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学生時代

Me-ya

恋と嘘と現実と 35

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-気が付くと窓の外は日が落ちて、部屋の中は暗くなっていた。

部屋の中に千尋は居ない。

…一人で、勝手に帰れって事か…。

本当はシャワーを浴びたいが、この家のバスルームなんて借りたくないし、絶対、嫌だ。

痛む身体を起こし、床に散らばっている服を集めて着替える。

部屋のドアを開け、廊下を進み、階段を下りる。

家の中は薄暗く、人の気配がしない。

千尋の顔も見たくなかった僕には、丁度よかったが…ここは勝手知らない他人の家だからどこにスイッチがあるのかわからない。

廊下の電気くらい、点けといてくれよな。

廊下に出た僕は、ソロソロと壁を伝いながら歩いてやっと玄関に辿り着く。

玄関には、僕の靴しかない。

千尋の靴が見当たらない。

ヤルだけやって気を失っていた僕を放って外出するなんて、なんてヤツだ。

千尋の顔は見たくないが、気を失っていた僕を放置したままだった事に対しては、腹が立つ。

泥棒に入られても、知らないからな。

僕はプリプリと怒りながら千尋の家を後にした。

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