118話 学戦の予選

ギルドを出てから時が経ち、今日は学戦の為の予選１日目だ

今回の学戦ではチームが20組出来上がった、そしてここから2日使い5組まで絞られる、この5組から観客がこの5組の好きなチームに投票し、その中から1番投票の多かったチームがシードとなる。
そして当日はこの5組から優勝者を決める

今日で10組まで絞られる

ベル《さて予選見に行こうかな》

予選も一般の人も見れるが当日決勝の方が人が多い

ピクシー《そうですね、ハルとして出るので戦略すら知りませんから》

ベル《負けることは無いけど気になるしね》
『性別反転』

そしてマーベルド王国にある闘技場へ向かった

ハル(結構人いるね)

ピクシー《今年の学戦は確実に人が多いですね、以前開催された時はこの半分くらいしかいませんでしたから》

ハル《やっぱり多いのね》

ピクシー《はい》

ハル《王女が出るからかな？……あ、そろそろ始まる？》

闘技場に入れるようになるのは5時からだが始まるのは10時だ、そしてハルが闘技場に来たのが10時前だ

ギルマス「皆様お待たせしました！まもなく学戦の予選を開始します！」

そして会場闘技場は一気に盛り上がった 

ギルマス「まずは戦うチームの決め方を説明致します、今私の元にチームの書かれた紙の入った箱があります。この中から2枚引いて出たチームが戦い勝ったチームが次へ進めます、ただし負けたらどんまい…………それでは早速第1試合のチームは自称最強チーム対ベルドチームだ！」

ハル《いきなりなのね》

ピクシー《そこはくじ引きなので運ですね》

チーム名は迷った結果付けなかったようだ、つけない場合はリーダーの名前になる

ハル《自称最強チーム初戦敗退か、可哀想だね》

ピクシー《相手側に自称ではなくほんとに最強がいますからね》

ハル《そうね、現状この会場に2人の最高神が居るから》

ピクシー《1人は分身ですけどね》

ハル《そうだけど、分身でも一応最高神の権限は持ってるし良くない？》

ピクシー《そうですか、それと学戦はたまに神々も見に来てますよ？》

ハル《暇なの？》

ピクシー《今年は確実に来ますよ》

ハル《私が出るから？》

ピクシー《はい、セルキアは来て他は神界に残るかと》

ハル《そうなのね、じゃあ流れ弾に見せかけて消し飛ばす？》ﾆﾔ

ピクシー《色々大変なことになりそうですが能力でカバーしましょうね》

ハル《その辺は大丈夫、セルキアを消し飛ばすくらいの魔法を放つと世界が吹っ飛んじゃうからね、見た目は偽装使ってファイヤーボールとか弱いのにして本当は私のオリジナル魔法の神体ノヴァ神を殺すほどの爆破を起こすでわざとセルキアがいる方に飛ばそうかなと》

ピクシー《それを無限力でやれば確実ですよ、被害に関しては完全無効結界を張れば問題無しですし》

ハル《そうね、じゃあ始まったし見よ》

{補足 神は自身より下の神なら殺すことが可能、だが自身より上は絶対に殺すことはほぼ不可能、そして神は皆自己回復のスキルを持っているためほぼ不死のようなもの}