169話 テレスの誕生会(親交会②)

次はタクト達のようです

アンナ「遊びに来たよ！ベルお兄ちゃん！」

ベル「今度はアンナちゃんかぁ、でも今日の主役は残念ながら俺じゃないんだよなぁ？」

アンナ「今日はテレスお姉ちゃんが主役でしょ？」

ベル(来てるってことは当然知ってるよね)
「知ってたんだ、ところでミーファお姉ちゃんはどうしたの？」

アンナ「あっちにいるよ！」

アンナちゃんが指さした方を見るとテレスのところにミーファとレミアがいた
そして一緒に見知らぬ人物が5人いた

ベル「みんなそこにいるんだね」

タクト「残りの5人はベルはまだ知らんよな」

ベル「しらないね」

タクト「じゃあまず、金色の髪の子がマーベルド王国第1王女のアマリア様だ」

ベル「アマリアさんね、今まであったこと無かったけどどこにいたの？」

タクト「貴族だけの学園に通って貴族の勉強をしている、あと寮に住んでるから帰ってこない。だから今日は久々に帰って来たみたいだぞ？」

ベル「長期休みの時はどうしてたの？」

タクト「めんどくさいって言って帰ってきてなかったな」

ベル(確かにめんどくさいよね)
「でも親には会いたくない？」

タクト「かなりのめんどくさがりでな、ほとんどのものが人任せみたいだぞ？やる時はやるんだが、気分次第だな」

ベル「なるほどね、何となくわかった。じゃあ残りは？」

タクト「次は真っ赤髪の背の高い男190cm弱の人がシモンでミーファのお兄さんで俺達の自慢の息子だ！」

{ちなみにアンナちゃんの髪の色はピンク色で、目の色はミーファと同じピンク色}

ベル「タクトにすごく似てる」

タクトとシモンはほぼ同じと言っていいほど似ている

タクト「みんなからもよく言われるな」

ベル「ところでシモンさんは今までどちらへ？」

タクト「シモンは貴族の勉強をしつつ剣術の訓練をしてるな、簡単に言うとアマリアと同じ学園に行ってる。その他3人もな」

ベル「じゃあテレス達より結構歳離れてるんだね」

タクト「だな。お前達がたしか今だいたい11だよな？」

ベル「うん」

タクト「あの5人は成人済みだか、ベル達とは最低でも6は離れてるな。1番上はシモンで20だな、まだまだ勉強中で半人前の公爵家後継者だ」

ベル「勉強中かぁ、頑張れよシモン」

タクト「直接言えよ、まぁいい。じゃあ次いいか？」

ベル「いいよ」

タクト「じゃあ次は」