関崎は嬉しそうにぶんぶんと握り返してきた
「ってか…お前授業いいのか?」
見たところサボり魔では無さそうだが
「あっ、忘れてた!」
にんまりと笑ってた口は丸くなり
急いで屋上の柵の方に向かっていった
「…じゃあ、また会おうね!唐須君」
そう言って関崎は屋上から飛び降りた
普通なら驚いて見に行くがこの世界はコレが[日常]だ
恐らく何かの能力で助かるだろう
……「ってか俺の名前教えたっけ」
……でもまぁ、俺と楓がいつもいること知ってるぐらいだから名前ぐらい知っててもおかしくないか
深く考えず、俺も自分の教室に歩いて戻って行った
教室に入ると1時限目は終わっていた
「おっ、今日戻ってくるの早いね」
人が数人倒れている上に座っている楓
「おう…」
ヒソヒソと横目で話し合う人達
これもなれた景色
自分の机まで行きイスに座る
どうやらまだ2時限目の授業は始まってないようだ
…授業っと言っても真面目に受けるやつなんて1人もいない
正直勉強なんてしたって意味は無い
なぜなら自分の人生なんて生まれた時に配られたカードで全て決まるのだから
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