転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

178話 千斗といろいろ話す

ベル「あ、帰ってくるよ」

拓美「千斗がか?」

ベル「そう、ここにね」

帰ってくる場所を指さした

拓美「ここか?」

ベル「そう」

拓美「じゃあ軽くしばくか」

ベル「あと5秒ね」

拓美「分かった、構える」

ベル「4…3…2…1…0」

拓美は帰ってくる横に待機して拳を構えていた、そして帰ってきた瞬間にその拳を振り抜いた

拓美「オルァ!」

千斗「っ!」

その結果千斗は壁まで吹き飛んで行った

ベル「賢者のくせに物理で勇者を吹き飛ばすとはね、勇者が雑魚い」

千斗「誰が雑魚や誰がぁ!」

ベル「お前だよ」

千斗「なんで俺が雑魚なんだよ!」

ベル「だって賢者に軽々吹き飛ばされるんだよ?しかも物理で」

拓美「まぁ強化系はめっちゃ積んだがな」

千斗「そもそもなんで殴ったんだよ」

拓美「すまんな、いつもの悪ふざけだ」

千斗「はぁいつも思うけど俺は死なないからいいが普通なら死んでるからな?」

拓美「わかってるよ、そもそもお前以外やらん」

千斗「せめてベルにはやれ」

拓美「なぜ息子にやらねばならぬ」

千斗「そういえばこいつお前の元息子だったな」

ベル「で、桜はどうだった?」

千斗「あぁ、あれは確かに移動は無理だな」

ベル「まぁあれ動かしたらあの大陸多分滅ぶよ」

千斗「あの桜すごいやつなのか?」

ベル「御神木的な存在だね、あの桜が大陸自体を守ってたりするから」

千斗「なんか変な感じするって思ったがそれかぁ」

ベル「まさかの効果に気づいてなかった」

千斗「俺は支配出来るだけであって、色んな情報を見れるわけじゃないんだが?そもそもあれ作ったのセルキアだろ、それなら余計に見えねぇよ」

千斗はセルキアよりは下の神になる

ベル「あれはこの世界ができてすぐくらいに木とか自然系を司る精霊がいた頃に遡る」

千斗「いた頃に?今はいないのか?」

ベル「今の精霊は属性が素の精霊だけど、この世界が出来た最初の方は色んな精霊がいたんだよ。例えば今は妖精に変わっている木の精霊や木の精霊よりも上の存在の自然の精霊とかね」

千斗「自然の精霊は木とか草とか全部か?」

ベル「そう、だけどあの桜を作った影響で能力が暴走した結果消滅した」

千斗「他にも自然の精霊はいたんじゃないのか?」

ベル「それは自然神が管理してる世界に移されたよ」

千斗「なぜ」

ベル「もしまたあの桜みたいなのを作ろうとして消滅するのが可哀想だからって理由で、あとは自然神が欲しかったみたいだから」

千斗「じゃあ他の自然系は?」

ベル「一緒に自然神の方に移された、それで空いた自然系の枠を妖精として作り替えたってこと」

千斗「なるほどな、じゃああの桜に効果が付いてる理由は?」

ベル「自然神が自然の精霊をくれたお礼と精霊王が犠牲になってできたものだからって理由だね」

千斗「じゃあこの世界は色々と優遇されてんだな」

ベル「そうかな?最高神の世界の方がいいと思うけど」

千斗「そうなのか?行ったことないから知らんが」

ベル「まぁ俺も行ったことないけど」
(知識としてしか知らない)

千斗「知らないのかよ」

そのあとも世間話をしていった

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