お姉ちゃんが大好きな妹です!シスコンでなにか問題ありますか?
十一話 考えれない
生徒会の仕事は今日は無くて、ひとりで家に帰ってきた。
お茶を飲んで一息ついて、私は決心した。
あんりとちゃんと話すって。
やっぱり、あんりは、私にとって大切な存在だ。
ただ一方的に思ってるだけなら、あんりは迷惑に思うかもしれないけど、そんなこと言ってらんない。
テレビをつけて、今日話すことを考える。
「どいて」
いつの間にか帰ってきてたあんりの声が聞こえた。
私は今ソファーを陣取っている。
二人分くらいの。
私が退く必要はないと感じ、私はまた考え直した。
「ねえ、きいてんの?」
これじゃ考えれない。
もー考えるのやめた。
「ならさ、退くからさ、腰痛いから立つの手伝って」
そー言って私は手を伸ばす。
ソファーの後ろにいたあんりはため息をつきながら前に回ってきて手を差し伸べてきた。
久しぶりにあんりの手を触った。
それだけで、嬉しくて。
でもね、もうずっとあんりの体に触れてないんだよ?
私は、理性との狭間を彷徨い続け、、。
「キャっ!」
あんりの手を引っ張って、ソファーに押し倒した。
「いつまで我慢すればいいの?」
私はそー言うと、なんか、感情が溢れ出して、訳のわからないことを言い始めた。
「私は、私はね。ずっと、ずっと、ね、あんりの事が好きなんだ。今もあんりが欲しくて欲しくてたまらないの。もう、ずっとあんりに触れてないんだよ。誰にも埋められないものなの。いつだってあんりのことしか頭にないんだよ。なんで避けてんだよ。そんなに嫌い?」
だんだん泣けてきて、もう、、。
私は、あんりの頬に手を当てて、顔を寄せた。
精一杯の気持ちを込めて、
「ごめん」
とだけ言って、唇を重ねた。
「ここまで好きになれたのは、あんりだからだよ。
だから、逃げんなよ」
そう言って、私は静かに立って、自分の部屋に向かった。
自分から、あんりに背中を向けたのは初めてだ。
後ろにいるあんりの表情は気になるけど、それでも私はこれ以上泣いたところを見られたくはない。
お茶を飲んで一息ついて、私は決心した。
あんりとちゃんと話すって。
やっぱり、あんりは、私にとって大切な存在だ。
ただ一方的に思ってるだけなら、あんりは迷惑に思うかもしれないけど、そんなこと言ってらんない。
テレビをつけて、今日話すことを考える。
「どいて」
いつの間にか帰ってきてたあんりの声が聞こえた。
私は今ソファーを陣取っている。
二人分くらいの。
私が退く必要はないと感じ、私はまた考え直した。
「ねえ、きいてんの?」
これじゃ考えれない。
もー考えるのやめた。
「ならさ、退くからさ、腰痛いから立つの手伝って」
そー言って私は手を伸ばす。
ソファーの後ろにいたあんりはため息をつきながら前に回ってきて手を差し伸べてきた。
久しぶりにあんりの手を触った。
それだけで、嬉しくて。
でもね、もうずっとあんりの体に触れてないんだよ?
私は、理性との狭間を彷徨い続け、、。
「キャっ!」
あんりの手を引っ張って、ソファーに押し倒した。
「いつまで我慢すればいいの?」
私はそー言うと、なんか、感情が溢れ出して、訳のわからないことを言い始めた。
「私は、私はね。ずっと、ずっと、ね、あんりの事が好きなんだ。今もあんりが欲しくて欲しくてたまらないの。もう、ずっとあんりに触れてないんだよ。誰にも埋められないものなの。いつだってあんりのことしか頭にないんだよ。なんで避けてんだよ。そんなに嫌い?」
だんだん泣けてきて、もう、、。
私は、あんりの頬に手を当てて、顔を寄せた。
精一杯の気持ちを込めて、
「ごめん」
とだけ言って、唇を重ねた。
「ここまで好きになれたのは、あんりだからだよ。
だから、逃げんなよ」
そう言って、私は静かに立って、自分の部屋に向かった。
自分から、あんりに背中を向けたのは初めてだ。
後ろにいるあんりの表情は気になるけど、それでも私はこれ以上泣いたところを見られたくはない。
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