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天界に召されたら全員☆堕天しちゃってた♡

焔 ルカ

堕天使誘惑しちゃった♡

水色ロリ天使と奇妙な契約を結んでしまい同居生活が始まった朝、ハプニングはこれでもかとばかりに畳み掛ける。
 

激辛オムライスは俺と白玉の二人で涙目になりながら完食した。『朝食にトンカツは重かった』とかよく言うけれど激辛オムライスはそもそもベクトルが違うからね!辛すぎて味しないよ!
 


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「ねーねーかなたー。お昼なに食べる〜?」
 
「昼ご飯か?  お前、オムライス食いながら、『トウガラシ…消す…』とか言って完全に泣いてたよな。 ︎よく昼飯のこと考えられたな」
 
「私も今はさすがに食欲ないよ。  でも、もうお昼の準備済んでたりするのかなって思ってね」
 
「まだだけど。今日はファミレスでも行こうか」
 
「ダメだよ!  手作りのものじゃないと体に悪いよ!  仕方がないから私が作ってあげてもいいけど…」
 
「ホントか?じゃあ一緒に作ろうか!」
 
「うん!」
 
白玉は立ち上がって冷蔵庫を確認して言った。
 
「そういえば、この家の冷蔵庫の中身が乏しいの忘れてた…  そうそう!  それで思い出したんだけど、オムライス作るの大変だったんだからね。  キャロライナリーパーなんて、わざわざ一度天界に戻って持ってきたんだからねっ」
 
そう頰を膨らませて言う白玉。理不尽な…
 
「俺の冷蔵庫の中身が少ないのは理解できる。だが、世界一辛いトウガラシなんて一般家庭には無い!」
 
ってか、そんなもん使ってたのか…恐ろしい…
ちなみにキャロライナリーパーのスコヴィル値は五十三万だ。フリ◯ザ様の戦闘力かよ!
 
鳥肌を立てる俺を無視して白玉は続ける。
 
「うーん…でも、食材が足りないわ。今から狩りに行きましょう!」
 
そう言って俺の袖を引っ張る。
 
「おいおいおいおい。狩りしなくていいから!俺パジャマだから! ってか流石に冗談だよな?!」
 
白玉はいたずらに微笑む。
 
「ふふっ、冗談です」
 
「なんだ…良かった」
 
白玉に限っては冗談ではない可能性もあると思っていた。ちょっと期待してた…  
 
「じゃあ、出かける準備しよっか」

「うん!」

 
 
十五分後 
 
俺も白玉も後は着替えるだけとなった。
だが、ワンルームマンションでしかもめっちゃ可愛い幼女(見た目は)と着替えるのは果たして許されるのかと戸惑いを覚えた。
当然、互いに背を向けあって着替えれば見ず見られずとなる。だがしかし、同じ部屋で、知り合って数時間の幼女の隣で下着姿になるというだけで理屈抜きの抵抗を感じるのは仕方がないことだ。
そんな葛藤と奮闘する俺の気を知ってか知らずにか白玉は追い打ちをかける。
 
「着替えないの?」
 
「き、きき着替えるけど?!」
 
動揺のあまり声が裏返ってしまう。
 
「そう。じゃあお互い後ろを向いて着替えましょうか」
 
「そ、そう…だな」

そういうと俺と白玉はすぐに背を向けあって着替え始めた。
 
俺がパジャマを脱ぎ終わり、紺色のジーンズに片脚を通した時だった。白玉が突然俺の腕を引っ張って言った。
 
「私の服無いんだけど」
 
「えっ?!  それ今言うの?」
 
「だって天界だとみんなが持ってきてくれたから…」
 
「しかたないなぁー。妹のがあるからそれ着て。今持ってくるからちょっと待ってて」

『泊まりに行くから!』と言ってお泊りセットを置いていった妹に感謝…

クローゼットの奥から妹の私服を取り出した。
 
「あったぞー」
 
そう言って白玉の方を見て心臓が止まりかけた。

「ぶふぉぉっ!!」

なぜか分からないが、白玉が下着まで脱いで全裸で立っていた。さらに両手を広げて俺に見せびらかしている。
 
「お、お前なんで、ぜ…全裸なんだ…よぉ…?」
 
俺はかろうじて疑問を発した。だが白玉は鬼だった。否、堕天使だった…
 
「あれれー?なんでかなたは私が全裸だって知ってるんだろぉー?服を渡すだけならわざわざ私の方を見なくてもいいはずなのにー。どうして?もしかしてロリコンさん?  今も私に見惚れて目を離せないの?」

「くッ……!!」
 
俺はロリコンではない。だが、それ以外の全てが事実であるためにぐうの音もでない。
 
その後しばらく白玉にからかわれ続けた。きっとこの上なくいたずらな笑みを浮かべているのだろうと容易に想像できた。そして、俺は無言を決め込むことにした。否、そうするしか無かった… 
 
ちくしょー!  堕天使め!!



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