エラーコード 転生に失敗しました

みらいお

EC1:新世界

2人の男が小洒落たカフェの窓際でアイスコーヒーを飲みながら座っている。

企業からの合否連絡を待つ男の名前は篠崎 純しのさき じゅん21歳身長は171cm普通体型

ピロリン♪
携帯が鳴った

「はぁ、まーたダメだった」

「どんまいどんまい、次、いってみよー」

「いいよなー蓮は内定決まってるからって他人事みたいでさー」

「だって突き詰めれば友達って他人だろ?まぁお前とは親友だけどさ」

『親友イェイ』

お調子者だが何でも卒なくこなす所謂天才型で俺より先に就職を決めた親友の伊藤 蓮いとう れん21歳身長176cm
親友というワードが出る度に2人で親友イェイと言いながら、拳を作り相手の拳と合わせるという謎の習慣が俺らにはあった。

ふとガラス越しの道路を見る純

通り過ぎた車の中にコンテナに広告の入ったトラックを見つける。

【アナザーで人生やり直そう!】

それはまるでトラックが語りかけてきたかの様に感じた。

「なぁ蓮、アナザーってどんな世界なのかな?」

「詳しくはよくわからないけど、ただ就活がダメでアナザーを選択する奴も結構いるみたいだぞ」

「へぇーそうなのか!」

「お前もアナザーに興味を持つくらい凹んでるって事か?」

笑いながら茶化す蓮は時計を見て急に慌てだす

「やっべ、彼女と待ち合わせがあるんだった!すまんな親友」

そう言って俺の分のコーヒー代も置いて急ぎ足で行く蓮。
俺は頭ではアナザーの事を考えていたが、いつもの癖で心の中で親友イェイと呟き店の出口の方へ拳を突き出す。
振り返る事は無かったが蓮も店を出る時に拳を軽く上に突き上げて出て行った。

再び外を見て車が何台が過ぎるのを見つめる

「彼女もいないし、就活は上手くいかないしなぁー。アナザーかぁ」

携帯を取り出しアナザーについて検索を始める俺はあるサイトに興味を惹かれた

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