転生して進化したら最強になって無双します

エルナ・アストル

112話 スタンピードへ向けて

王城に来て国王と面会出来るようにしてもらった

ボルト「今日はどうした?」

ベル「今日来たのはスタンピードの件です」

ボルト「あぁ、その事かそれならギルマスから問題無いと来てたが?」

ベル「それがですね、下手するとこの辺一帯が更地になる可能性があるんだよ」

ボルト「何故だ?」

ベル「ボルトはこのスタンピードの親玉は知ってる?」 

ボルト「ギルマスからはゴブリンキングかオークキングじゃないかと来てるが、それがどうした?」

ベル「今回の親玉はなんと純正龍です」

ピクシー《その言い方と表情を見ると危機感すら感じませんね》

ベルは真顔でほぼボー読みで親玉を話していた

ベル《だって雑魚だし危機感もなにもないよ》

ボルト「なに?!それはホントか!」

ベル「はい、なんせ俺が調べたので」

ボルト「一人称変えたのか」

ベル「まぁはい一応、最高神でもあり国王やってるんだから僕だと下に見られるぞ?と言われたので」

ボルト「確かにな、誰に言われたんだ?」

ベル「セルキアに言われました」

ボルト「セルキア?誰だ?」

ベル「知りません?創造神なんですが」

ボルト「創造神様はそんな名前をしてるんだな」

ベル「この世界だと名乗ってないんですか?」 

ボルト「そうだな」

ベル「そんなどうでもいいことは置いといて、気を取り直して調べた結果数は約15万弱てま魔物の種類はゴブリン系 オーク系 ウルフ系 ゴースト系 ワイバーン系 そして親玉の純正龍が居るみたいです」

ボルト「なぜ報告と結果が違うんだ?」

ベル「それは純正龍が魔物を見つからないように隠密をかけて隠してたからです」

ボルト「なるほどな、純正龍クラスじゃ人には見抜けんからな」

純正龍は基本的に人は勝てないとされている、今までで勝てたのは勇者グループだけだろう、勇者グループでもボロボロで帰ってきたらしい、なので討伐ランクEXなのだ
討伐ランクはこんな感じに表記される
上から
EX 未知数(ワイバーン複数や純正龍など)
SSS 国が滅ぶ(ワイバーン系が単体)
SS 領地が壊滅(変異種系)
S 村が壊滅(オークキングなど)
A 上級者向け(サイクロプスなど)
B 中級者向け(オークやウルフ系)
C 初心者向け(ゴブリンやラビット系)
大まかにこのような感じに別れている

ボルト「お前は今回参加するのか?」

ベル「してもいいんですが、ギルマスに最終手段として頑張ってくれと言われました、なんか他の冒険者を強くする目的があるみたいですよ?」

ボルト「そうなのか、国から兵を出した方がいいか?」

ベル「ギルマスに聞かないとなんとも」

ボルト「そうか、連れて来てくれるか?」

ベル「わかりました」
『ゲート』

ギルマス室に繋いだ

ベル「ギルマス来てください」

ギルマス「何かと思えばお前か、どこに行くんだ?」

ベル「とりあえず来てください」

そしてギルマスを連れ国王の元へ戻った

ボルト「やぁギルマス」

ギルマス「あ、国王様こんにちは」

ボルト「あぁ今は敬語は要らん、そんな事よりスタンピードの件だが兵は出した方がいいか?」

ギルマス「わかりました……ちょうど今この国にいる冒険者が少なくてな、貸してくれると助かる」

ボルト「どのくらい必要だ?」

ギルマス「出来るだけ居ると助かるな、数が数だから」

ボルト「今いる兵の4分の3をかそう、残りは国民がパニックにならないようにしてもらうか」

ギルマス「分かった、準備が出来次第西門の前まで来るよう言っといてくれ、そこが拠点になるから。それより国の方は兵がいなくていいのか?」

ボルト「その辺は大丈夫だ、リンが居るからな」

転移してボルトが座ってるソファーの後ろに来た

リン「リンです、お久しぶりですマスター」

ベル「久しぶり、ここの生活はどう?」

リン「今は何事もなくメイドとして働かせて貰ってます」

ベル「それなら問題無い、これからも頑張ってね」

リン「はい」

ギルマス「ベルドあの人は?」

ベル「リンですか?訳あってボルトの下で働いてる」

ギルマス「そうなのか、さっき国王が言ってたけどリンが居るから問題ないってのは?」

ベル「その理由はリンは今回のスタンピードを1人で壊滅させれる強さがあるからです」

ギルマス「まさかのここに今回のスタンピード停めれるやつが2人もいる」

ベル「まぁ俺よりは弱いですけどね」

ギルマス「そうなのか、そもそもなぜお前の事をマスターと呼ぶんだ?」

ベル「リンは元々刀で保持者が俺だからですかね」

ギルマス「刀?人の姿だが?」

ベル「リン刀になれる?」

リン「わかりました」

そして刀になった

ギルマス「ホントになった、こんな武器あるんだな」

ベル「あるみたいですね、詳細は察してください、ヒントは迷宮です」

ギルマス「まさかEX迷宮からか?」

ベル「俺が持ってたところでこれがあるので国王の元へ行ってるんですけどね」

インフィリネーハを指さした

ギルマス「武器なのか?」

ベル「言ってなかったっけ?」

ギルマス「知らんな」

ベル「一応全武器に変化できる杖かな?」

ギルマス「お前が創ったのか?」

ベル「まぁはい」

ギルマス「そうか」

ベル「そうです、とりあえず準備しましょうか」

ギルマス「そうだな国王様、兵のことはお願いします」

ベル「あぁ、分かった」

コンコンノック

テレス「お父様?ベル君が来たと聞いたので来てみたのですが、よろしいですか?」

ベル「テレスが来ちゃった?来るとなかなか行けそうにないので逃げますね、このことは黙っといて下さい?言ったら呪いをかけますから」小声

ボルト「わ、分かった」
(理不尽すぎる)

ベル「ギルマス行きましょう」

ギルマス「お、おう」

そしてベルドはギルマスと共にギルマス室に転移した
その後

ボルト「テレス入っていいぞ」

テレス「わかりました」

そして入ってきた

テレス「あれ?ベル君は?」

ボルト「テレスが来る少し前に帰ったよ、ギルマスに用事を頼まれたらしくてな」

テレス「そうなんですか」ショボン

ボルト「また来たら言っておくからそう落ち込むな」

テレス「わかりました、部屋に戻ってます」

そして部屋へと戻った

ボルト「テレスはそんなにベル君の事が好きなんだな」

そしてボルトは部屋を出ていった

「転生して進化したら最強になって無双します」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く