無感情の勇者

壊幽

5話 せこいことしたな

ギルド受け付けにもうすぐ付くな
みんなの視線が痛い
最小ランクの男がケルベロス討伐にいったみたいな噂が広まってんのか



「あの子大丈夫なのかしら」
「バカだねーあの子まだ若いのに殺されにいったようなもんだよ」

ガチャ

「あ、いらっしゃいま………」
「戻ってこれたんですね!」
「良かったー死んだかと思いました」
「すごいわ逃げ切る何て」
「リタイアですねかしこまりました」

「あ、リタイアじゃなくて」
「え…」 
「倒したんですけどケルベロス」
「「え!!」」
みんなの視線がまた背中に…

「それじゃケルベロスの目は……」
「これですよね」

汚れた布をギルドの受け付けの人に見せた

「まさか、この中に……」

汚れた布の中にケルベロスの目が9つちゃんと入っていた

「嘘でしょ!」
「冒険者になってから何日目?」
「初日です」
「………え……………」
「作り物じゃないよね」
「はい違います」
「こんな短時間に作れるとは思えませんよ」
「す、すごい」
「ちょ、ちょっと待ってください報酬を」
といってギルドの受け付けの人は奥へと行った



「おい貴様」
「はい」

「どんなせこいことしたんだよ」
俺を鋭い目で睨んでくる

こんな奴もいるのか

「していませんけど」
「嘘つくなよ」

手汗びっしょりの手で俺の頭を触ってくる
なんで尋常じゃないくらいの手汗をかいてるんだ?

「そうゆう悪い子には金貨なんてもらっちゃダメじゃないかー」

金貨目当てか
この手汗もそのせいか?

「お待たせしまし……」

「言いたいことはわかるな」
「わかりません」
「なんだと……」 

握ってる拳がプルプルしている
だいぶイラついてんな

「だからせこいことをした君には、金貨とかは没収なんだよね」
「意味がわかりません」  

「優しく言ってるからって調子乗りやがって!」 

俺の、顔面を殴ろうとする

「ちょ!ちょっと待ってください!」
「邪魔だよねぇちゃん」

「ケルベロスの目は本物ですから根拠のないことを…」
「証拠ならいくらでもあるに決まってんだろ」
「え…」

「冒険者初日だったら絶対にLv 1な訳だろ
だったら銀クラスのケルベロスなんて倒せる分けないだろ」 
「しかも見てみろよ腰に短剣とか冒険者舐めてんのかよ」
「せこいことして勝ったに決まってんだよ」

「せこいことしたからってLv 1が銀クラスのケルベロスに勝てるんですか?」
「は?」
「Lv 1は、せこいことしたからって銀クラスに勝てないと思うんですが?」
「だったらどうやって倒したって言うんだよ」

「例えばLv 1の頃からステータスが10000以上いってるとか?」
「適当なこといってんなよ!」

俺の顔面に思いっきり拳をいれようしとしてくる

それを避け、腹に拳をいれてやった

「グフッ!!」

男はぶっ飛んでギルドの壁に人間の形のした穴があいた

「だからいったでしょ」

「壁の弁償は、報酬から抜いていてください」
「は、はい…」

声が裏返ってる、やり過ぎたかな…

「なんかすいません…」

「あ、はい……」

「また、来ます」  

「あ、はい……」



ギルドの扉を開け宿屋に行こうと歩いていたら

「ちょっと待ちな」

「ん?」


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