転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

279話 学園で話をする④

ベルは話が終わったと思い帰ろうとすると

システィーナ「あら?まだ帰さないわよ?」

ベル「まだ何かありました?」

システィーナ「残念ながら全員の試験が終わったあとに職業体験のしっかりした会議があるのよ」

ベル「要するに俺にも参加しろと?」

システィーナ「そういうこと」

学園長は笑顔で答えた

ベル「わかりました……ところでその職業体験はいつなんですか?」

システィーナ「今日から2週間後の19日から6日間ね」

ベル「19日に行って24日に帰ってくるんですか?」

システィーナ「そう、23日の夜にお疲れ様とか感想とか聞いて次の日に帰るの」

ベル「じゃあ休みは実質無し?」

システィーナ「そうなるわね、でも次の週は昼までになるわ」

ベル「なるほど、では移動の時に一緒に行く冒険者は誰ですか?」

システィーナ「残念ながらまだ決まってないの、だからこの後の会議で候補の中から選ぶのよ」

ベル「その候補とは?」

システィーナ「今この国にいる冒険者チームを調べてもらってるの、調べてこの国にいた冒険者に同行できるか聞いてできるなら候補に入れて、その中から選ぶのよ」

ベル「確かに冒険者だと人柄や性格など様々な問題がありますからね」

システィーナ「そう、だからそれが一番大変かもしれないのよね」

ベル「雇うのって1組なんですか?」

システィーナ「いえ、雇うのは最高で5組よ。行くのが先生なども含めて約170人くらいだから冒険者のチーム1組だと多分手が回らないのよ、だからこのくらいね」

ベル「道中は護衛としての仕事があるんですよね?」

システィーナ「えぇ、人物を守るボルトをものとみんなの荷物を商品と仮定して商人の護衛としてね」

ベル「ではその移動の際の馬車の大きさは?」

システィーナ「馬車1つがだいたい人が10人乗れるくらいの大きさよ」

ベル(そのままだと馬車が全部でだいたい20台くらいるね)
「できるだけ安全に行きたいんですよね?」

システィーナ「護衛とはいえまだ学生だからね、もちろん安全に越したことはないわ」

ベル「ではその馬車を大きくして数を10台くらいにしませんか?」

システィーナ「どうして?」

ベル「最初のままだと数が多くて連携などができない可能性があるので列を少しでも短くすること、そして冒険者チームの間隔を近くして警戒のムラをなくすことも出来るはずです」

システィーナ「確かに今のままでは列がどうしても長くなってしまうわね、でも大きくすると言っても誰にやってもらうの?」

ベル「そこはもちろん俺がやりますよ、提案したのも俺ですし、それにその方が手っ取り早いですし?」

システィーナ「そうね、ならお願いするわ。でもどのくらい大きくするの?」

ベル「大きくすると言っても幅は変えずに長さだけ少し伸ばす程度ですよ」
(幅広げちゃったら通れないところがあるかもしれないしね、もしかしたら長くしたら通れないところがあるかもしれないけど……それは今は知らない)

現在の10人乗りの馬車の長さが3m弱くらいあり、大きくするのは長さを3mから5mに伸ばすだけだ

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