盲者と王女の建国記
第2項8話 深紅姫の峡谷探検Ⅱ
指で作った輪っか――遠見の加護を解除して、茶色の毛並みを持つ猫獣人のティリャンは、蜥蜴獣人のドライが向かった方とは逆方向に鋭く地を蹴った。
逃げながらも彼女の獣耳が背後を向き、亜飛竜がはばたく音を捉える。
(空から追われてるみたいニャ。てぃりゃーからは攻撃が届かない……かと言って、てぃりゃーがあの吸血鬼に見つからニャければドライが追われる羽目になるニャぁ。姿を見せつつ、なるべく姿勢を低くっ、木々に紛れるようにっ!!)
彼女は獣人の脚力を生かし、巧みに木々の隙間を縫って駆けてゆく。
しかし、ティリャンはドライを逃がすための囮。上空を飛ぶ亜飛竜と吸血鬼のヒスティメラに分かる様、木々の葉の隙間から時々ちらりと見えるように逃げていた。
「『眷属よ、翼で風を起こすのじゃ。邪魔な木々の葉を退かせ』」
ヒスティメラはティリャンとの鬼ごっこをするつもりは無いらしく、ヒトには聞こえぬ高音域で亜飛竜に命令を下すと――グォォォォオオッ!!!! という亜飛竜の音吐が響き渡った。
直後、吸血鬼の眷属の翼から放たれた鋭利な風が、辺りの木々をなぎ倒す。
(――!? 何かヤバいニャっ!!)
何かを叩きつける様な異様な風の音に、ティリャンはその身を総毛立たせる。ほぼ反射と本能で手を地面につけ四足状態になり、バッと身を伏せた。
亜飛竜が起こした風の刃により、強引になぎ倒されてゆく深緑の遮光幕を目にした彼女は、その獣の瞳孔を大きく見開く。
(ああ、やっぱりだめニャ……亜飛竜に魔族だニャんて!! 例えはぐれの一匹だって、絶対に手を出さニャいのに。怖い、怖いっ!! 怖いっ……ニャけど、只で死ぬのは絶対御免ニャ。やるしかニャいッ!!)
「噛んじゃだめ、噛んじゃだめニャよ、てぃりゃー!! ……すぅ、はぁ。よし――想起せよ、我等の起源を。柔軟、俊敏、夜目、狩猟の源泉。孤高気紛れ、追奔逐北、子鼠どもを狩らねば居れぬその性をッ!!」
噛んじゃダメと自分を戒めてから、四足歩行そのままにティリャンは詠唱を始める。
彼女の独特の訛りが嘘のように無くなり、流暢に言の葉が紡がれてゆく。
それはヒト種の中でも、獣人のみが持つ特技。獣人には、ヒトの血の他にも元となった生物の血が流れている。
血の源泉を辿り、野生を呼び起こす。ヒトで無しへと至る忌み嫌われた呪文句だ。
「『起源開放』!!」
紡がれ終えた詠唱は、魔力を鍵へと変換させる。彼女は自身の体の奥底、野生の本能という扉を詠唱と魔力で作られた鍵を用いて開いたのだ。
ティリャンの体が、見る間にその骨格を変えてゆく。
四肢は四足歩行に適した形に再構成され、体毛は増加し更に硬化。
ヒトの形をした鼻梁は、薄紅色をした獣のそれに変化し、開かれた口内にはざらついた舌と鋭い犬歯が備わっていた。
――フシャァァァァ!! と彼女は尻尾を逆立て、獣の瞳孔を血走らせながら。目と鼻の先に降りて来た吸血鬼と亜飛竜に威嚇をした。
「――ふむ。猫獣人か、フォルロッジではあまり見なんだ。おい手前、どこの都市から来たのじゃ? レオネッタか? ヴェルモッドか? ベルグか? ウィールか?」
倒れた木々を見下ろしながら、眷属に乗ったヒスティメラはティリャンに話しかけた。
問答無用で戦闘が始まる、そう踏んでいたティリャンは呆気にとられたようにヒスティメラを見つめる。
――「……ん、済まなんだ。話す相手を高みから見るものではないな」と、反応を返さないティリャンの意図を汲み違えたような発言をしながら、ヒスティメラは自身の羽を広げ、戦闘態勢を崩さない猫獣人の眼前に降り立った。
「フシャァッッ!!!! 魔族がっ……ニャんでそんなことを聞くッ!? 襲いにでも行くつもりニャぁか!?」
ハッと我に返ったティリャンは威嚇をしながら、その真意を問いただす。
肌を突き刺すような威嚇の音圧を受けても、ヒスティメラは表情を変えない。
何もする気はないと示すように、両手を上に掲げて首を振った。
「勘違いをするでないわ。余は無理やりヒト種を襲ったりはせぬ、どうしても必要な時は、血だけを貰うようにしておる。吸血の際、眷属化――従属吸血鬼にもさせたことは無い。故に余の子孫は居らんしな」
ティリャンはヒスティメラの言から、ヒトを吸血鬼化――魔族に堕とすことができる上位種であると断定した。
だが、それ以上にティリャンを驚かせたのは、彼女がヒト種を襲わないと言ったことだ。文献で見た知識、何人に聞こうとも、ヒト種を襲わない魔族が存在するなどとは返ってこない。
魔族は、ヒトに害を成すからこそ魔族なのだ。
ヒト種ではない、高度な知能と強靭な体を持った知性体。
それが、ヒト種にとって危険だから魔族と呼ばれ恐れられるに至っている。
「……信じれないニャ。それに、てぃりゃーは冒険者ニャよ、魔族は討伐対象ニャ!!」
ティリャンは怪訝そうな声でヒスティメラに返す。
自分には魔族に敵対する明確な理由があるのだと、他でもなく彼女自身に言い聞かせるように。
生まれた心の動揺を隠すように。
「止め置け。ヒトを襲わぬとは言ったが、向かってくる相手に無抵抗で居るという意味でないぞ? ……良い、手前がどこから来たのかは問わぬ、余は攻撃されても手は出さぬ」
ヒスティメラの声調が一段落ちた。
彼女にしては脅しという程ではなかったつもりが、ティリャンにとってはそうでなかったようで。
より一層警戒と恐怖感を強めた猫獣人に、ヒスティメラは攻撃されても手出ししないと確約した。
「ッ?? なんなんだニャ、お前は、何が目的でてぃりゃーに近づいたニャ?」
ティリャンの脳内を支配するのは、無理解と自分の常識が覆される不安だ。
無条件でヒト種の敵であるはずの魔族が、友好的とはいえないまでも対話を望むその理由を。
開けてはいけない箱の中身が気になるように、ティリャンはその理由を聞かずには居れなかった。
「ふむ。コソコソと見られるのはどうもこそばゆうてな、見たいのなら余が近くまで来てやろうと思った次第じゃ……その、どうじゃ? 話し相手にでもなってはくれぬかいや? 今しがた竜もどきを眷属にしたが、やはり話し相手がおらぬと寂しいのじゃ」
「は、話相手ニャか……?」
もじもじと気恥ずかしそうに言うヒスティメラ。それをぽかんと見つめていたティリャンは、青天の霹靂を予知したかの如く呆然と返した。
ヒスティメラが自分達に近づいた理由を聞いて、ティリャンの『起源開放』が無意識に解けてゆく。
獣人の血が最も騒ぐのは、闘争時。敵を打ち砕くため、難を逃れるため。その時こそ、『起源開放』は発現可能となる。
それが解けたということは、もはやティリャンに敵対の意志は無いという証左だった。
「うむ。猫獣人とは話したことも無いからの……それに、ふさふさで心地よさそうな毛並みではないかいやっ、触ってみたくてたまらんのじゃ!!」
手をわきわきとさせて近づいてくるヒスティメラに、ティリャンはもはや苦笑することしかできなかった。
何と返そうかと暫く考えてから、彼女は苦笑を微笑へと変える。
「……ニャ、自信の毛並みを褒められると、悪い気はしないニャぁ。でも、口が上手いからって触るのは許さニャいけどっ」
「頼む、後生じゃっ……!! 一度だけでいいから、ちょっとだけでいいから、なっ!? 触らせてくれんかいや?」
冒険者仲間に向ける軽口を、吸血鬼の真祖に向けたティリャン。それに気を悪くするでもなく、ふざけたようにヒスティメラも答えた。
「……ニャ前」
「うん? 何と言ったのじゃ? 訛りが酷すぎて聞き取れんかった」
ぽつりとティリャンが呟いた声を、ヒスティメラは聞き逃さなかった。
ただティリャン特有の「にゃ」という訛りで、何の単語か理解は出来なかった様子。
「魔族、名前は何と言うニャ?」
「……にししっ、手前は良いヒト種じゃの。余はヒスティメラ=ヴラドと言う。覚え置け」
にししと特有の笑い声を零し、ヒスティメラは名乗る。
「ティリャン・マシュローウだニャ。ヒスティメラ=ヴラド、てぃりゃーは少し時間をかけてお前を見極めることにしたニャ」
この魔族がヒト種にとって有害か無害か、それを判断するには時間がいるとティリャンは判断する。
だがほんの少し、自分の知らない世界の入り口を見たような気がして、冒険者としての彼女は胸の高鳴りを感じていた。
「ティメラで良い。長かろう? 余もお前をティリャと呼ぶからの、響きも似ている」
「あんまし長さ変わってない気がするんニャけど……まあ好きにするといいニャ」
魔族とヒト種。
吸血鬼と捕食対象。
そんな凝り固まった固定概念が、世界の片隅で音を立てて崩れ去っていった。
逃げながらも彼女の獣耳が背後を向き、亜飛竜がはばたく音を捉える。
(空から追われてるみたいニャ。てぃりゃーからは攻撃が届かない……かと言って、てぃりゃーがあの吸血鬼に見つからニャければドライが追われる羽目になるニャぁ。姿を見せつつ、なるべく姿勢を低くっ、木々に紛れるようにっ!!)
彼女は獣人の脚力を生かし、巧みに木々の隙間を縫って駆けてゆく。
しかし、ティリャンはドライを逃がすための囮。上空を飛ぶ亜飛竜と吸血鬼のヒスティメラに分かる様、木々の葉の隙間から時々ちらりと見えるように逃げていた。
「『眷属よ、翼で風を起こすのじゃ。邪魔な木々の葉を退かせ』」
ヒスティメラはティリャンとの鬼ごっこをするつもりは無いらしく、ヒトには聞こえぬ高音域で亜飛竜に命令を下すと――グォォォォオオッ!!!! という亜飛竜の音吐が響き渡った。
直後、吸血鬼の眷属の翼から放たれた鋭利な風が、辺りの木々をなぎ倒す。
(――!? 何かヤバいニャっ!!)
何かを叩きつける様な異様な風の音に、ティリャンはその身を総毛立たせる。ほぼ反射と本能で手を地面につけ四足状態になり、バッと身を伏せた。
亜飛竜が起こした風の刃により、強引になぎ倒されてゆく深緑の遮光幕を目にした彼女は、その獣の瞳孔を大きく見開く。
(ああ、やっぱりだめニャ……亜飛竜に魔族だニャんて!! 例えはぐれの一匹だって、絶対に手を出さニャいのに。怖い、怖いっ!! 怖いっ……ニャけど、只で死ぬのは絶対御免ニャ。やるしかニャいッ!!)
「噛んじゃだめ、噛んじゃだめニャよ、てぃりゃー!! ……すぅ、はぁ。よし――想起せよ、我等の起源を。柔軟、俊敏、夜目、狩猟の源泉。孤高気紛れ、追奔逐北、子鼠どもを狩らねば居れぬその性をッ!!」
噛んじゃダメと自分を戒めてから、四足歩行そのままにティリャンは詠唱を始める。
彼女の独特の訛りが嘘のように無くなり、流暢に言の葉が紡がれてゆく。
それはヒト種の中でも、獣人のみが持つ特技。獣人には、ヒトの血の他にも元となった生物の血が流れている。
血の源泉を辿り、野生を呼び起こす。ヒトで無しへと至る忌み嫌われた呪文句だ。
「『起源開放』!!」
紡がれ終えた詠唱は、魔力を鍵へと変換させる。彼女は自身の体の奥底、野生の本能という扉を詠唱と魔力で作られた鍵を用いて開いたのだ。
ティリャンの体が、見る間にその骨格を変えてゆく。
四肢は四足歩行に適した形に再構成され、体毛は増加し更に硬化。
ヒトの形をした鼻梁は、薄紅色をした獣のそれに変化し、開かれた口内にはざらついた舌と鋭い犬歯が備わっていた。
――フシャァァァァ!! と彼女は尻尾を逆立て、獣の瞳孔を血走らせながら。目と鼻の先に降りて来た吸血鬼と亜飛竜に威嚇をした。
「――ふむ。猫獣人か、フォルロッジではあまり見なんだ。おい手前、どこの都市から来たのじゃ? レオネッタか? ヴェルモッドか? ベルグか? ウィールか?」
倒れた木々を見下ろしながら、眷属に乗ったヒスティメラはティリャンに話しかけた。
問答無用で戦闘が始まる、そう踏んでいたティリャンは呆気にとられたようにヒスティメラを見つめる。
――「……ん、済まなんだ。話す相手を高みから見るものではないな」と、反応を返さないティリャンの意図を汲み違えたような発言をしながら、ヒスティメラは自身の羽を広げ、戦闘態勢を崩さない猫獣人の眼前に降り立った。
「フシャァッッ!!!! 魔族がっ……ニャんでそんなことを聞くッ!? 襲いにでも行くつもりニャぁか!?」
ハッと我に返ったティリャンは威嚇をしながら、その真意を問いただす。
肌を突き刺すような威嚇の音圧を受けても、ヒスティメラは表情を変えない。
何もする気はないと示すように、両手を上に掲げて首を振った。
「勘違いをするでないわ。余は無理やりヒト種を襲ったりはせぬ、どうしても必要な時は、血だけを貰うようにしておる。吸血の際、眷属化――従属吸血鬼にもさせたことは無い。故に余の子孫は居らんしな」
ティリャンはヒスティメラの言から、ヒトを吸血鬼化――魔族に堕とすことができる上位種であると断定した。
だが、それ以上にティリャンを驚かせたのは、彼女がヒト種を襲わないと言ったことだ。文献で見た知識、何人に聞こうとも、ヒト種を襲わない魔族が存在するなどとは返ってこない。
魔族は、ヒトに害を成すからこそ魔族なのだ。
ヒト種ではない、高度な知能と強靭な体を持った知性体。
それが、ヒト種にとって危険だから魔族と呼ばれ恐れられるに至っている。
「……信じれないニャ。それに、てぃりゃーは冒険者ニャよ、魔族は討伐対象ニャ!!」
ティリャンは怪訝そうな声でヒスティメラに返す。
自分には魔族に敵対する明確な理由があるのだと、他でもなく彼女自身に言い聞かせるように。
生まれた心の動揺を隠すように。
「止め置け。ヒトを襲わぬとは言ったが、向かってくる相手に無抵抗で居るという意味でないぞ? ……良い、手前がどこから来たのかは問わぬ、余は攻撃されても手は出さぬ」
ヒスティメラの声調が一段落ちた。
彼女にしては脅しという程ではなかったつもりが、ティリャンにとってはそうでなかったようで。
より一層警戒と恐怖感を強めた猫獣人に、ヒスティメラは攻撃されても手出ししないと確約した。
「ッ?? なんなんだニャ、お前は、何が目的でてぃりゃーに近づいたニャ?」
ティリャンの脳内を支配するのは、無理解と自分の常識が覆される不安だ。
無条件でヒト種の敵であるはずの魔族が、友好的とはいえないまでも対話を望むその理由を。
開けてはいけない箱の中身が気になるように、ティリャンはその理由を聞かずには居れなかった。
「ふむ。コソコソと見られるのはどうもこそばゆうてな、見たいのなら余が近くまで来てやろうと思った次第じゃ……その、どうじゃ? 話し相手にでもなってはくれぬかいや? 今しがた竜もどきを眷属にしたが、やはり話し相手がおらぬと寂しいのじゃ」
「は、話相手ニャか……?」
もじもじと気恥ずかしそうに言うヒスティメラ。それをぽかんと見つめていたティリャンは、青天の霹靂を予知したかの如く呆然と返した。
ヒスティメラが自分達に近づいた理由を聞いて、ティリャンの『起源開放』が無意識に解けてゆく。
獣人の血が最も騒ぐのは、闘争時。敵を打ち砕くため、難を逃れるため。その時こそ、『起源開放』は発現可能となる。
それが解けたということは、もはやティリャンに敵対の意志は無いという証左だった。
「うむ。猫獣人とは話したことも無いからの……それに、ふさふさで心地よさそうな毛並みではないかいやっ、触ってみたくてたまらんのじゃ!!」
手をわきわきとさせて近づいてくるヒスティメラに、ティリャンはもはや苦笑することしかできなかった。
何と返そうかと暫く考えてから、彼女は苦笑を微笑へと変える。
「……ニャ、自信の毛並みを褒められると、悪い気はしないニャぁ。でも、口が上手いからって触るのは許さニャいけどっ」
「頼む、後生じゃっ……!! 一度だけでいいから、ちょっとだけでいいから、なっ!? 触らせてくれんかいや?」
冒険者仲間に向ける軽口を、吸血鬼の真祖に向けたティリャン。それに気を悪くするでもなく、ふざけたようにヒスティメラも答えた。
「……ニャ前」
「うん? 何と言ったのじゃ? 訛りが酷すぎて聞き取れんかった」
ぽつりとティリャンが呟いた声を、ヒスティメラは聞き逃さなかった。
ただティリャン特有の「にゃ」という訛りで、何の単語か理解は出来なかった様子。
「魔族、名前は何と言うニャ?」
「……にししっ、手前は良いヒト種じゃの。余はヒスティメラ=ヴラドと言う。覚え置け」
にししと特有の笑い声を零し、ヒスティメラは名乗る。
「ティリャン・マシュローウだニャ。ヒスティメラ=ヴラド、てぃりゃーは少し時間をかけてお前を見極めることにしたニャ」
この魔族がヒト種にとって有害か無害か、それを判断するには時間がいるとティリャンは判断する。
だがほんの少し、自分の知らない世界の入り口を見たような気がして、冒険者としての彼女は胸の高鳴りを感じていた。
「ティメラで良い。長かろう? 余もお前をティリャと呼ぶからの、響きも似ている」
「あんまし長さ変わってない気がするんニャけど……まあ好きにするといいニャ」
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