転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

127話 新たな邪神そしてついに正体が?

転移してきたとこは闇って感じの場所だ
 
ハル「暗い、見にくい」

レーゼ「確かにそうですね」

ハル「敬語要らないよ?」

レーゼ「あらそう?じゃあ分かったわ、そうするね」

ハル「そう、じゃあ暗いし見にくいから明るくしていい?」

レーゼ「いいよ?ね?みんな」

みんなOKした

ハル「じゃあ」
もや晴らし』
『暗いから明るいに 反転』パチン

靄が消え、明るくなり巨大な城が現れた

ハル「これでやりやすいね、あとは自由行動だから好きにしてていいよ」
(この中の1人くらい攻撃が当たらないからって敵の目の前で煽ってそう)

レーゼ「じゃあまた後でね」

ハル「はーい、私はあの城行ってくるね」

そしてハル1人になった

ハル《さて親玉の下へ行こうかな、この城のてっぺんだよね》

ピクシー《そうですね、そこにセルキアもいるようです、そしてテレス様方もいるようですね》

ハル《っ!何故!下界には分身も護衛もいるでしょ!》

ピクシー《テレス様方がトイレへ向かった所を狙われたようです》

ハル《護衛は?》

ピクシー《トイレの個室の中までは見ていなかったようでそこで攫われたようです》

オリナテレスの護衛兼護衛のリーダー〔マスターすいません、テレス様方が全員攫われてしまいました!〕

ハル〔君達のせいじゃないよ、そっちは大丈夫?〕

オリナ〔問題ありません、ですが〕

ハル〔テレス達ならこっちにいるからそっちは分身に伝えといて〕

オリナ〔わかりました、すいません〕

ハル〔あんまり自分のこと責めないでね〕
《今報告が来たよ》

ピクシー《そのようですね》

ハル《さて、どうしてやろうか》

ピクシー《殺気を押さえてください》

ハル《あ、確かに殺気で死なれちゃ困る》

ピクシー《制限も0なので余計にやばいですよ》

ハル《そうだね》

ピクシー《そもそもマスターなら何とかなるんですから》

ハル《そうだね、少し落ち着こう》

数分後

ハル《ピクシーありがとね》

この数分でハルはピクシーに感情を抑えるように説得されていた

ピクシー《いえ、これも私の仕事ですので》

ハル《なるほど、じゃあ行こっか正面から堂々とね》

城の前まで来た

門番「何者だ!」

ハル「私?あんたの上司が攫った4人の友達、通して」

門番「それは出来ん」

ハル「じゃあ死んで?」

門番らしき者はバラバラになり死んだ、そして魂は邪神達と同じ場所に封印された

ハル「さてあと23人」

そしてそこから同じ作業が22回行われ、親玉の下へやってきた

ハル「さぁて、やりますか」
《テレス達にバレたらバレただよね》

ピクシー《その時は教えて記憶を封印しておいて、正体を明かす時にとけばいいかと》

ハル《それが1番かな?》

ピクシー《はい》

ハル《しょうがないね》

扉を開け中へ入った

ハル「今回の親玉は貴様か」

ハルベルは相当キレており性別反転の言葉遣いの効果がほぼかき消されている

親玉「そうさ、俺が今回の親玉さ」

テレス「ハルさん!どうしてここに」
ミーファ「どうしてここにハルさんが?」
レミア「ハルさん!」

テレス達はハルが来たことによって泣き出した

親玉「さて、こいつらは誰かわかるよなぁ?最高神様よぉ」

ハル「あぁ間違いなく俺の婚約者だ、何が目的だよ」

親玉「俺の目的?そんなもん世界征服に決まってるだろ?だから最高神のお前が邪魔なんだよなぁ?」

ハル「俺を消すためにテレス達やセルキアを攫ったと?」

親玉「そうさ、こいつらが居ればお前も手を出せないだろ?」

ハル「そうだなぁ」
『無限結界 テレス達の周りとセルキアの周りに』
「まぁお前もテレス達に手を出せねぇけどな」フッ

親玉「どういうことだ」

ハル「結界を張ったから触れることも近づく事も出来ない」

親玉は手を伸ばしたが結界に阻まれた

親玉「そんなことも出来んのか、でもいいのか?俺が命令すればこいつらの身体が爆破するぞ?」

ハル「呪いでも掛けやがったか?」

親玉「そうさ、何も出来ないだろ?」

ハル「お前はアホか?」

親玉「なんだと?」

ハル「最高神である俺がお前なんかの弱っちぃ呪いの解除ができないとでも?」
『完全治癒 テレス達とセルキア』
{完全治癒は怪我や呪いや状態異常の死んで無ければどんな物でも治すことが出来る。レミアの持つものと同じもの}

親玉「チッこれもか、さてこれがラストか、お前たちあいつを何とかしろ」

「はい」×3

親玉の影から3人でてきた

ハル「何者だ?死にたくなければ消えろ」

影1「私達は新たな邪神様の眷属だ、邪神様の邪魔をするものは排除する」

ハル「じゃあお前たちも一緒に封印されたいのか?」

影2「出来るもんならな」

突然3人一気に消えた

すると後ろから蹴られた

ハル「意図せず攻撃をくらったの久しぶりだねぇ、ダメージ無いけど」

影1「なぜダメージが無い!」

ハル「忘れたの?私のスキル」

影1「……ハッ!」

ハル「そう、ありとあらゆるものを無効化するスキル、お前達に最初から勝ち目なんか無いんだよ」
《あの攻撃されたスキル何なの?》

ピクシー《あれは新しいスキルで相手が1人で味方が1人居ると相手に見えなくなり攻撃できる特殊スキルのようです》

ハル《なるほど、もう対処はできたよね?》

ピクシー《はい》

ハル《ありがと》
「さぁかかってきな」

そして3人は同じスキルを使い攻撃しようとしたが

ハル「残念もう対処済みだ」
『即死』

ハルに攻撃を受け止められ、その3人は倒され魂を封印された

ハル「さてどうする?邪神」

邪神親玉「直接行くさ!」

邪神が殴りかかってきた

ハル「肉弾戦が効くとでも?」

邪神「効くんだなぁそれが」

ドン

ハルが吹き飛び壁を突き破り外へ出た

ハル「何された?痛い」

ピクシー《これは不味いですね、マスターのスキル完全無効を無視して攻撃できるようです》

ハル《どんなスキルなの?》

ピクシー《あれはマスター対策でできたスキルのようでマスターへの攻撃が可能なようです、原理は不明です》

ハル《人のこと言えんけどどんなチートだよ、他は問題ないんだよね》

ピクシー《はい、完全無効が効かないだけで他は何も影響はありません》

ハル《要するに無効を突破してきたのね》

ピクシー《はい》

ハル「なら簡単さ、痛みを感じなくすればいいんだよ」
『痛みが無いに 反転』パチン

ペシペシ

ハル「よし痛くないね」

ピクシー《気を付けてくださいね、あれはマスターの不死の効果も無効化して来るので》

ハル《じゃあピクシー手伝って?》

ピクシー《何をすれば?》

ハル《ダメージを食らったら回復してくれたらいいよ》

ピクシー《わかりました》

ハル「じゃあ行きますか」
『転移 城内』

邪神「生きてたか」

ハル「お前に世界は任せられねぇからな、手加減も程々にして本気で行くかな?」

ドーン

ハルはまるで瞬間移動のように邪神の前に現れ本気(自称)の一撃を食らわせた

ハル「なかなかやるじゃねぇか邪神さんよぉ」

邪神「驚いた、ここまでとわな」

ハル「もうちょっと遊ばせろよ?」
(まぁ本気じゃないんだけど、本気でやると世界ごと無くなる)

〈一定量の怒りを感知しスキル憤怒を取得、昇華し七つの大罪へ、そしてさらに昇華し技術へ統合されました〉

ベル《あれ?まだ無かったの?》

ピクシー《そのようですね》

ハル《じゃあちょっと使ってみよ》
『七つの大罪 傲慢 邪神』
{簡単な説明 相手を強制的に跪かせ許可なく物事や喋ることが出来なくなる、少し性格が変わる}

邪神「な、何をした!」

ハル「我の許可なく喋るな」

邪神「……」

性格を変える効果が切れた

ハル「この性格が変わるの要らないな」
《消せない?》

ピクシー《出来ますよ》

ハル《じゃあ全部の消しといて》

ピクシー《わかりました》

ベル「さて、そろそろ死んでもらおうか」

邪神「……」

ハル「許可して無いから喋れないんだ、喋っていいぞ」

邪神「何をした!」

ベル「傲慢の効果?」

邪神「大罪か」

ベル「知ってるのね、もうすぐ死ぬから関係ないけど」

邪神「動けるようにしろ!」

ハル「え?嫌だけど死んでもらえる?」

邪神「解除しろ!」

ベル「うるさい死ね」

邪神はバラバラになり死んで魂を封印された

ベル「やっと終わったー」

ピクシー《マスターが遊んでなければ早く終わりましたよ?》

ベル《こんな機会無いじゃん?せっかくなら遊ばないとね》

ピクシー《そうですか》

ベル《結局回復も要らなかったね》

ピクシー《そうですね》

ベル《あのやばいスキルの対処お願いね》

ピクシー《終わってますよ》

ベル《あ、そうなんだ、さすがピクシー早いね》

ピクシー《倒した時点で終わりました》

ベル《じゃあテレス達のとこ行こ》
「みんな大丈夫?」

テレス「ベルぐんごわがっだよーー!」
ミーファ「ベルぐんごわがっだよー!」
レーゼ「ベルぐんごわがっだよ!」

ベル《なぜベル君?》

ピクシー《性別反転の効果が解除されてますからね》

ベル《あ、ほんとだ》

ピクシー《気付いてなかったんですか?》

ベル《知らない》

ピクシー《大罪のスキルを手に入れてから少しずつ元に戻りましたね》

ベル《そうなんだ、これは完全に正体バレたね》
「怖い思いさせてごめんね」

テレス「だずげでぐれだがらいいよー」

ベル「無事で良かったよみんな」

テレス「うん!」

そこから数分後みんな泣き止んだ

テレス「ベル君改めてありがとね」
ミーファ「ありがと」
レミア「ありがとう」

ベル「全然いいよ」

テレス「ところでベル君戦ってる最中にハルさんの姿からベル君になったよね、それにハルさんのこと最高神って言ってたしどういう事なの?」

ベル「はぁ……話してあげるよ、でも内緒だよ?」

テレス「うん」
ミーファ「うん」
レミア「うん」

ベル「ハルさんの正体は性別を変えた姿の俺だよ」

テレス「じゃあ学戦で一緒に戦ってたベル君は?」

ベル「あれは分身で記憶は共有されてるから本人とほぼ変わらないよ 、変わるのは強さだけでちょっと弱くなる」

テレス「そうなんだ、じゃあ最高神ってのは?」

ベル「最高神は俺だよ」

テレス「控え室で言ってた至高無限武魔闘体技創焉破虚覇王輪廻超越全能原初神って人?」

ベル「そう、それは俺の事だよ」

テレス「だからたまに神様のこと様付けじゃなかったの?」

ベル「そういう事だね」

テレス「強いのも?」

ベル「そう、最高神だから全ての生物の最高点だから強かったの、今まで隠しててごめんね」

テレス「そんなこと誰でも隠すと思うよ?」
ミーファ「確かに、突然私は最高神とか言っても頭がおかしいやつになるもんね」
レミア「私なら隠しとくね」

ベル(意外と反応薄い)
「何も無ければ本当はみんなが寿命で死んじゃったら、神界に送られてそこでこのまま輪廻に流れるか俺の眷属になるか聞いて眷属になるなら正体を明かす予定だったんだけどね」

テレス「それが早まったのね」

ベル「そゆこと、じゃあセルキア回収して帰ろっか

テレス「セルキア?」

ベル「あれ」

セルキアを指さした

テレス「誰なの?」

ベル「セルキアは創造神だよ」

テレス「この人が?」

ベル「そう、あの邪神に眠らされてるんだよ」
『言霊 起きろ』

セルキア「なんじゃ!……ここは?」

ベル「セルキアが捉えられてたとこ」

セルキア「そうか儂は攫われたんだっけか」

ベル「軽いな、さぁ帰るぞ」
〔みんな最初の場所に戻ってね〕

レーゼ〔わかったわ〕
ダレス〔わかった〕

ベル「じゃあ捕まって」

みんなベルに捕まった

ベル『転移』
「よしみんな居るね」
『転移門 神界』

みんなで門をくぐり、いつもの神界へ戻った

ベル「あの空間は壊していいの?」

セルキア「いいぞ?」

ベル「じゃあ壊すね」
『空間破壊』

跡形なく消滅した

ベル「じゃあみんな戻ろっか」

テレス「そうね」
ミーファ「そうだね」
レミア「うん」

そして4人で下界へ戻った

ベル「戻ったよみんな」

オリナ「おかえりなさいませマスター」

ベル「ただいま、じゃあ3人とも」

テレス「何?」
ミーファ「どうしたの?」
レミア「何かあった?」

ベル「さっき寿命で死んだら神界で正体を明かすって言ったでしょ?」

テレス「うん」
ミーファ「うん」
レミア「うん」

ベル「その時になったら封印を解除するからね」

テレス「どういう事?」

ベル「要するに俺の正体の事に関する記憶を一時的に封印するってこと」
『記憶を封印 正体に関する事と今回のこと全て』

そしてテレス達の記憶からベルの正体についての記憶が封印され、いつもの日常へ戻った

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品