エルフの美少女が俺の家に不法侵入してきた!?

ノベルバユーザー307680

少女との出会い

眩しい光によって目が覚めた
いつもと変わらない朝
身体のいたるところが痛い
医者から、もう長くはないと言われてから2週間がたった
いつもと変わらない天井
いつもと変わらず鳴る目覚まし時計
いつもと変わらない布団の感触

変わらないことばかりですごく腹が立つ
そんな俺、立花裕司(たちばなゆうじ)は不治の病をかかえている
自分の身体が自分のものでは無い感覚がするこの病気は現代の医学じゃ治すことが出来ないらしい

なぜ苦しんでまで生きないといけないのだろう?
なぜ楽に死なせてくれないだろう?
そんなことを考えながら制服に着替え、朝食を食べるため1階へ降りた
いつものように食卓には妹の一希(いつき)と母が既に朝食をたべていた

『お兄ちゃん遅い!私が起こしに行ってから10分も経ってるじゃん』
『俺は目覚まし時計に従っただけだ』

文句を言う一希を軽くあしらって俺も朝食を食べ始める
妹は俺が病気であることを知らない
母から一希に言わないで欲しいと言われたからだ
だから一希はいつも通りに俺と接してくれる

そんないつもと変わらない朝食の後学校へ行くために玄関へ向かった

靴を履いていると一希も隣に立って靴を履き始めた
すると突然一希が言ってきた

『お兄ちゃんもっとシャキッとしてよ
生きているのに死んでるみたいだよ』

俺は無言で頷き一希と一緒に家を出た
いつもと変わらない通学路を歩きながら学校へと向かう
途中で一希と別れて俺も自分の学校へと向かった

校舎の中へ入って自分の教室へと入った
自分の席に着くと話す人もいないので窓の外を眺めることにした

ホームルームが始まる時間になり先生が入ってきた

『みんな席に着いてくれみんなに大事な知らせがある』
ドアを後ろ手に閉めながら先生が言った

大事な話しが気になったので先生の方を見て話を聞く体制に入った

『突然だが今日転校生が来ることになった』
本当に突然な先生の話で教室がざわざわし始めた

『入っていいぞ!』
先生が言うと一人の女の子が入ってきた
その女の子はものすごく可愛いかった
身長は平均的な感じで髪型はショートだった
そのせいでまたクラスがざわざわする

『では、自己紹介をしてくれ』
先生に言われてその子は自己紹介を始めた

『今日からこの学校で勉強をする湖川恵(こがわめぐみ)です
よろしくお願いします』
クラスの男子が騒ぎ始める

『やべー可愛いすぎる!』
『天使だ!天使がやってきた!』
『俺このクラスで良かった!』
などと口々に言い始め興奮していた

自己紹介が終わった女の子は先生に指示された席に座る
俺の斜め後ろの席だった
その子が俺の横を通った時ばっちりと目線があった

なんでか分からないが
その子の目は俺が二週間前のあの時から鏡に映る自分の目にすごく似ていた

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