転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

158話 エルフの里を守る④

隊長はもちろん勇者2人も集まってきた軍の人が一瞬にして全員倒れたため驚いた

ハル「みんな切って倒しただけだよ?」

隊長「そんな一瞬で、どう考えても無理だろ………まさか時間魔法か?」

ハル「一応使えるけどそんなに使わないかな」

隊長「そうか、2人とも抜けれそうか!」

勇者2人「無理っぽい」

ハル「それを自力で抜けようと思ったら精神のステータスをあげないと無理よ?」

勇者1「なんだそのステータスは」

ハル「みんなが知ってるステータスは、簡単に言うと表のステータスでHP MP 物理攻撃力 物理耐性 魔法攻撃力 魔法耐性 素早さ 運が出てるよね?」

勇者1「出てるな」

ハル「そして精神は裏ステータスってのに出てるんだけど、まぁ普通の人では見れないだろうね」

勇者1「裏ステータスって小説とかで出てくる一定の条件で見れるようになるあれか」

ハル「そうそれ、この世界の裏ステータスは筋力 持久力 瞬発 適応力 魅力 器用 精神だよ」

{筋力はそのまま力の強さ、筋トレなどすれば伸ばすことは可能、それに応じて物理攻撃力の欄も一応上がる。
持久力は走ったりして息切れをしにくくなったり疲れなくなったりする。そのためHPとは別、HPは無くなると死ぬがこっちは0でも死なずに倒れるだけ。
瞬発は走り出しが早くなったりする。
適応力は慣れが早かったりするあれ。
魅力はかっこいいや可愛いと言ったもの。
器用は高ければ高度な器用なことができる。
精神はこの世界で豆腐メンタルな人はこの値が低かったりする、そしてこの値が高ければ精神攻撃などが防げることもある。
そしてもちろんハルベルの裏ステータスは魅力以外表ステータスと同じ}

勇者1「へぇーそんなのあるのか」

ハル「じゃあ君たち2人に質問ね、マーベルド王国に行かない?」

勇者1「引き抜きか?」

ハル「簡単に言ったらそうね、一応私も国王やってるけどそっちでもいいよ?」

勇者1「あんた国王なのか」
勇者2「意外、あなた国王なのね」

ハル「意外とは何よ失礼じゃない?まぁ名前だけの国王なんだけどね」

隊長「俺を無視して何勝手に引き抜こうとしてんだよ!」

大剣を振りかぶり斬りかかってくるが

ハル(せっかく作ったしこれで相手しようかな?)
「あまいよ、そんなので私に勝てるとでも?」

ハルが手に持って大剣を受け止めたものは

隊長「ナ、ナイフ?」

ハル「正確にはペーパーナイフね」

このペーパーナイフの見た目は腰に下げている刀をそのまま小さくした感じ、なので刀身は透き通ったピンク色で鞘は普通のもの、普通と言っても白ベースに桜が舞っている模様

隊長「紙切るものでなぜ俺の剣が止められてんだよ!」

ハル「だってこのペーパーナイフ切ろうと思えば小さいけど武器にもなるからね」

そして隊長はキレたのか大剣を振り回し連撃をしてきた

ハル「めんどくさいから」
『無限結界』

無限結界が隊長を覆うように張られた

ハル「さぁどっちにする?」

勇者1「俺は……マーベルド王国に行こうかな」

ハル「そう、じゃあ後で一緒に行こうか、じゃあ君は?」

勇者2「私はあなたの国に行こうと思ったけど、ゆうくんがそっち行くなら私も」

勇者1「美月みつきは俺に構わず好きなほう行っていいんだぞ?」

ハル「別れたくないならじゃんけんして勝った方に2人とも行けば?あと理由教えて?」

勇者1「俺がマーベルド王国に行こうと思ったのは、あなたが国王だとなんかヤバそうだから」

ハル「酷くない?私の国一応 武力と財力 権力とかの力はいちばん高いんだよ?」

勇者1「じゃあマーベルド王国って方は?」

ハル「そこは2番目だね、私の国ができたことによって1位から2位に落ちたの」

勇者1「じゃああなたの国に行った方が俺たち的には得?」

ハル「そういえば名乗ってなかったわね、私はハルよ。確かに私の国に来ればいい事あるかもね」

勇者1(財力とか高いみたいだしこっち行こうかな?)
「じゃあそっち行こうかな」

ハル「財力目当てね?」

勇者1「なぜバレてるし」

ハル「まぁお金欲しいならあげるよ?2人とも誘拐されたのと同じだもんね」

勇者1「気前いいじゃん、俺達が召喚された国はお金ほとんどくれなかったぞ?」

勇者2「確かに、欲しいものも全然買えなかったもん」

ハル「ただお金あげる代わりになんでもいいからしっかり働いてね」

勇者1「それは分かったけど、これはいいの?」

ハル「これはこうする」
『結界収縮』

無限結界が収縮していき、隊長がどうにか止めようとしてもがいているが、何も出来ずに潰れて消滅した

勇者1「えげつないことを真顔でやってやがる」

勇者2「結界ってそんなことできるんだ」

ハル「頑張ればできるんじゃない?強度さえ上げればだけど」

勇者2「頑張ってみる」

勇者1「美月をサイコパスルートに引き込まないでいただきたいのだが?」

ハル『念話 ボルトに〔勇者を今から2人送るからちょっと見てて、エルフ長のとこ行ってくるから〕』
「私悪くないけど?じゃあとりあえずマーベルド王国の王城で待っててね」
『勇者2人を王城へ転移』

そして勇者2人は転移先で驚いていた

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