海底に沈む言葉達が這い上がって来た

山田 みつき

2

…まるで何事も無かったかの様に
時は経過してゆくばかり。

僕は、彼女にとって
又は一般的な形式上、「彼」で在り

彼女の「息子」では無いと
重々承知している。
そんな事、法廷では今の時点で認められもしない、紛れもない事実で在る。

僕が、僕自身の精神を追い詰めるかの様にして迫り狂う。

僕が
僕に向かって、鏡越しでの御体面。
きっと、贖罪を開始するので在ろう。

この文面も
言葉も

総ては「まるで何事も無かったかの様に」繰り返されるループなのだから。
貴方にしてみればちっぽけな事。

当然に、
突然に、
明るく、
君の声が聞けるかをー…

只、其れだけ。

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