ソシャゲの相棒(♂)は異世界転移したら美少女だった!?
〜第一章〜 最後のアップデート!【三】
放課後、ファミレスで昼休み、屋上で見た情報を、今やEIの熟練プレイヤーになりつつある、守と大輔と話し合っていた。
「今日の二十時か、また随分微妙な時間だな?」
そう。大輔が言う通り、更新される時間帯がいつもの時間帯じゃないのだ。
大体ゲーム内が混雑する時間帯は十八時~深夜二時くらいだろう。
なので普段は朝方に更新されることが一般的だ。
それだから、今回のアップロードは特別急いでいるようにも感じられるのだ。
「急いで更新する割には更新内容、スキルだけって薄いよなぁー」
そう答えながらジュースを飲む守。
「だよなー、しかもあんまりちゃんとした情報も載ってないしな…」
「まぁ、二十時にログインしたら分かるんだろうよ?二人ともインするんだろ?」
大輔に聞かれて、僕と守は、もちろん!と答える。
そんな会話をし、久しぶりに三人でEIを楽しんだ。
「ただいまー!」
「お兄ちゃんおかえりー。ご飯は?」
「桜すまん、ファミレスで食べてきちゃった…」
僕はそう言いながら手を合わし桜に謝った。
「連絡ぐらいしといてくれたら良かったんだけどなぁー?ねー?お兄ちゃん?」
「ごめんなさい。今度チーズケーキでも奢ります」
「仕方ないなぁ~、しょうがないなぁ~♪」
桜の機嫌を取ったあと、僕は着替えをしようと自室に戻った。
只今の時間…十七時二十分。
(まだ二十時まで時間あるな?風呂でも行くか…。)
お風呂から上がると今で桜がソファーに寝そべりながらスマホを弄っていた。
「桜、そろそろEIの更新くるよ?」
「あ、そうなの?なら今から、すずめちゃんも誘ってお兄ちゃんの部屋に集まる?」
「あぁ、いいよ。じゃあ、すずめにも声掛けて来るよ?」
僕らは最近この様に僕の部屋に集まってEIをする事が多い。
夜中に女の子が家に来るってのも、普通なら考えられない事だけど、隣に住んでいるすずめはほぼ隣の部屋って感覚になってしまってる。
「すずめー、起きてる?」
僕はすずめの部屋の窓をコツコツとノックする。
「こんばんわ!大丈夫だよー。涼ちゃんの部屋?」
「うん、二十時の更新見てから、二人と遊ぼうかと」
パジャマ姿のすずめが、オッケー!マークを作る。
十九時五十五分…。
僕の部屋に集まった、二人と更新のスキルなどについて話し合ったり装備について話し合ったりしていたら結構いい時間になっていた。
「よし、そろそろかな?」
「だね、お兄ちゃん!」
「そろそろログイン出来るかな?」
僕らはEIにログインする。
更新アップロードして、準備万端!
カタカタカタ……………。
更新アップロードが終わると同時に部屋に変な音が聞こえる。
カタカタ……ガタガタガタ!
「うわ!じ、地震!」
「涼ちゃん!」
「お兄ちゃん!」
二人が僕の腕にしがみつく。
ガタガタガタ……ドン!
ドン!と大きな音がした後僕らは真っ暗闇に襲われ、そこから意識を失った………。
「今日の二十時か、また随分微妙な時間だな?」
そう。大輔が言う通り、更新される時間帯がいつもの時間帯じゃないのだ。
大体ゲーム内が混雑する時間帯は十八時~深夜二時くらいだろう。
なので普段は朝方に更新されることが一般的だ。
それだから、今回のアップロードは特別急いでいるようにも感じられるのだ。
「急いで更新する割には更新内容、スキルだけって薄いよなぁー」
そう答えながらジュースを飲む守。
「だよなー、しかもあんまりちゃんとした情報も載ってないしな…」
「まぁ、二十時にログインしたら分かるんだろうよ?二人ともインするんだろ?」
大輔に聞かれて、僕と守は、もちろん!と答える。
そんな会話をし、久しぶりに三人でEIを楽しんだ。
「ただいまー!」
「お兄ちゃんおかえりー。ご飯は?」
「桜すまん、ファミレスで食べてきちゃった…」
僕はそう言いながら手を合わし桜に謝った。
「連絡ぐらいしといてくれたら良かったんだけどなぁー?ねー?お兄ちゃん?」
「ごめんなさい。今度チーズケーキでも奢ります」
「仕方ないなぁ~、しょうがないなぁ~♪」
桜の機嫌を取ったあと、僕は着替えをしようと自室に戻った。
只今の時間…十七時二十分。
(まだ二十時まで時間あるな?風呂でも行くか…。)
お風呂から上がると今で桜がソファーに寝そべりながらスマホを弄っていた。
「桜、そろそろEIの更新くるよ?」
「あ、そうなの?なら今から、すずめちゃんも誘ってお兄ちゃんの部屋に集まる?」
「あぁ、いいよ。じゃあ、すずめにも声掛けて来るよ?」
僕らは最近この様に僕の部屋に集まってEIをする事が多い。
夜中に女の子が家に来るってのも、普通なら考えられない事だけど、隣に住んでいるすずめはほぼ隣の部屋って感覚になってしまってる。
「すずめー、起きてる?」
僕はすずめの部屋の窓をコツコツとノックする。
「こんばんわ!大丈夫だよー。涼ちゃんの部屋?」
「うん、二十時の更新見てから、二人と遊ぼうかと」
パジャマ姿のすずめが、オッケー!マークを作る。
十九時五十五分…。
僕の部屋に集まった、二人と更新のスキルなどについて話し合ったり装備について話し合ったりしていたら結構いい時間になっていた。
「よし、そろそろかな?」
「だね、お兄ちゃん!」
「そろそろログイン出来るかな?」
僕らはEIにログインする。
更新アップロードして、準備万端!
カタカタカタ……………。
更新アップロードが終わると同時に部屋に変な音が聞こえる。
カタカタ……ガタガタガタ!
「うわ!じ、地震!」
「涼ちゃん!」
「お兄ちゃん!」
二人が僕の腕にしがみつく。
ガタガタガタ……ドン!
ドン!と大きな音がした後僕らは真っ暗闇に襲われ、そこから意識を失った………。
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