転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

147話 みんなが城に宿泊する⑤

みんなが苦笑いしたあと

ボルト「ほんとに貰えないのか?」

ベル「じゃあはい、あげる」

ベルはエルノさんぬいぐるみを机の上におき、自分でてくてくと歩いて行き翼を使いボルトの頭の上に乗った

ボルト「なぜここなんだ?」

ベル「頭の上に陣取るようにプログラムしてあるから」

ボルト「プ、プログラム?」

ベル「そういう風に動くように設定してるってこと」

ボルト「ずっとここにいるのか?」

ベル「ここに居てって言うとそこに移動すると思うよ」

ボルト「そうか、わかった」

ベル「じゃあもう気になることは無い?」

ボルト「じゃあ俺はこれを最後に、なぜパーティーのときこの格好してあんだ?」

ベル「面白そうだから?」

ボルト「なんだよそれ」

ベル「あとはこのぬいぐるみを大事にしてたらこの神様が助けてくれるよって言ったくらいだよ」

ボルト「本物の神様が言うから助けてくれそうだな」

ベル「まぁテレス達には神様としか言ってないんだけどね」

ボルト「ベルが神ってことは知られたら嫌なんだろ?」

ベル「嫌って訳じゃないけど、ただ知られるのが早すぎるってだけ。それにもしバレたらまた記憶を封印しとけばいいしね」

ボルト「そうだな」
タレス「そんなことしてたのか」
タルマ「そんなことまで」
タクト「いつの間にしてたんだ?」
フォルス「その言い方だとバレたのか?」

ベル「ボルト以外には教えてなかったね、学戦のあとテレス達は拐われてるんだよ」

タレス タクト フォルス「ホントなのか!犯人は!」
タルマ「そんなことが」

ベル「犯人は邪神だったよ、そしてその時はハルとして遊んでるときでたまたま神界に呼ばれてその時に拐われたから守れなかったけどね、でもそのまま邪神のとこに行ってボコボコにして封印したけど変身が戦ってる途中で解けててバレたって訳」

タルマ「その邪神はベルが苦戦するほど強かったの?戦ってる途中で変身が解けてって言ってるけど」

ベル「全然?ちょっと怒ってスキルが少し暴走したくらいだから」

タルマ「暴走したって大丈夫なのか?特に周りが」

この時周りは拐われたことに対して話し合っていた

ベル「周りに影響は無かったけど俺自身にかけてるスキルの少しが剥がれたくらいだね」

タルマ「それなら良いが、そもそも苦戦したとか言わないのな」

ベル「少し驚いたとこもあったけどね、俺にダメージを与えたんだよ?その時は少し驚いたね」

タルマ「普通はダメージ無いのか?」

ベル「例え神話級とか神級とかの魔法を食らったり、身体をバラバラにされてもノーダメージで終わるよ」

ちなみに魔法レベルは上から無限級ベルドのみ神級神が使うもの神話級神話で使われたもの精霊級精霊と契約することにより使えるようになる>超越級(人間亜人なども含めてが精霊契約無しで扱える魔法の限界)>究極級>超級>上級>中級>初級 、とあるが過去に神話級の魔法が使えるものがいたが今は存在しない、そして普通の人間亜人などもが使える最上位は精霊級が限界だ。ただ現在は最高でも超越級みたいだよ

タルマ「そんなにか!さすが最高神って感じだな」

ベル「最高神は関係無いんだけど?」

タルマ「そうなのか?」

ベル「そうだよ?1つのスキルでこの無傷ですむようになってる」

タルマ「そうなのか……そろそろあっちに参加した方が良くないか?テレス達1人ずつにずっと10人ずつの護衛が着けられそうになってるぞ?」

ベル「確かに止めないと」

最初は護衛を1人つけようとか言っていたがヒートアップした結果現在10人になっている

ベル「もしボルトが10人も護衛をつけられたら嫌でしょ?」

ボルト「確かにそれもそうか」

ベル「そもそも俺がテレス達1人ずつに護衛を1人をつけてるから問題無いよ」

ボルト「そうなのか、それでも拐われたんだろ?」

ベル「…じゃあ聞くけど、ボルトはトイレの中まで見られたい?」

ボルト「……絶対嫌だ」

ベル「でしょ?そもそも普通の人間の護衛が邪神に勝てるとでも?」

ボルト「じゃあどうすれば?」

ベル「俺がつけてる護衛の強さををあげる…というか上げた」

ボルト「そうなのか、じゃあ心配無いんだな?」

ベル「ないね、俺と同等かそれ以上じゃないと拐うことも暗殺することも出来ないよ」

テレス達の護衛のステータスは∞×∞でスキルも感知系や隠密系などなど護衛として最高の働きができるようなスキルを全て詰め込まれている

ボルト「それなら安心だな」

そして話し合いが終わりその後何事も無く次の日になった

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