転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

296話 面接をする⑥

白銀の吹雪が帰ったあと

システィーナ「さて、ベルくんの評価は?」

ベル「俺的には採用でいいと思うよ」

システィーナ「私もいいと思うから採用ね」

ミルノ「わかりました」

ミルノはメモをとった

ベル「採用でいいんだけど、あのパーティーはリーダーが自由だね」

システィーナ「どういうこと?」

ベル「多分リーダーが色々勝手にやって他のメンバーに迷惑をかけるタイプの人ってこと」

システィーナ「それって大丈夫なの?」

ベル「まぁあのパーティーなら大丈夫だと思うよ、ほかのメンバーはリーダーのそういうとこが面白くてついて行ってるって感じ、いいパーティーだよ」

システィーナ「単なるいいパーティーってことね」

ベル「そう、もしリーダーが失敗してもメンバーが補助してくれるからしっかりしてるよ」

システィーナ「そうなのね、じゃあ次のパーティーをお願い」

ミルノ「わかりました」

そう言ってミルノは次のパーティーを呼びに行き、その後次のパーティーとの面接を行った

システィーナ「じゃあ最終確認するわね、まず1つ目の赤の咆哮は採用ね?」

ベル「うん」

システィーナ「じゃあ次の白銀の吹雪も採用ね?」

ベル「うんいいよ」

システィーナ「3つ目の闇の地獄はどう?」

ベル「不採用で」

システィーナ「さっきも聞いたけどやっぱりそうよね、でも理由はなんなの?」

ベルは闇の地獄が帰った後にすぐに不採用とは伝えたが理由を話していなかった

ベル「理由は簡単だよ、あのパーティーは職業体験のために作られたパーティーなんだよね」

システィーナ「職業体験のために?」

ベル「そう、このパーティーのメンバーはみんな普通の人に紛れた盗賊で、依頼を受けて移動中に仲間に襲わせようとしてたよ」

システィーナ「それってまずいんじゃないの?」

ベル「そんなに問題は無いと思うよ?だって場所教えてないじゃん」

システィーナ「確かにそうね、じゃあこの盗賊達はどこに行くんだろ?」

ベル「今までと同じ説明なんでしょ?」

システィーナ「そうね、目的地までは1日とだけ伝えてあとは当日まで伝えてないわ」

ベル「だったら多分前の場所にいく道に待機するんじゃない?」

システィーナ「確かにそうね、それってどうにかできる?こんなチャンスないからこの際捕まえて今後を安全にしましょ?」

ベル「それならこの事をボルトに話して騎士を準備してもらったらいいんじゃない?」

システィーナ「でも国王様も一緒に行くのよ?」

ベル「この国には優秀な宰相がいるから大丈夫だよ、話だけ伝えて騎士を動かしてもらえばいい」

優秀な宰相とはもちろんケカルダだ

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