転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

129話 ドルナード王国でボルトと雑談

テレス達ともう1人のベルドが出かけたあと

ベル「さてボルト何する?」

ボルト「やっと名前で呼んでくれるようになった」

ベル「それがどうかした?」

ボルト「ずっと国王って呼ばれてたから気になってたんだよ」

ベル「名前で呼んで欲しかったの?」

ボルト「そりゃな、将来の義息子に国王なんて呼ばれたくは無いだろ…堅苦しい」

ベル「じゃあこれから時と場合を見てボルトって呼ぶよ」

ボルト「お前のことはなんて呼べばいいんだ?」

ベル「何でもいいよ?お父さん達はベルって呼んでテレス達みたいにベル君でもいいしベルドでも神々はベル君固定になったけど」

ボルト「神様方は上下関係ないのか?」

ベル「しっかりあるよ?そこは俺が許可したからベル君呼びでほぼ敬語無しになった」

ボルト「そうか、じゃあベルと呼ぶな」

ベル「わかった、じゃあ最後にひとつ報告しとくね、知らないだろうけどテレス達1回拐われたからね」

ボルト「なんだと!?犯人は?」

ベル「犯人は新しく生まれた邪神で、既に解決して封印済み」

ボルト「それなら良かった、身体とかに問題はないんだな?」

ベル「問題無いよ、あるとすれば俺の正体がバレたことかな」

ボルト「バレたのか」

ベル「うん、まぁその記憶は封印したけどね、その邪神が俺を呼ぶためにセルキアとテレス達を拐ったってはなし」

ボルト「知らないって事はすぐ解決したんだな」

ベル「したね、ちょっとキレてスキル1つ取得して、その時ハルで行ったんだけど変装が解けちゃってね、その結果俺が最高神であることがバレて俺とハルが同一の事もバレた」

ボルト「その記憶を封印したやつはいつ解除するんだ?」

ベル「今のところは俺とテレス達が成人して結婚した後に、テレス達が子供が欲しいって言ってきた時に全てを話す予定ではある。その後にテレス達が寿命を迎えて天国へ行ったら俺が迎えに行って質問をするよ」

ボルト「じゃあ孫に会える日もそう遠くないな、あと質問ってなんだ?」

ベル「孫に関してはあと10年くらいお待ちください、質問の内容はまず前提として話しておくと死んだら記憶の削除と魂の浄化をされて輪廻に戻るんだけど、そこに俺が介入して輪廻に戻るか俺の眷属として生き返るかを選んでもらうの」

ボルト「なるほどな、じゃあ眷属ってのは?」

ベル「眷属ってのは簡単に分かりやすく言うと精霊と契約するみたいな感じ?」

ピクシー《全く違います!》

ベル《言ってて自分でも思ったからわかってるよ》

ボルト「精霊と契約するのと変わらないのか?」

ベル「そうだね、もっと重要なことを言っていくと、まず主人が死ぬと眷属もみんな死ぬ事、次に…………なんだっけ?」

ボルト「わかってないのかよ」

ベル「まぁね、だけど大事なのは主人が死なない限り眷属は不老不死になるからずっと一緒にいられることかな」

ボルト「なんかよくわからんが、テレスが幸せになるならなんでもいい」

ベル「ボルトも俺の眷属になりたいならしてあげるよ?」

ボルト「いや俺はいいよ、もしかしたら気が変わるかもしれないから介入はしてくれ」

ベル「嫌でも介入するよ?俺の加護着いてるし」

{輪廻に戻す作業の際に介入する方法はまずベル自身で行くこと、それからベルの加護を持っているとベル自身が介入するかを選べる。実際ベルが自ら介入した方が楽だったりする}

ボルト「そうなのか、すまんな」

ベル「俺に関わった親しい人には俺の加護が1~10の中で親しいレベルに応じて上がってくよ、ちなみにボルトは今7ね」

ボルト「テレス達はどうなんだ?」

ベル「最高値」

ボルト「ベルの加護はどんな効果があるんだ?」

ベル「俺の加護で親しい人にあげてるのは病気になりにくいものと運が良くなるもの、スキルの習得率やLvアップ率が上がるもの、レベルが上がりやすくなるもの、ステータスが少し伸びやすくなるもの、あと少しだけど状態異常への耐性だね」

ボルト「色々あるんだな、テレス達のは?」

ベル「みんなのは運が良くなるもの、スキルの習得率やLvアップ率が上がるもの、レベルが上がりやすくなるもの、ステータスが少し伸びやすいもの、あと状態異常への耐性は一緒で更にステータスがもっと上がって攻撃系のアップ防御系のアップと位置がわかるものと死にそうになると通知が来るもの、これは親しい人でLvが10だと着くよ」

ボルト「なるほどな、位置がわかるものはなんだ?」

ベル「テレス達3人の位置が常にわかるもの、でも普段は消してるよ?ストーカーはしたくないし」

ボルト「要するに拐われたりした時に場所が分かるようにってことか?」

ベル「そういうこと、とりあえずボルトも外行く?」

ボルト「その前にこれの素材」

ベル「この城の素材は外側や廊下は無限超越結晶石を白くしたもので部屋の内側や扉は無限神霊樹を部屋ごとに色を変えてるよ」

ボルト「聞いた事ないな」

ベル「まぁそうだろうね、素材は俺しか持ってないし」

ボルト「素材ってことは加工したものは誰か持ってるのか?」

ベル「創造神と時空神が持ってるね、武器に加工したのは創造神の方だけ」

ボルト「その他は?」

ベル「この2人以外には誰も持ってない、あと創造神に優勝トロフィーと時空神に準優勝盾を渡した」

ボルト「なんのだ?」

ベル「神だけが参加出来る神下一武道会の優勝と準優勝」

ボルト「なんか前聞いたようなないような」

ベル「それはいいとして、素材欲しければあげるよ?」

ボルト「加工できるのか?」

ベル「俺や俺の眷属なら出来るよ、まぁ眷属の方は相当頑張らなければ出来ないだろうけど」

ボルト「じゃあ要らん」

ベル「そう、じゃあボルトも行く?」

ボルト「いっても大丈夫だろうか?」

ベル「守るから問題ないよ?」

ボルト「そこじゃなく、ベルが2人いることになるんだぞ?変に思われないか?」

ベル「確かに、じゃあ」
『性別反転』

ハルになった

ハル「これでいい?」

ボルト「あとはそれ…目立つから何とかしてくれ」

ハル「インフィリネーハのこと?」

ボルト「そんな名前なのか、とにかくその浮いてるやつだ」

ハル「そういえば、目立つから形状変えようと思ってたんだっけ」

ボルト「そうなのか」

ハル「学戦でこれを連れて出たからすぐバレるようになった、どんなのがいいかな?」

ボルト「確かに特徴的だもんな、和服着てこんなの持ってるのお前だけだし」

ハル「武器は私お手製だからこの世に2つしかないけど」

ボルト「あの分身が持ってるやつは?」

ハル「あれが2つ目で模造品が正しいかな?本家の半分しか効果ないやつ……と、言い張ってる」

ボルト「言い張ってるって、本物はこれってことか?」

ハル「本物は本体の方が持ってて、分身を出した時は模造品を持たせてるかんじ……よし決めためんどくさいから指輪でいいや」

インフィリネーハが光の玉に変わり、虹色の透き通る指輪に変わった

ハル「よし」

無限融合の指輪は左手の人差し指にインフィリネーハを右の人差し指に幸運の指輪は左の中指にはめてある、ちなみに今まで作ったり取ったりした物は付けたものはずっと着けたままだ、隠してはいるが

ボルト「派手だな」

ハル「仕方ないでしょ全属性が入ってるもん、これと同じようなもんでしょ」

万華鏡のような目の方だけを見せた

ボルト「それホントに見えるのか?」

ハル「見えてるよ?」

ボルト「なら問題ない、じゃあ行こうか」

ハル「じゃあまずどこ行く?」

ボルト「ここにしかないものとかないのか?」

ハル「さぁ?」

ボルト「そういえばベルが管理してるわけじゃないのか」

ハル「今はハルよ?」

ボルト「ハルだな」

ハル「特にないと思うよ?あっちの方にSSのダンジョンがあるぐらい」

ボルト「攻略は?」

ハル「暇つぶしに攻略したね」

ボルト「そうかい、じゃあ適当に歩きながら色々行こう」

ハル「はーい」

そのまま王都へ向かった

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