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社会でうまくいきるには

かまぼこ6

ライトノベルとは2

ストレス社会と呼ばれる現代において、ストレス耐性があるというのはとても大事なことだと思う。だが、発散しないとやはり溜まってしまうものなのだ。そこで出てきたのが主人公最強というジャンルだ。

「今助ける!」

彼は持っている刀を抜いた。そして今にも女の子に襲いかかろうとする男に向かって振り下ろした。

「ぐっ!なんて速さだ!」

この男は今ではこんな悪い男だが元は騎士団に入っていた。そんな男の剣の腕に負けないほどの速さで彼は斬撃を繰り出した。

(まずい!これは避けられない、俺の人生もここまでか…)

ドカッ!

「ゔっっ…、!」

「おい、大丈夫か?」

「はい!助けてくださってありがとうございます!あ、あの、私この国の第三女王…の…」

来ました来ました、この国の女の子助けちゃったら王族展開!これぞまさに王道!そのまま結婚していつの間にかハーレム形成して夜な夜ないやらしいことしまくりのハッピーエンドだァァー!
じゃなくて、このように主人公最強とは、ご都合主義もいい所の凄ーく主人公が有利に進む物語です。この軽快さや女の子に囲まれるチヤホヤされる感じが現代の若者たちのストレスを発散させているのではないでしょうか。物凄く一方的です。

【王城にて】

「此度は我が娘を救っていただきほんとにありがとう。」

「いえ、女の子を助けるのは男の使命です。当然のことをしただけなのでお気になさらないでください。」

「謙虚であるな、気に入った!お主わしの娘の婿になれ!」

(!!??お父様!……何考えてらっしゃるの!?私が一目惚れしたとはいえ、相手の意思も確認せずに…やだ、恥ずかしくて顔赤くなっちゃいましたわ…)

「喜んでお受け致します。」

「おお!そうか!よし、式の準備だ!」

はい、これが急展開と呼ばずになんというのでしょうか。この主人公に対してのものすごい優遇、現代であはありえないでしょう。というか助けられただけで一目惚れする綺麗な女の子がどこにいるのでしょうか。そんなに簡単に一目惚れさせることが出来たら今頃少子高齢化なんて日本は嘆かないでしょう。ちょっと脱線してしまったが、話を戻すと、つまり、現代にをおいて、自分の思い通りにことが進むことはまずないです、さらにそこに複雑な人間関係やたくさんの意思が混じってより複雑になり、それがストレスとなります。
それを解消するために、主人公最強というジャンルは必要なのです。沢山読めばそれは飽きるでしょう。しかし、今これを読まずに日々上司からの嫌がらせに悩み、転職や退職あるいは自殺を考えてしまってる人に言いたい!

ライトノベルストレス解消を読まずに諦めるのはもったいない!!!!

何度本を読む途中にニヤニヤしただろうか、もう数え切れない、何度友達や親に

「あんた顔ニヤついてキモいよ?」

と言われただろうか、数え切れない…あれ?ライトノベルがなぜ人気になっているのかを書いてたはずが何故か薦める理由になってしまった…まぁ、気にしない、気にしちゃ負けだ。

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