ワールド ダメネーション ゲーマーズ(弱肉強食の世界を征服せよ)

かしる@元マナフン

(二章)反撃の狼煙(15)

ストヘルズ、、
「うぅ、、」
ストヘルズの意識が少しずつ戻ってきた。
ストヘルズ、、
(やっと目が覚めたな、ってか体が動かねぇよ。)
ストヘルズの体はストルから大ダメージをくらっていて到底動かせる状態ではない。
ストヘルズ、、
(まぁ生きてるだけマシか、ってかあの声は誰だ、、男ってのは分かったけど、、しかもレベルを1500もあげるって、神様かよ。しかも佳良さんが強い力を秘めているだと、、まぁどっちしろストルをやらないとな。)
ストヘルズが考え事をしていると近くからマドレーヌとテイラーの声が聞こえる。
マドレーヌ、、
「ストヘルズ様ーー!逃げてください!殺してしまいます、、」
テイラー、、
「ストヘルズ様、お逃げになってください!」
ストヘルズ、、
(おいおい、あいつら洗脳されてやがるな、これはやばいな。)
マドレーヌとテイラーはストヘルズまで30m程しか離れていない。
佳良(かよ)、、
「ストヘルズ君、、、私は、、もうだめだ、、、」
もう泣くことすら出来なくなっている佳良。
ストヘルズ、、
(マドレーヌとテイラーがもう10秒足らずでくるのかよ、ってか俺落ち着いてるなー、まぁもしあの男の言う事が本当だったら俺のレベルは4000、しして完全回復ポーションも1個だけ持ってる、、やるしかないか。)
ストヘルズは完全回復ポーションを使い体力を最大まで回復、スキルゲージも最大まで回復、そしてステータス画面を見る。
ストヘルズ、、
「レベル4000になってんじゃんかよ。」
ストヘルズ、、
(よし、あれ使うか。)
ステータス画面をもう1回開き、称号選択のボタンを押し、色々ある中から帝王を選ぶ。
ストヘルズ、、
(この世界は称号を一回使えば、他の称号に今後変える事はできないらしいな。まぁ帝王なら関係ないか。)
そしてストヘルズは帝王の称号を選択する。
称号に帝王が着くとすぐに称号の特別スキルを使う。
ストヘルズ、、
(帝王のスキルは確か、他の称号の特別スキルをほぼ全て使えて、1度だけレベルを1000上げる事ができる、最強の称号のはずだ。)
特別スキルには確かにストヘルズが言った2つのスキルがあった。
その2つの内、レベルを1度だけ1000上げる事のできるスキルを使う。
ストヘルズ、、
(これで俺のレベルは5000か、余裕だな。)
ストヘルズは倒れた状態からすぐに立ち上がり、テイラーとマドレーヌの洗脳を解除する。
ストヘルズ、、
「お前達、大丈夫か、」
マドレーヌ、、
「大丈夫ですわ!」
テイラー、、
「ありがたき幸せでございます。」
ストル、、
「なぜだ、、俺の洗脳はレベル4000で使えるはずなのに、、お前まさか、、」
佳良(かよ)、、
「ストヘルズ君、、よかった、、」
佳良はストヘルズが生きていた事にほっとし、力が抜けるほど嬉しくなる。
ストヘルズ、、
「佳良さん、心配させて悪かった。ストル、一つだけいい事を教えてやろう、お前はもう俺には勝てない。」
ストル、、
「黙れ、、雑魚のくせに生意気な!、、、」
ストルは怒り狂い、攻撃を開始するのである。

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