おっさん〜異世界を歩く〜

治部郎

9

町に魔物が入ってきた。町の人達を守るのに手一杯だ。

「皆の者、すぐ建物の中に逃げ込むのだ」

これでも元騎士団長だ。コイツら魔物を倒せなくてどうするのだ。せめて騎士団が、来るまで持ち堪えなくては。

1時間後、来ない。なぜ来てくれないんだ。騎士団は民を守るために組まれた組織だ。いつもなら、数分で駆けつけてくれるのに。ああ、そうか。団長が変わったからか、貴族の物になったから。この国の貴族は民の事、何にも思ってない。助けるなら多額なお金を用意させてくる。ここまでか

『それでいいのか。貴様は面白い奴だ。力を貸してあげよう。』

「なっ。力が溢れてくる。」

30を超えた頃に怪我した右目が光りだす。黒い線が空高く差し掛かった。光が収まると、黒い剣がでてきた。


新能力:黒光 魔眼 魔剣召喚


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