転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

177話 テレスの誕生会(プレゼントを渡す③)

ベル「っと、噂をすれば?」

アンナ「これできてる?」

ベル「これはハンカチかな?」

アンナ「そう!これにずっときれいになるやつつけようとおってやってみたの」

ベル「そうなの?じゃあ見てみるね」
『鑑定』

ハンカチ
ランク 一般
効果
ずっと綺麗に!


ベル「元お父さん、コレ見てみて」

拓美「さんだよその呼び方、普通に拓美とかでいいぞ」

ベル「分かった、とりあえず見てみて」

拓美「分かった」

拓美はハンカチを鑑定した

拓美「マジかよ」

冗談だろ?みたいな顔で笑っていた

ベル「これで普通の人でもできることが証明されたね」

アンナ「出来てなかったの?」

アンナちゃんは不安そうな眼差しで見つめていた

ベル「逆だよ、できてたから驚いてるの」

アンナ「できてたの?」

ベル「うん、しっかり出来てるよ。アンナちゃんはもしかしたら天才かも?」

アンナ「ほんとに!やったぁ!」

アンナちゃんはお父さんタクトお母さんミラの下へ走っていった

ベル「ほぼ冗談のつもりで言ってたのに、こんな短時間でできるようになるって」

拓美「いつ教えたんだ?」

ベル「親交会のときだから数時間前だね」

拓美「あの若さでこの実力とは末恐ろしい子だな」

ベル「確かにね」

テレス「どうだったの?」

ベル「俺がいつもやってるやり方の付与をやって見せたね」

テレス「アンナちゃんができるなら私もできるかもしれないね」

ベル「まぁ頑張ればできるんじゃない?アンナちゃんでもできるんだもん」

テレス「終わったら試してみよ」

少し時間が進み会場が落ち着いた頃

実里「そういえば私まだ渡してなかったわね」

ベル「あ、ほんとだね」

実里「テレスさん、これ私からね」

テレス「これはイヤリングかな?…でも形がちょっと違うような」

実里「これは耳に引っ掛けるタイプのイヤリングよ」

テレス「へぇそんな物が」

実里「付け方わかる?」

テレス「いえ、初めて見るので分かりません」

実里「じゃあちょっと失礼するわね」

実里はテレスに近ずいていき、イヤリングをつけてあげた
{このイヤリングの見た目はメインの色は白でアクセントとして水色や青が入っていた}

ベル「うん、いいじゃん!テレスの金色の髪にとても合ってて可愛いと思うよ」

テレス「そ、そうかな?」テレテレ

ベル「もちろん!」
実里「当たり前じゃない、ベルが嘘言うと思う?」

テレス「思わない、でもたまにからかってくるけどね」

実里「それだけ好かれてるってことよ」

テレス「そうなのかな?」

実里「絶対そうよ」

2人で会話が盛り上がっていた

ベル「そろそろ千斗さんが帰ってくる頃合いかな」

拓美「転移してくんのか?」

ベル「来ないよ?多分今頃走ってる」

拓美「あいつがか?いつもなら転移してくんのに」

ベル「俺がそんな簡単に帰ってこさせるわけないじゃん?」

拓美「何したんだよ」

ベル「この世界では空間支配による転移を制限しただけだよ?」

拓美「それ以外は?」

ベル「さすがに可哀想だから転移だけね、ただここを中心に1キロ内なら転移できるようにしてあるよ」

拓美「お前も随分悪くなったなぁ」

ベル「別世界に飛ばしてこの世界に入れなくするよりはマシでしょ」

拓美「確かにな、今更だけどベルは何者なんだよ、千斗はあれでも一応上級の神だぞ?」

千斗はベルが自分より上の神の事を話していないため、拓斗達は知らない

ベル「唐突だね」

拓美「千斗はいつも強制転移とか弾くはずなのに弾かれずに送られたからな、今ふと思ったんだよ」

ベル「とある事情により全部は言えないけど少しだけね」

拓美「分かった」

ベル「この世界を一応自由にできる程度だよ、これ以上深く聞かないでね」

拓美「わかった、事情があるみたいだからな」
(この世界を自由にって言ってるがどのくらいできるんだろ)

それから数分後

ベル「あ、帰ってくるよ」

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