ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女だった!?
〜第二章〜 ギルド《大鴉の尻尾》【四】
鑑定口にたどり着き、まずはマーチンさんが鑑定をしてもらう。
「では、そちらの椅子にお座り下さい、今から網膜鑑定を開始します」
青色のローブを着た鑑定士に促されてマーチンさんは椅子に座る。
鑑定士が、じっとマーチンさんの瞳を見つめている。
「終了致しました。こちらが今回の報酬、特典になります。隣の職員から受け取って下さい」
一枚の紙をマーチンさんに渡す鑑定士。
「な、なんと!リョウマくん、レインくん!私は大金持ちになったぞ!」
「え?見せて下さい」
マーチンさんから紙を受け取りレインと紙を見つめる。そこには……。
レベルアップ特典…583500000ラピス。
クエスト報酬…なし。
「え!いち…じゅう…五億八千三百五十万ラピス!」
「チートだな!」
僕の後から覗いていた大輔が半笑いに答えた。
「まぁ、お金は無いよりはあった方がいいではないか」
「ですけど、額が額ですって」
「次の方どうぞー?」
マーチンさんの後に鑑定して貰っていた桜が終わり、次に守が椅子に座る。
「サクラも結構な額貰ったのか?」
「マーチンさんには到底及ばない額だけど、二千八百万ラピス貰えたよ、お兄ちゃん」
「良かったな、お金貰えて」
皆の鑑定が終わり…皆一夜にして大金持ちになった。
「さて、鑑定が終わり、皆の懐が暖かくなったところでギルド申請に移りたいとこなのだが……その前に食事でもどうだろうか?ちょっと話したい事もあるからな」
マーチンさんの提案に皆が賛成する。
「なら、来る道に美味しそうな匂いがするレストランがあったよ!」
と、すずめ。
「なら、そこに行ってみようか」
王都グラン・カルロリムの繁華街に向かうと、いろいろな匂いが鼻を刺激する。
「ここだよ、すご~くいい匂いするレストラン」
「オシャレだなー」
「もうお腹空いたー!早く入ろ」
店内に入ると、
「いらっしゃいませー、ようこそ三ツ星レストラン・バルザッリへ!七名様ですね、こちらへどうぞ」
と、店員さんの案内で奥の大きなテーブル席に通される。
「こちら本日のオススメ、マガロガニのクリームコロッケです、良かったらぜひ」
「マガロガニ?」
「はい、この辺で取れるカニなんですが、それはそれは濃厚な味と肉厚な身とこの時期にしか食べれないカニさんなんですよ~」
「へぇー、それは食べてみたいね」
僕らは各々食べたいメインの料理と、そのマガロガニのクリームコロッケを頼んだ。
「しかし、三ツ星レストランだけあって、結構な値段を取るんだな…まぁお金はあるが!」
「マーチンさん、金持ち発言は……」
「だな、失敬失敬、しかしここは毎日来るような場所ではないな。お金はあるが節約に心がけよう」
「マーチンさんまた、金持ち発言…」
「だな、失敬」
マーチンさんと僕のやり取りに皆が笑う。
「話が変わるが……ギルド設立の件なんだが、まず最初にギルドを設立に千ラピス必要で、ギルドランクなるものがあるらしいのだが…あ、そのギルドランクなんだが、どうやらメンバー構成とギルドの功績などで上がるランクらしく。ランクが上がると高難易度クエストを請け負えるらしい。さらにギルド本部からの緊急クエストの強制や、あと月に一度奉納金も入れないと行けないらしい。ただ、こうも言っていた、デメリットばかりではなく、緊急クエストや高難易度クエストの報酬は奉納金が霞む程度の報酬らしいのでギルドランクを上げるメリットの方が大きいらしいぞ」
マーチンさんの話の途中にテーブルにきた料理を頬張りながらマーチンさんの話を聞く僕達。
「で、マーチンさんギルド名は決めたのか?まぁ、マーチンさんが決めるって何となく思っていたんだけど…」
何の肉のステーキか分からないが…ステーキにナイフを通しながら大輔がマーチンさんに聞く。
「あぁ、酒場フローラで自己紹介した時に思いついた事があってだな。ギルド名はもう決めているのだよ」
「おぉー!」
と、僕達は手を止めマーチンさんのギルド名発表にどよめいた……。
「では、そちらの椅子にお座り下さい、今から網膜鑑定を開始します」
青色のローブを着た鑑定士に促されてマーチンさんは椅子に座る。
鑑定士が、じっとマーチンさんの瞳を見つめている。
「終了致しました。こちらが今回の報酬、特典になります。隣の職員から受け取って下さい」
一枚の紙をマーチンさんに渡す鑑定士。
「な、なんと!リョウマくん、レインくん!私は大金持ちになったぞ!」
「え?見せて下さい」
マーチンさんから紙を受け取りレインと紙を見つめる。そこには……。
レベルアップ特典…583500000ラピス。
クエスト報酬…なし。
「え!いち…じゅう…五億八千三百五十万ラピス!」
「チートだな!」
僕の後から覗いていた大輔が半笑いに答えた。
「まぁ、お金は無いよりはあった方がいいではないか」
「ですけど、額が額ですって」
「次の方どうぞー?」
マーチンさんの後に鑑定して貰っていた桜が終わり、次に守が椅子に座る。
「サクラも結構な額貰ったのか?」
「マーチンさんには到底及ばない額だけど、二千八百万ラピス貰えたよ、お兄ちゃん」
「良かったな、お金貰えて」
皆の鑑定が終わり…皆一夜にして大金持ちになった。
「さて、鑑定が終わり、皆の懐が暖かくなったところでギルド申請に移りたいとこなのだが……その前に食事でもどうだろうか?ちょっと話したい事もあるからな」
マーチンさんの提案に皆が賛成する。
「なら、来る道に美味しそうな匂いがするレストランがあったよ!」
と、すずめ。
「なら、そこに行ってみようか」
王都グラン・カルロリムの繁華街に向かうと、いろいろな匂いが鼻を刺激する。
「ここだよ、すご~くいい匂いするレストラン」
「オシャレだなー」
「もうお腹空いたー!早く入ろ」
店内に入ると、
「いらっしゃいませー、ようこそ三ツ星レストラン・バルザッリへ!七名様ですね、こちらへどうぞ」
と、店員さんの案内で奥の大きなテーブル席に通される。
「こちら本日のオススメ、マガロガニのクリームコロッケです、良かったらぜひ」
「マガロガニ?」
「はい、この辺で取れるカニなんですが、それはそれは濃厚な味と肉厚な身とこの時期にしか食べれないカニさんなんですよ~」
「へぇー、それは食べてみたいね」
僕らは各々食べたいメインの料理と、そのマガロガニのクリームコロッケを頼んだ。
「しかし、三ツ星レストランだけあって、結構な値段を取るんだな…まぁお金はあるが!」
「マーチンさん、金持ち発言は……」
「だな、失敬失敬、しかしここは毎日来るような場所ではないな。お金はあるが節約に心がけよう」
「マーチンさんまた、金持ち発言…」
「だな、失敬」
マーチンさんと僕のやり取りに皆が笑う。
「話が変わるが……ギルド設立の件なんだが、まず最初にギルドを設立に千ラピス必要で、ギルドランクなるものがあるらしいのだが…あ、そのギルドランクなんだが、どうやらメンバー構成とギルドの功績などで上がるランクらしく。ランクが上がると高難易度クエストを請け負えるらしい。さらにギルド本部からの緊急クエストの強制や、あと月に一度奉納金も入れないと行けないらしい。ただ、こうも言っていた、デメリットばかりではなく、緊急クエストや高難易度クエストの報酬は奉納金が霞む程度の報酬らしいのでギルドランクを上げるメリットの方が大きいらしいぞ」
マーチンさんの話の途中にテーブルにきた料理を頬張りながらマーチンさんの話を聞く僕達。
「で、マーチンさんギルド名は決めたのか?まぁ、マーチンさんが決めるって何となく思っていたんだけど…」
何の肉のステーキか分からないが…ステーキにナイフを通しながら大輔がマーチンさんに聞く。
「あぁ、酒場フローラで自己紹介した時に思いついた事があってだな。ギルド名はもう決めているのだよ」
「おぉー!」
と、僕達は手を止めマーチンさんのギルド名発表にどよめいた……。
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