君の瞳の中で~We still live~

ザクロ・ラスト・オデン

第一章登場人物まとめ

※第一章ネタバレを含みます。


覚元和仁かくもとかずひと18歳 志田高校3年生
高校一年生の時、とあることがきっかけで昏睡状態に陥り、2年間眠っていた。目が覚めると記憶をほぼ失っており、気力もわかない。
2年前に親友、似非怜治を失っている。似非怜花に記憶を思い出してくれと言われるが……?
第一章中盤にて、記憶喪失と、気力の無さは、二上、世津、大参により、忘却の術と排除の術をかけられたことによるものだったことが判明。
第一章最後で、封じられていた能力がやや解放される。アサシンいわく、彼がいなければこの街は救えないというが……?
どうやら「家族が皆死んでいる」ようだ。
好きなもの 鮭おにぎり、緑茶
誕生日 7月16日
能力 「神の目」赤い右目は身体を、青い左目は精神を操る。神の一部「観測不能アンオブザーバブルタイム」世界の欠片を使用する。世界の欠片を相手に突き刺すことで、時を遅くすることが可能。自分の中の時を止めることで、一瞬のうちに長いあいだ考えることができるなど、応用もいくつか可能。だが、世界には使えないらしい。


似非怜花えせれいか15歳 志田高校1年生
今年入学した、覚元の後輩。綺麗なみつあみ、穏やかで清楚な、一輪の花。この物語に女が少ないから、かなり貴重。
2年前に、兄、似非怜治を失っている。兄の死の真相が知りたく、どうしても和仁に記憶を思い出して欲しいようだが……?
アサシンと、和仁に記憶を思い出させるために手を組んでいる。どこかアサシンに強気な態度、そして、責め立てるような発言。二人の間に何が……?
好きなもの 花
誕生日 秋頃


アサシン 本名不詳、年齢不詳。
白髪、赤い目、黒いマフラー、黒いタンクトップ、白い短パン、裸足。煙になれるその体から、人間ではないことがわかる。
排除の術をかけられると、完全にその場所に立ち入れない。しかし、体内に入ることで内側から結界を割ることも可能。
だが、和仁がアサシンを体内に入れていたことを、大参は驚いていたが……?
どうやら、大参とは昔何かあったようで。二上、世津の名前も知っている。
怜花とは古くからの知り合いのように話しているが……?
謎の多い人物。だが、怜花いわく「怜治と顔がそっくり」らしい。
和仁は「おそらく、俺の能力以外は全て知っている」
謎の少女と話すこともあるが、その際に出た「左手」また、大参も「左手」に関することを言っているところから、左手に何かあるようだ。
能力「神の目」能力は和仁に同じ。神の一部、左手に関してはまだ不明。


大参孝人おおみたかひと30歳 志田高校地学基礎教師
常に白衣を来て、それを半袖まで折り曲げている。おっちょこちょいで、ニコニコと笑う優しい性格。
家族を失い、身寄りのない和仁を何故か引き取った。しかし、その裏には……
忘却することは、生きる上で大切なことだと語る。苦しみがあると、生きていくのが苦しい、だから忘却するとのこと(簡略化)
そのため、神主が使うはずの、忘却の術を使用していたらしい。しかし、どうやって。
第一章のボスのような役割として配置。しかし、彼自身にはまだ謎が多く、アサシンとの関係や、何故神の目を手に入れたかが明らかになっていない。
過去に忘却したい何かがあったようで……?どうやら「アサシンでも敵わない」らしい。
能力「神の目」能力は和仁に同じ。神の一部「音速」その名のとおり、音速で動くことを可能にする。ちなみに仕組みは、身体を操ることで、音速まで動き耐えられるよう強化し、精神を操ることで、音速に意識がついていけるようにする(説明は必要ないが、こういうシステムなんや)
好きなもの 科学、主に地質学。
誕生日 冬頃 嫌いな季節 夏


世津達見せつたつみ30歳 物理学教授
常に白衣を着て、黄色いシャツに黒いネクタイ、黒縁メガネの物理学教授。平行世界などのSFを科学で解明しようとする。論文を著書として出版していたりする。科学に通ずるもので、知らないものはいない。
和仁の記憶に関する先生であり、常にデータをつけている。たまに大参に会いに来るが……?
大参、二上との関係にはまだ触れられてない部分があり、謎である。電話では、誰かに和仁の状況を報告しているようで……?
ラプラスの瞳、など能力に関してもまだ謎がある。どうやら和仁の記憶を忘却するにあたって、二上、大参とは意見が違う。
能力「ラプラスの瞳」謎があるが、世界の欠片に関係するらしい。
好きなもの 科学で解明できないこの世の真理。
誕生日 冬頃


似非怜治えせれいじ享年16歳
和仁が高校一年生の時の親友。そして、似非怜花の兄。どうやら「ある事の真相に、誰よりも近づいた」らしい。
墓石にいちごミルクをかけてくれ、などいちごが大好き。だが、墓石のことを考えていたことを見ると……?
好きなもの いちご関係全部 命日 8月28日




その他、名前のみの登場
二上ふたかみアサシン、世津、大参がその存在を知っている。二上町という町や、フタカミサマという存在など、その人物が関わっているのではないか、というものが多々存在する。
アサシンいわく、二上神社神主。術をかけられるらしいが、下手くそで、どうやら奥さんの方が才能があるとかなんとか……


死神しにがみ言及はされていないが、似非が戦いを挑み、和仁が仇を取った相手。2年前の和仁の考えでは、殺したくはなかったらしい。


日和ひより大参にとって大切な相手とされる。アサシンもその存在を認知している。また、和仁はその名前を聞いた衝撃で、倒れている(というよりかは、もうひとりの自分に意識を沈められた)
14年前を知るより、まずは2年前を知ることが先らしい。


もうひとりの和仁 口調がやけに穏やかな、和仁。水と関係があるのか、常に心の中の、水中にいる。未来をまるで知っているかのような素振りを見せる。
正体は「時を越えた未来の和仁」目的は、和仁の人生を少しでも動かすことだったようだが、和仁、つまりは自分自身に平行世界の可能性がないことに気づき、本来歩むべき人生へと道しるべをすることになった。
能力の開放など、アサシンより手助けになることが多く、アサシンより有能。しかし、何故時を超えているのか、何故水中なのか、など謎は多い。
世津いわく「意識が時を越える」とのこと。世津の口調が厳しくなるところなどから、世津からはよく思われていない様子。
アサシンも、自分自身に飲まれるとは、というところから、ひょっとしたら一番危険なのかもしれない。


話しかけてくる謎の人物 一人称は「僕」和仁を「お兄ちゃん」と呼ぶ。アサシンが「侵食されてんなぁ」というあたり、有害だが、取り除く手段は無さそうだ。




第二章 簡単予告


記憶を着々と思い出していく和仁。記憶を思い出すたびに、和仁は切っても切り離せない「二つの事件」に衝突する。事件の真相に近づいていく中、2年前には気付かなかったものに、気づいていく……
「やはり、世界の欠片は、使うべきじゃないんだよ。和仁」



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