女神様の使徒として異世界へ

ノベルバユーザー248253

旅立ち

「集まったのはクラスの半分か、まぁ仕方ないか誰だって死ぬかもしれないところに行きたくないよな」

(はぁ?おかしいだろ、強い奴と戦えるかもしれないんだぜ、普通は行きたいもんだろ)

「おかしいのは、お前だよ」

(なんでだよ、普通は強い奴と戦いたいもんだろ)

「それはお前だけだ、この戦闘狂」

こいつにはいつか普通とは何なのか教えてとかないとな

「レイジ君、何一人で喋ってるの?」

「 ︎、なんだ早乙女さんか急に話しかけてきたから驚いちゃったよ」

「驚かせちゃたみたいだね、ごめんね
でも、レイジ君一人で喋ってたから心配になっちゃって」

そうか、アレスの声は俺しか聞こえないのか、たしかに一人で喋ってたら心配するわな

「大丈夫だよ、ちょっと考えごとしてただけだから」

「そうなの?……ねぇ、レイジ君も行くの魔王を倒しに」

「そうだよ、あまり力になれないけどここでじっとしてるよりはましだから」

「でも、レイジ君って多分戦闘職じゃないよね」

「どうして、そう思ったの?」

「否定しないんだ」

「まぁね、それでどうして俺が戦闘職じゃないって思ったの?」 

「だって、レイジ君いつも訓練場にこないから、だから戦闘職じゃないのかなって思ったの」

「うん、早乙女さんの言うとおり俺の職業は鑑定師で戦闘職じゃないよ」

「なら、何で魔王の戦いに行くの。戦闘職じゃないなら危ないよ」

女神様のお願いで他の勇者を助けに行くためと邪神を倒すためとは言えないからなー、仕方ないさっき言ったことを言っておくか

「さっきも言ったじゃん、ここでじっとしてるよりはマシだからって」

「でも……ううん、レイジ君が決めたことなんだよね、ここで待ってるって考えはないんだよね」

「そうだよ」

「それなら仕方ないよね。でも、危なくなったら逃げてね」

「わかったよ」

なんとか変に思われずにすんだかな

それにしても、今度からアレスと話すときは気をつけよう

(それにしても、レイジお前モテてるな~
彼女だろさっきの子)

「違うよ、ただの友達だ」

(へえー)

こいつ、信用してないな

まぁいいか、それよりもこれからどうするのか気になるな

(おっ!誰か昨日の偉そうなおっさんが出てきたぞ)

「おい、一応王様なんだからおっさんはないだろう」

(そんなことは気にするなよ、それよりも話し出したぞおっさんが)

まったくこいつは、王様をおっさん扱いか、口が悪いなーって確かこいつ魔王だったみたいだしあまり言えないな

「集まってくれて感謝する勇者達よ
どうか魔王を倒しこの世界を救ってきてくれ」

「お任せください、必ず魔王を倒してこの世界を救ってみせます」

おー、真也君すごいわーあんな恥ずかしいセリフを良く言えるなー

「では、これから勇者様達はここから南の国にあるサウス国に行ってきてくれないか」

「王様、サウス国に何かあるんですか?」

「実はな、その国にお主達と同じ勇者達がいるみたいなのだ」

「僕達以外にもこっちに召喚されてきた人達がいるんですか」

ララ様がそのうち分かるって言ったのはこれのことか、それにしても周りのみんな驚いてるな。まぁ、無理もないか自分達以外にも召喚されてる子がいたんだからな

「そうじゃ、だからその国の勇者と会って一緒に魔王を倒してきてくれ」 

「分かりました、ではそのサウス国に向かいます。ですので、ここに残っている勇者達をよろしくお願いします」

「うむ、わかった。ここに残る勇者達はちゃんと保護しよう。だから、この世界を頼むのじゃぞ」

そう言って俺たちはこの国を出てサウス国に向かった


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