エラーコード 転生に失敗しました

みらいお

EC5:ライトピクシー

木々が生い茂り小川が流れ、小動物たちがちらほら伺える林の中
木漏れ日の眩しさを感じて目を覚ます


「ここは…どこだ?」


どうやら見知らぬ所に来てしまった。
頭の中を整理して自分が刺され転送された事を思い出す。


「そうか俺は…とりあえずここを抜けよう」


林の中を彷徨っていると小さな村が見えてきた


近づくと違和感を覚える
建物が小さい
とても人間が住めるような大きさではなかった


「し、侵入者よ
と、と、と、止まれ」


命令してる割に明らかに怖がっているのが伝わった


「おっと失礼、わかったよ」


足を止め辺りを見渡す


「お、お前何ものだ」


声はするのに姿が見えない


「何ものっていきなり知らない場所に来て遭難してたんだ」

「う、嘘をつ、つくな」


突然目の前に現れたそれは、手のひらサイズの生物だった


「お、お前みたいなやつが遭難なんかするはずが…ない」


見たことのない生物に驚き呆気に取られる


「警戒しないでほしいんだけどなー
あと、そんなに怖がらないでよ
ほんとにここがどこだか分からないんだ
それに俺は君みたいな生物に会うのも初めてなんだ
君こそ誰だい?
確かに体格差はあるけど、どうして俺をそこまで怖がる?」


「ぼ、僕はライトピクシーのピグだ
む、村1番の戦士だから警備をしてたら
とんでもない魔煌がいきなり現れたから、ぼ、僕が村を守るんだ」


「ライトピクシー?魔煌?それはなんだ?」


「お前本当に何も知らないのか?
それとも僕を騙してるのか?」


「本当に何も分からないんだ」


じっと見つめるピグ
そして


「…ライトピクシーってのは魔物の中でもかなり小さいサイズの魔物さ
大抵は群で生活して、住んでる森林のケアをしているのさ
魔煌って言うのはそれさ
お前が全開で垂れ流ししてるエネルギー…」


その時村の方から悲鳴が聞こえる


「キャーーー
ゴブリンが来たわー
誰かー」


「ピーチの声だ!」


一目散に村へと急ぐピグ
俺もよく分からずに村へと急いだ


一匹のライトピクシーがゴブリンに捕まっている


「ピーチに触るなー」


ピグは持っている木製の剣でゴブリンを攻撃する
しかし相手はゴブリン
大きさも俺のひざ程の大きさがあるゴブリンには全くのノーダメージのようだ

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