250話 みんなで自己紹介

ベルの方をみんな向いた

ベル「じゃあみんなこの3人のことも気になると思うから1人ずつ自己紹介しよっか」

メル「名前を言うだけでいいの？」

ベル「うん、あとみんなにさっき言い忘れてたけど名前の後にエリス・ドルナードって着くからね」

メル「何？それ」

ベル「エリスってのは帝族の証でドルナードは国の名前で家名だよ、これを全部つけると家族って証だからね」

王族や貴族は家族の証が重要になってくる、理由はもし優秀な子などが攫われたりして「この子は俺/私の子だ！」とか言われた場合、平民の場合は親と子供以外は鑑定しても分からないため、親が泣こうが子供が泣こうが関係なく貴族の権力で取られてしまうかもしれない、その点この家族の証があれば鑑定すれば出るためすぐに取り返すことが可能だ

メル「よく分からないけどすごいやつ？」

ベル「そんなとこだよ。じゃあ自己紹介の前に軽く説明するからある程度だけでいいから覚えてね、詳しくは学園とかで習えるけど気になったら言って」

全員返事をした

ベル「じゃあまず身分で言うと1番したは平民だね」
(まぁこの下に犯罪奴隷が入るんだけどね)

メル「へいみん？ってなに？」

ベル「平民っていうのは王都とかで普通に暮らしている普通の人だよ」

メル「じゃあ私達も？」

ベル「メルちゃん達は違うよ、とりあえず後でね。平民の次に来るのは貴族の準男爵でその次に男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵って並ぶの」

サクヤ「何か違うの？」

ベル「身分の高さが違うよ、例えば男爵の人は公爵の人に逆らえないみたいな感じ」

キラ「下から上には逆らえないってこと？」

ベル「そう、そしてこの公爵よりも偉いのが国王様だよ」

ミラ「ベルドさんのとこ？」

ベル「残念だけど違うね、この国王様はミラくんとヘングルくんが行く学園がある国にいるよ、そしてテレスのお父さんだよ」

ミラ「じゃあテレスさんは王様？」

この説明の際テレス達はベルの顔を見て何故か満足気な顔をしている

ベル「違うよ、王様の家族は王族って言うの、だからテレスは王族だから王女様だよ」

ヒナ「…だから可愛いの？」

ベル「王女様だから可愛いってわけじゃないよ、これはテレス自身の努力だからね」

ヒナ「そうなんだ」

ベル「じゃあ王族の次に来るのが俺達帝族だよ」

メル「一番偉いの？」

ベル「そう、この世界に住む人の中で一番偉い身分だよ」

ヘングル「じゃあ俺達みんな帝族になるの？」 

ベル「そうだよ、みんな俺の家族だから帝族になるよ」

キラ「じゃあさ、人じゃなかったら何が一番偉いの？」

ベル「帝族より上のこと？」

キラ「うん」

ベル「帝族より上で人以外だと神竜とかかな？」

キラ「神竜？」

ベル「地上に住む竜の神様だよ」
(ミラくんとヘングルくんが2日後に行く屋敷に住んでるけど)

キラ「その神竜っていうのが一番偉いの？」

{作者 龍の定義が今いちよくわかってません、多分龍が長いやつシェ〇ロンみたいなので竜が２足歩行で炎を吐いたりするやつ一般的にドラゴンと呼ばれるやつ、そしてワイバーンがドラゴンの翼と手が繋がったようなものだと勝手に思ってます}

ベル「これより上は神様しかいないよ」
(神様もここにいますぞ？)

ピクシー《偉そうなマスターは引っ込んでください》

ベル《あ、はーい》

キラ「へぇドラゴンの神様か」

ベル「そうだよ、一応神様の中に龍神って言って本当の神様のドラゴンもいるよ」
(多分子供達には龍と竜の違いは分からないと思うから今はドラゴンでいいかな？)

キラ「じゃあ地上にいる神竜は？」

ベル「地上の神様って感じだね」

キラ「へぇ」

ベル「さて、話がそれだけど自己紹介しよっか」

自己紹介を始めた