エルフの美少女が俺の家に不法侵入してきた!?

ノベルバユーザー307680

彼女の願い2

『あの、もう一度言ってもらっていい?』
『私は青春ってやつをしてみたい!』

青春が…してみたいのかー
青春?
青春がしてみたいってどういうことだ?
てか、青春ってなんだよ
友達と楽しく過ごすとか、
異性と付き合うとか…かな?
確かめるべく俺は聞いてみた

『つまり、お前はリア充になりたいの?』
『まぁそんな感じかな~』
『なら、他の人に頼んだ方がいいんじゃね?俺みたいなぼっちじゃなくてさ』

そう、俺はこいつをリア充にさせられるくらい交流関係が広いわけでもない

『そうなんだ…』

そうそう分かってもらえたー!
これで帰ってくれるかな?

『でも、私には、ぼっちじゃなくてぼっちのように過ごしてる風に見えたんだけど』
『どういうことだ?』
『ようするに、ビジネス陰キャってやつでしょ!』
『……!』

そうかもしれない…
いや、確かにそうだ
いつ死ぬか分からなかったから俺は周りとあまり関わらないようにしていたからな
けど、こいつそれに気づいたのか?
昨日あったばっかなのに…
こいつ本当は、頭良かったりして

『確かに俺は、自分から周りに関わらないようにしてたけど、友達が少ないってのは本当だからな!』
『でも、そういう人ってクラスのことに詳しいでしょ!ぼっちの人は大抵、人間観察が趣味って言うし!』
『否定は…できない』

でも、しょうがないだろ、1人なんだから
話す人がいないから、周りの人を観察したりはするし、女の子の胸を永遠に観察することもある
まぁ、だから大体の大きさは見ただけでわかるようになってしまった!
大昔から、男なら誰でも望むと言われるこの力!(ソースは俺)

『だから、あなたに頼みたいの』
『分かったよ
これくらいで恩返しになるなら軽いもんだからな』
『ありがとう!では、私の手を握ってください!』
『なんで?』

こいついきなり何言ってんだろう?
いきなり過ぎたから俺はびっくりしてしまった
女の子とろくに手も繋いだことがないのに…
童貞なのに…

『パートナーの契約を結ぶの!
一緒に私の願いを叶えるんでしょ?』
『お、おう…』

まぁいいだろう
手を握るくらい童貞の俺でも余裕だからな!
ほんとだぞ!
ゆうじならできるもん!
そんなことを考えながら相手の手を握った

『これからよろしくね!裕司』
『いきなり呼びすてかよ!』

こいつ本当礼儀知らずだな!

『パートナーだからいいでしょ!あんたも私を下の名前で呼んでね』
『まぁ…いいか
よろしく!恵』

俺の病気を治してくれたし、やってやるか!
こいつを俺がリア充にすればいいだけだからな

『あ、そうそう
今日から私もここに住むから!』
『え、なんで?』
『パートナーだからあたりまえでしょ!
あと、遅刻するからいい加減着替えなさいよ!』
『まじ…かよ』

突然なことで俺は理解するに少し時間がかかった


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