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学生時代

Me-ya

バイバイ 18

「…分かった…」

口から出た言葉は、気持ちとは反対の言葉で…。

「…そうだよな、寧々は今が一番、大事な時期だもんな…うん、いいよ。少しの間、距離を置こう。」 

本当は距離なんか、置きたくない。 

そう思っているのに、反対の言葉がスラスラと口から出てくる。

だって…距離を置けば、自然消滅してしまう。

………もしかして、寧音はそれを狙っているのだろうか。

…………………………。

……………。

………いやいや。 

寧音に限ってそれはない。

うん。

絶対、ない。 

治夫も言っていたじゃないか。 

最近、思うように成績が上がらなくて寧々は焦っているって。 

だから…本当に、勉強を頑張りたいから、その間…少しだけ…離れていようと言っているのかもしれない。

僕は自分に言い聞かせ、頷く。 

…そうだよ。

別に、別れようと言われたわけじゃない。 

少しの間、離れるだけ。 

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